化け物たちのピアノ/圧巻のロシア編
音楽とは格闘技である!
この曲のカデンツァには2種類あって、オッシアという重和音まみれのカデンツァを弾いています。
結論:ピアニストは体が資本/体重100kgが基本
どの演奏も魂が持っていかれるほど素晴らしい。
例外:イタリアの痩せっぽち
この演奏も凄いです。複雑で速いフレーズでも音が全く重ならない。重音や重和音は音の出だしもボリュームも寸分の狂いもないから単音に聞こえる。だから、 音の出しから消えるまで、すべての音がクリアでブリリアントに聞こえる。こんなピアノを弾くのは、後はリヒテル、それにプレトニョフくらいしか知らないが、やはりポリーニが頭一つ上だと思う。
この体格で、こんなピアノを弾いていたから、無理がたたって故障したんじゃないんか・・・?


