国語の成績を上げる一番の方法/小論文・作文を書く
国語の成績を上げる一番の方法/作文はどの塾もやらない
国語の学力を上げる一番良い方法は、自分で文章を書くことです。そして、段落構成や文章校正の添削を徹底的に受けることです。 文章の作り方が分かれば、作者がどういう意図で文章を書いたのか理解できます。
ただ、この学習方法は、ものすごく手間がかかるのでどの学習塾もできません。だから、穴埋めの問題集などでお茶を濁す。 当塾では、作文学習ができる資質のある生徒には、本人も望むのであれば行います。
小論文・作文の書き方
文章の書き方は決まっています。感想文や小論文も同じです。
①結論。
②その理由
③その理由を補完する例、あるいは本の内容
④①から考える考察、将来の計画などです。
①②④は書ける量が決まっているので、③で文章量を調節するのです。例えば200文字なら例をひとつ、400文字なら例を3つ挙げるというような形です。
②や④で文章量を稼ごうとすると、論理的な一貫性や矛盾が生じで訳の分からない冗長な文章になります。
授業方法/徹底した添削
この段落構成で書くと教えても、各段落ごとに思いついたことを書くので、子供の文章は論理的整合性がありません。
論理的に矛盾なくこの段落構成をできるまで添削します。 最初の段階では10回、20回と書き直させることなど当たり前になってきます。自分のやることを否定された経験があまりない子供は、こういう指導に反発し、私の塾を辞めることもあります。
でも、中途半端でOKを出すと、文章の論理性を学ぶことなく学習が終了するので意味はありません。
パソコンやスマホを使った添削
手書きでこれほど書き直させる徹底的な添削は無理なので、パソコンかスマホで打ったファイルで添削します。
子供の目の前で文章や段落の順序を入れ替えるだけで整合性が変わるので納得する子供もいますが、それは向上心があり成績が優秀な一部の生徒のみです。多くは「わたしのじゃなぜダメ?文句言わないで。」か「面倒くさ~」としか考えません。
中途半端な添削では国語の学力は向上しません。だから多くの塾では穴埋めの問題集を使うのです。