学習相談と恋愛相談の類似性/正解を求めているとは限らない/岡田斗司夫人生相談考

岡田斗司夫に寄せられた人生相談

さすがに真実をついていますよね。学習相談でも人生・恋愛相談でも同じですが、

①まず、相手は都合の良いことしか言ってこない場合が多い。物事の本質は隠れている場合が多い。恋愛相談の場合、自分が好きになった相手の肯定の「ダメなところはあるけど、いいところもある。」という評価には年齢や金銭面から自分が離れられない現実から肯定せざるを得ない自己都合が隠れている場合がある。

学習相談の場合も、「子供が勉強は勉強しない。」であれ「頑張っているんだけれども、成果が・・」であれ、親の相談には「でもやればできるんです。」であれ「やり方さえ教えれば、この子も」という親の気持ちが前面に立ち、「コイツ、ホンマはどんなもんなんやろか?」という隠された気持ちは語られない。

でも、それは現実を意図的に隠しているのではなく、そう考えないと納得できない親の気持ちがある。あるいは現実に目を向けたくない親の気持ちがある。

②しかしながら、相手の行動=学習状況を体験授業などでテストの結果や答案を他人が見ると、真実は丸分かりになる。この真実を「ホラ、だからこうなんですよ。」と目の前に突き出すと、相手は「自分は盲目だった。」という人は少数で、たいていの場合は怒りを買うことになる。「私たち、そんなんじゃありません。」ということになるからです。

真実を話すほうが金儲けになるのか?

この①の気持ちに寄り添い、現実を語らず、都合の良いことを親に話すのが教育業界です。「叱ってはいけない。」「子供の弱点に目を向けるのではなく、長所を伸ばしましょう。」と語りかけるのは「あなたは悪くない。あなたが真剣に接していれば彼もきっとわかってくれて、気持ちを入れ替えてうまくいくよ。」という恋愛相談の答えと同じです。解決はしないが、相手を怒らせることもない。そして希望を話しながらうまく購入や入塾につなげる。

けれど、その一方で「でも、非正規の彼と幸せな家庭が作れるとは思えない。」「でも苦手な数学何とかしないと文系でも国立大学行けないじゃん。」という現実はくすぶり続ける。

そこで、②のように「非正規の彼と幸せな家庭が作れるとは思えない。」「でも苦手な数学何とかしないと文系でも国立大学行けないじゃん。」と現実を突きつけ、だから「ソイツはそういう男なんだよ。努力してキチンとする気はないでしょ。結婚と恋愛は別だよ。」「高校で理数系の苦手は努力ではひっくり返せない。何とかなる英語で私立文系で一つでも上の大学に行けるよう、こういう勉強をしよう。」と妥当な解決策を言うと、周囲の全員は納得しても本人たちは怒ることになる。

このことをよく知っている教育業界は、私のようなブログは書かないし、現実を突きつけて子供や親とは話さない。冷静な周りは「そんなアホな。」と思っている「戯言」を平気で言い、親だけが納得して舞い上がって金を払うことになる。

でも「どうにもならない」と一番よく知っているのは塾や学校です。だから、進学塾では下のクラスで適当な授業で放置されて授業料だけを搾り取られ、学校では進学実績が宣伝になる上位の生徒に合わせた授業をされて半分落ちこぼれて公立に行ったより悲惨なことになる。

どちらを選ぶかは、本人次第です。

私の塾は、できるだけ妥当で可能性の高い現実案を示します。

だから「国立大学に行きたければ、クラブを辞めて全力で学習しろ。」「キミ、勉強して数学の成績上位に持ってこれると思うか? それなら英語と国語を頑張って、関関同立に確実に行けるほうがエエンと違うか? 親の言う通りに数学に手を出して英語も不十分になって、進めるはずの関関同立に行かれへんと一生後悔するで。」と、高校生には率直に話します。

中学生には「キミの親、〇〇高校に行かせたいって言ってるけど、その高校なら下位で進む。上位校でも真ん中の成績でやっと関関同立や。今、クラスでいるあの頭のいい生徒を高校で抜けるか? それなら、一つ下の高校で最上位で進んだほうが賢い。一つ下の高校でも上位2~3割にいれば関関同立には進めるし、最上位なら公立大学にも進める。」とアドバイスします。

この指導を「真摯」取るか。「嫌こと。余計な口出し。」と取るかは、生徒や親御さん次第です。ただ、私は小さな塾が生き残るためには、多くの顧客を相手にして人を怒らせないビジネスをしないといけない大手とは違い、真摯な対応を望む少数の顧客に来てもらおうと考えているだけです。尚、この手の進路指導で見当はずれなことを言ったことはないですし、こんな簡単な進路指導で見当はずれを、本心でも、考えているのなら塾経営者として失格です。

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芦屋で500人以上の個別指導の実績を持つベテラン講師が、定額で、毎日何時間でも指導します。来塾時間も帰宅時間も制限はありません。クラブなどと両立してなるべく多くの時間を学習して下さい。