秋の音楽2

豊饒な金色の音の平原/成熟の限りを尽くした音楽

私が一番秋を感じる音楽は、実はコレなんです。この音楽以降、ベートーベンの音楽は老いを迎えて行きます。素晴らしい老いなんですけれどもね。

のだめと違って、こっちは最初から立ってるで。しかも指揮者までおれへん。・・・ipodの楽譜といい、流行り感満載ですな。もちろん演奏スタイルもです。もはや古楽器による演奏は古い。モダン楽器のダイナミックさに古楽器の奏法を取り入れたアプローチが今の主流です。

下の名門オケに比べたらアンサンブルが不正確で大雑把で甘いです。演奏自体は「ピリオド奏法取り入れました」ってだけでオーソドックスで格好ほど新しさはありません。「音楽の勢い」を前面に押し出した演奏。

フルオケでも、こんな感じ/凄いと思います

アンサンブルに特徴をつけて新しい響きを出そうとしている。アーノンクールと似たアプローチ。フルオケでこんなアプローチを、名門オケがこんなとんでもない精度でし出したら、その辺の室内管弦楽団なんかまるっきり歯が立たない。日本にもこんなオケがあればなぁ・・・・

素晴らしい老いの一端

私、このジジイの下手くそなベートーベン大好きなんです。この演奏はCDになっています。

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