野球も勉強も同じだと思います/修羅場の経験のない生徒は伸びない
塾に行けば、勉強方法さえ教えてもらえれば成績が上がると思っているお母さん、よくご覧ください
失敗しても、それほど良い学校に進めなくても、中学受験組が小学校時代に何もせずに公立中学に進んだ生徒と比べて大きな学力差があるのは、基礎学力のトレーニングのせいだけではないです。テスト前、肝心な時に踏ん張れるからです。「中学受験をした生徒としていない生徒の差/埋められないほど大きい」「中学受験を利用して基礎学力を身につけよう!/指導不可能になっている公立中学の半数の生徒」
塾でも、「テスト前に詰めるからな! テスト終わったら遊んでエエから、少しだけガンバれ!」と言おうものなら、嫌な顔をして、「家でやることがあるから塾休みます」と親に電話をかけて来させる子供など、絶対にダメです。勉強以前に、そんな根性で、すべてのことにおいてどないもなるかい!「成績が悪い生徒程テスト前に塾を休む」・・・また、そんな子供の尻馬に乗って電話をかけて来る親・・・今まで何回騙されてきたんや? この親にしてこの子ありです。遺伝って怖い病気なんです。
決して、時代錯誤を言い始めるような年代のオジサンたちが言っていないところが大事なことです
もちろん根性論だけではなく、コーチングの重要性も語っていますよ! 何しろ、日本でも大リーグでも一流だった方と日本で超一流のコーチでアメリカにコーチとしていく方の対談です。「理不尽なトレーニングはダメ。」とは言っていますが、「技術=勉強方法さえ教えてもらえれば・・・」なんて安易な解決は言ってません!!
テスト前に塾を休む子供って、1冊の問題集を出来るようになるまで追い込まずに、できるところだけをやり飛ばして「勉強しました!」って言います。そして「勉強しました!」を見せかけるために、同じような問題集を出来るところだけやって積み上げて行って「これも、それもやりました!」って自慢します。楽な学習に逃げて、できるようになろうとする努力を継続できないんです。このビデオで言われていることと全く同じです。「デキない生徒程多くの問題集を渡り歩く」
クラブやらせるんなら、このくらいのこと学べるクラブじゃないと無意味でしょ?
友達とキャッキャ言って楽しんでるクラブなら、勉強でも趣味でもやらせる方がいいと思います。もっとも、勉強や趣味を楽しめる向上心も知性もないから、クラブでキャッキャ言ってるんでしょうけれど・・・「ゲーム好きは学習への適性が高い」
運動部なんかにだけ夢中になっている生徒はゲームの攻略を楽しめる能力も持っていないから、キャッキャ言ってるんです。せめて、「根性のないヤツは何をやってもアカンわ。」ってことぐらいクラブ活動を通して学ぶ子供じゃないと、クラブも学習もダメダメってことです。
ダラダラと公立中高、Fランク大学・専門学校など行った若者と、職場でも大きな差になる
アメリカの大学で修羅場を見た若者の職場はこうです。SDGsなんかに乗せられて「ブラック企業は悪」なんて言ってるその辺の中堅大学の学生には、絶対に無理だと思います。そして、これが日本の企業とアメリカの企業のエリートの差。最近の企業の成長の差でもあると思います。「残業なくそうday」なんか言っている企業がアメリカに勝てるはずがない。
週98時間労働、燃え尽き症候群…過酷な労働条件でもゴールドマン・サックスにはインターン希望の学生が殺到 | Business Insider Japan
その辺の大学に行って「ブラック企業だ」「パワハラだ」と言っている学生に見てもらいたいですね! 私の言うことが時代遅れではなく、一周まわって厳しい競争社会でSDGsなんて言ってる若者が時代遅れだと私は思いますけれどもね。ホワイトなんか、日本の社会に力があった20年前の戯言ですよ。
今日の結論 職場で言っていることが、自分の子供では言えない
勉強方法なんか、根性があって頑張る人間に教えてナンボのものです。根性がない奴なんか、どこに行ってもアカンのです。こんなこと、今の若者を見ている職場でお父さんは痛感しているはずです。
ブラックなのは人一倍働かせないと人並みの仕事も出来ないからであり、パワハラなのは厳しく教育しないと人並みの仕事も出来ないからだと・・・そういう側面も大きいと思うんですよ、最近の子供を見ていると。まあ、のんびりキャッキャっと育った若者に何を言っても通じないでしょうけれど。
でも、自分の子供には言えないんですよね。言っても子供とお母さんの連合軍に負けてしまうから、言わなくなるのかもしれませんが・・・。まあ、この辺りから改善していかないと、長い受験戦争で生き延びる子供は育たないと思います。