カネさえあれば勉強する必要がない未来が来る?/いや、弁護士も医者も必要ないでしょう/人間が未来に残された分野は肉体労働しかない
脳インプラントが6か月以内に臨床
脳内にディバイスを埋め込む臨床が半年以内に始まるかもしれません・・・まあ、イーロン・マスクが言うことですから、よくわかりませんが。「マスク氏のニューラリンク社、「テレパシーでタイプ」するサルを披露 – WSJ」
動画はこちら。
これが一般化すると、コンピュータと脳が通信を通じて一体化する。
その結果できること
「画像生成AI「Midjourney」の絵が米国の美術品評会で1位に 優勝者「物議を醸すことは分かっていた」 – ITmedia NEWS」このレベルのことがあらゆる分野でできることになる。
だって、月10~30ドルの安物のサブスクでこのレベルですよ。利用者が「美しい秋の森で焚火を囲んでキャンプを楽しむ家族」などの言葉を入れていけば、膨大な蓄積データからイメージ画像を選び出し、そのチャットを重ねていくと思う通りのイメージになっていき、最終的には品評会で優勝する絵画が出来上がる。
これからの進歩を考えると、クラウドのコンピューターにつながれば、学習レベルの努力など必要なくなる。入試会場で眼球から入った文字情報をクラウドのAIに送れば、瞬時に正解が脳内にフィードバックされることでしょう。入試時期に月10ドルのサブスクでOKです。というか、安物のサブスクでこんなことができるのなら、弁護士も医者も必要なくなる。
この安物お絵かきソフトの実力は以下の動画の通りです。ごく近い将来、アニメーターやデザイナーという職業は消滅すると言われる所以です。
結局残る仕事は肉体労働しかない
こういうコンピューターが最も得意なのは、知識や技術・ノウハウの蓄積からなるホワイトカラー業務はもちろん、医療、研究開発の専門職や芸術までに至るでしょう。医者にしたって、検査データと患者との音声チャットの情報からコンピューターに指示された治療方法を患者にしゃべるだけの媒体になる。・・・って、これなら人間の介在はいらなですね!必要な医者は機械化だけではすまない手術をする専門家だけになるかもしれない。
この手術のような実際の細かい制御がその場その場に応じて瞬時にできる運動=人間は誰にでもできる肉体労働はコンピューターや機械化が一番苦手です。だから、診断などをする医者は食いあぐねても看護師や介護士が高級をとる社会になるかもしれない。
一方で調理師はダメだと思います・・今でも10万円すこしの高機能オーブンで家庭内でもレストランに負けない料理を作るのに、調理という単機能だけではもう無理っす。日本の家電メーカーのソフトであれでしょ? 中国のメーカーが本格的に参入したら東芝の石窯やシャープのヘルシオなんか木っ端みじんの調理器具ができるでしょう。
肉体労働の中でも切り分けがある。調理師よりまだ客に愛想を振りまく綺麗なおねーちゃんのウェイトレスのほうが食っていけるかもしれない。
知的未来の人間の生き残る道は肉体労働かゲームしかない!
あるいは、人間同士が競う土俵のお遊びしかなくなる。パソコンにさえ勝てない藤井君が将棋で絶大な人気を博しているようなことです。マラソンや駅伝も、車で走れば簡単なことを、馬鹿げた労力で競い合います。
ただ、素人を喜ばせる人間同士のゲームは努力では成し遂げられない天才が必要なので、ごく一部の人間しか食えません。たいていは、コンピューターの命令通り肉体労働をするしかなくなる。
でも、将来のスポーツ選手や棋士は、ドーピング検査に加えて脳内デバイス有無のCTスキャンが試合前に義務付けられるかもしれませんな! スポーツでも極限まで運動能力を高める神経系統を支配するデバイスが埋め込まれるかもしれない。人間はただのプロテインと化すわけです。
中国やロシアなんかで矯正キャンプに入れられると、こういうデバイスが埋め込まれて1日24時間死ぬまで働かされるかもしれませんな!その前にアメリカなんかでは性犯罪者に埋め込まれるかもしれません。