高学歴・高偏差値でも絶対に就いてはいけない職業の現実

高学歴・高偏差値でも絶対に就いてはいけない職業の続きです。ここ数日の情報だけでこんなもんです。

「物理の天才」が、いまトレーラー運転手

全国初の「17歳の大学生」になったが…早熟だった「物理の天才」が、いまトレーラー運転手として働くワケ 「世の中にはプロを目指してもなれない人はいる」 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

千葉大学の企画で、飛び級で入学した方は、周囲の期待通り優秀な成績で修士を取り研究機関で職を得て、そこで論文を書きながら博士号を取ろうとしていましたが、あまりの給与の低さに愕然とし、また1年間の有期契約のため将来不安が常に付きまとい、結局はキャリアを捨てたお話です。

千葉大学も、こういう企画をするのなら、最後まで面倒を見てやれよと思うんですが、残念ながら多くの大学の先生方はそういうことを考える人種ではないんですな。だから、普通の感覚の方は、修士であきれ果てて企業に就職するんです。

食えないから、一獲千金を夢見た?

負債1億円で東大発ベンチャーが倒産。自殺者まで出た“株券印刷業”の末路 | bizSPA!フレッシュ

創業者は、教授などの「正規雇用」ではなく、有期雇用・非正規の「研究員」、言い換えればポスドク・オーバードクターです。いくら頑張って教授の注文通り仕事をしても正規の職が得られず、少しでも意見を言ったら有期雇用が切られる環境で、「それなら一発ベンチャー」は当たり前の選択です。

でも、バイオのベンチャーなんか、資本投下の面でも需要の面でも、何より効果の面でもとて難しく十中八九ではなく10中9.99失敗します。日本には優秀なベンチャー・キャピタリストなんかもいないですから、事業の成否を誰も判断してくれないし、事業の育て方の指導もしてくれないから、アメリカ以上にヤバい状況です。

でも自分が超優秀であると自認している研究員は、可能性の良い面ばかりを信じ、他人が必要としているかも考えずに高い自己評価のまま邁進します。それが研究というものだからです。大学に職があり、研究費を文科省が出してくれる教授の研究なら、それでいいんです。その中の100のうち1でも芽が出ればいいというのが基礎研究の世界だからです。

それを「金まみれの実業」に持ち込んだ結果です。まだトレーラーの運転手を選んだ方がマシだったかも知れませんが、それは学歴やプライドが許さないんです。

理系は修士を出たら就職しよう

こんなことを研究室で見ているほとんどの学生は呆れ果てて修士で大学と手を切って、おとなしく企業に就職します。

こういうヤバいところに身を置ける人間は変わり者が多く、修士を超えて博士課程まで行った学生や研究員崩れを企業は採用しません。そういうところに残っている人間がどんな人種か、修士課程で見てきた人間が呆れ果てて企業にいるんですから当たり前です。

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