公立中学や中堅私立の多くの子供の一生懸命とは?

成績が悪い生徒の言い訳、「一生懸命やりました」

昨日のツイッターの件「中学で落ちこぼれる子供の典型」の続きです。

こういう小学生が中学生や高校生になると、テストで漢字や社会のおぼえれば済む問題をことごとく間違え、塾で何度も繰り返し学習した数学や理科の頻出問題をことごとく間違え、英語の基本問題に時制も人称も考えなしに答えてことごとく間違え、「一生懸命やりました。」って言いだします。こういう生徒は、漢字や重要語句をおぼえるのに教科書などをボ~っと眺めるだけで、1日経つと忘れます。「この漢字はこうなっていて・・・」とか「この重要語句はこういう意味で」とか頭に刻み付けながら書き取るなんてしないんです。英語や数学でも、間違えた問題を見直しもせずに〇✖を付けて正解を書き写すだけです。

学校や塾では、こういう生徒を一生懸命にフォローすることはありません。キチンと頑張ってくれる生徒がいて彼らが進学実績を出してくれるのですから。こういう生徒を一生懸命に矯正しても無駄なことが多く、おまけ三流大学から必死に2流大学に底上げしたところで学校や塾の宣伝にはなりません。みなさん○○大学××人という宣伝ばっかり見て学校や塾を選ぶわけだからです。だから、「一生懸命やりました。」と言えば、「次頑張ろうね!」で放置されます。

その学校や塾では親に厳しい意見は伝えません。「じゃあ、何とかしろ」とブーメランを食らうだけだからです。だから、子供のテストの得点を聞くだけで、ノートやテストの答案を見て「こんなことになっているのか!」と分かっていない親は「一生懸命にやったのに・・」と言う言葉に騙されるのです。

「一生懸命頑張ります!」と言っていればいい子供は、どこに行ってもそう言いだします。

ミドリゼミでは通用しませんよ

ミドリゼミでは、その一生懸命やりましたをキチンと見極めます。毎日私自らが教えているので、毎日ノートをチャックしてどんなことをしているのか観察します。テストでは答案を私が直接見てどういう間違いをしてきたのかチェックします。そうして、子供の「一生懸命やっています」を見極めます。

大抵は、「問題を解いて〇×つけて、正解を書き写して終わりのような怠けた学習をするなって何回言わせるの! この問題はなんで間違えたか説明してみろ!」と塾で叱られることになり、テストでは「漢字や重要語句をあれだけおぼえさせたのに、これだけ間違えて来るってどういうこと?おぼえられないの?それとも、「こうなっている」ときちんと考えながらおぼえる気はないの? 適当に「面倒くさい」と思いながらやっているからこんなことになるんじゃないの?」と詰めます。すると、生徒は「そうです。おっしゃる通りです。これからはキチンとします。」と降参します。

こういう生徒の「一生懸命やりました」と言うごまかしは、ミドリゼミでは一切通用しません。

でも、親が負けているなら現状は買えられません

でも、こういう子供は家に帰って「一生懸命やっているって言ってるのに、聞いてくれへんねん。」と親に言います。でも、毎月報告書も出し、必要であれば電話でもお話ししているのに子供が嫌だというと、こういう子供を育てる親はそれに負けてしまいます。

こういう親ほど、ここまで塾で説明して、「実際のノートやテストを見て、お子さんの一生懸命がどんなものか考えてください。」と言っても、子供の「イヤヤ~」に負けるのです。

だからこういう子供に育っているんです。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。