板書丸写しのノートを提出させる教師など学習の邪魔/聞く価値のある授業を!
板書なんかスマホの写真で十分だと思うのだが・・・
板書なんか一生懸命写す暇があれば、教科書や参考書を読みながら教師の授業を聞いて「考える」のが最良の授業の受け方です。教師の板書の9割以上は教科書や参考書そのまんまです。教科書に載っていないことで、教師が気の利いたことを言ったら、教科書などに書き込めばいいだけです。会議や講演会で演者の話も聞かずに必死でOHP写している大人いますか?まず、一生懸命に聞いて、気づいたことがあればパンフレットや資料に書き込むでしょう? 板書なんかスマホで撮ればいいんですよ。
でも、一生懸命書いた板書を生徒がスマホでパシャじゃあ、教師は怒るでしょう。逆に、教師もなんでいちいち板書する必要があるんでしょう?板書することんなんかほとんど教科書に書いてあるのに・・・教科書に書いていない大切なことだけを黒板で説明する、あるいはOHPで解説して教科書に書き込ませれば十分なんじゃないの? 板書止めれば教師の作業量も減って、本当に大切な「説明」に注力できるんじゃないんですかね? 生徒に背を向けてずっと黒板に書いていて、まともに生徒とコミュニケーションを取って説明できるわけないでしょう。
私、板書を一生懸命して、その通りに写させたノートを提出させて平常点に加える教師などダメだと思います。教えることに自信があれば、生徒の理解力が反映される問題をテストで作ってしっかりと確認すればいいんです。生徒に理解もさせていないのにノートだけ提出させて体裁を整えようなんか、無能かお役所仕事かのどちらかです。
教師のアリバイ作りのためのノートなんか・・
こういうノート提出の教師ほど、自分の板書のとおり写されているノートを見ては悦に入り、途中式から答まで解答冊子丸写しのノートに「よくできました」のスタンプを押して「オレのノルマ終了!」ってやります。会社にもいましたけどね・・・都合悪くなると自分の上司に「ホラ、部下にこの通り書類を提出させています。私はキチンと指導しています。」っていう上司。飛ばされましたけどね。
学校だけですよね。こういう形式だけのくだらない管理が許されるのは。実質的な生徒の管理をきちんとしている教師は本当に少ない。中学校で、生徒を呼び出して、「丸写しのノート作って、こんなテストの点数取って、どういうつもりやねん。」って怒る教師など聞いたことがありません。高校なんかなら、スマホで板書写そうが放っておけばいいんです。キチンと理解度を測るテスト作って赤点なら落第させればいいだけです。
まあ、改善は無理でしょう。こんな教育環境って数十年も変わってませんから。親の介入が多くなってきたこの10年で余計に「ノート提出」「丸写しの解答のハナマル評価」が多くなってきています。そんなものを平常点に取り入れるから、生徒は無視できないんです。公立立関係なく酷いです。親の介入のアリバイを作るために「ノート提出」とか「宿題提出」で「私ちゃんとやってます。」的な保身に走る教師が増えて来ました。
学校ってマトモな評価も査定もない上に、さらに「特殊な教育現場」ってやつで「教師の独立裁量権」が高い職場ですから、改善のしようなんてありませんからね。せめて、偏差値がどのくらい上がったとか下がったとかいう客観的な評価がないと教師はまともになりませんよ。でも、「学校は偏差値だけではない。」とか言い出すんでしょうね。
「偏差値だけじゃない」能力を存分に生かすには、高い偏差値を取って有名大学に行ってそれなりの組織や企業に努めなければ話にならんのとちがうんですか?