高校の学習で大切なこと/自己承認欲求が大切
このチャンネルがベストです。
こんな見事な授業をする教師や講師いますか? youtube上には、難問を得意げに解いて承認欲求を満たしているようなチャンネルは多くあります。でも、クオリティは高くても、そんなものはほとんどの高校生が見ても役に立たない。
一方で、予備校やベネッセなどが提供している動画もありますが、無料の学校の授業のライブ配信みたいなもので見る価値などありません。そもそもクオリティが低い。
やはり、自己承認欲求という自主的な欲求は、仕事という受動的な行動よりクオリティが高くなるんでしょう。
理数系分野でこういうチャンネルは珍しいです
でも、「難しい問題を解けるオレはエライ」ではなく「分かりやすく説明できるオレはエライ」の方向に自己承認欲求を持っていけるプロは少ないです。特に理数系の解説では少ない。歴史なんかの解説では多いんですけれどもね。やはり、この辺が理数系の人間の資質で、数学や物理の授業が分かりにくい原因でもあると思うんですよ。
ともあれ、自己承認欲求から行うおふざけ半分の行動が義務感から行う仕事よりクオリティが高くなるのは明確です。この辺りが最先端の分野でも社員に求められることで、だからグーグルなんかはアミューズメント施設のような研究棟を作っているんじゃないでしょうか。逆に日本の村組織の企業では一番欠けている点です。
学習でも一番大切なのは自己承認欲求
学習も仕事も同じですよね。高いクオリティを望むだけでは努力の維持は続かない。やはり、人に自慢できる点数を取ろうとか、人から羨ましがられる大学に行こうとか、人に自慢できる地位に就きたいとか、そういう自己承認欲求のモチベーションなしには努力は続かないんです。
だから、このモチベーションがない人種は、親や塾から圧をかけられ少しの間頑張っていい成績が取れても、慢心しズボラに逆戻りし、その次のテストではまた酷い成績を取って、上がったり下がったりを繰り返すだけです。自己承認欲求の薄いこういう人種に、いくら「いい大学に行けば・・」とか煽っても暖簾に腕押しですから、出来ることは圧をかけることだけです。
でもね、こういうダダボラな奴に圧をかけ続けることなんか、やってる方が疲れてきてできないですよ。子供が一人か二人のお母さんでも音を上げたくなるでしょ?そういう人種が多数混ざっている学校や塾なんかじゃあ、軍隊的な暴力組織でもないことにはムリですよ。
動物として、群れの中で少しでも上位に行きたいという闘争本能こそが「努力できる遺伝子/グローバル化・中流没落が生む選民思想」の本体かもしれません。この遺伝子がないダダボラな奴に「頑張る意義」を説得することなんか無理です。自己承認欲求なんか、そもそも理解できないんですから。理解できる遺伝子がないんですから。
大学受験までの道のりは長いです。内容も難しい。それを乗り切るには、我慢だけでは無理です。「人から認められたい・」「人の上に行きたい。」「オレはエライんだ。」という自己承認欲求が濃い生徒以外は続きません。