中学生や高校生に「躾」を希望される方、入塾はご遠慮ください
最近増えてきている、「躾」希望の入塾
「成績が上がる中学生と上がらない中学生の実態・学習」「成績が上がる中学生と上がらない中学生の実態・学習」などを読んで、「ウチの子もだらしなくてし、基本的なことがきちんとできていない。」と理解されている親から、「何とかして欲しい。」と最近はご連絡をよくいただきます。
10年ほど前までは、そういう子供を預かって、キチンと学習させて成績を上げることは可能でした。でも、特にこの5年、親がますます甘くなって、子供がますますだらしなくなって、キチンと鍛えられていない子供が幼稚化している。精神年齢が中学生なら小学校高学年、高校生なら中学生並になっていて、その年齢で必要な努力を受け入れられなくなってきているからです。
だから、学習を指導する前に、中学生に小学生並みの「漢字は書いておぼえる!」「計算は式を書いてキチンとする!」から始めなければいけません。高校生には「分からないところは解答を書き写すのではなく、考えろ!」と言わなければなりません。
「躾」希望はお断りします
ところが、このだらしない状況とは別に「反抗期」だけは一人前に迎えるのです。中学生や高校生にくどくどとお小言を言おうものなら「あの塾イヤヤねん!」とソッポを向かれます。すると、「厳しくしてやってください!」と言っていた親が、この子供の一言で「嫌だと言っていますので、塾を辞めます。」と言ってきます。
そんなことをしているからこんなだらしない子供、中学生でテスト前に漢字もおぼえる気もなく、公式丸暗記だけでテストをしのごうとする高校生になったのです。
少しでも子供が反抗するとそれを抑え込む苦労を嫌い、親もすぐに安易になびく。子供は親の鏡であり、親がそんなことでは対処のしようなどありません。
絶対無理な親
こういうことになる子供の親が言うことは決まっています。
「うちの子はなっていません。厳しくしてください。」そこまではいいです。でも、必ずこう付け加えます。「ウチの子はキチンと言えば分かる子です。」これはもう定番のダメな親の言葉です。
キチンと言っても分かれへんからこうなっているんでしょ?キチンと言って分かる子供に小学校までに育てないと、反抗期になってからでは何を言ってもダメな子供になるんです。それで苦労は他人に丸投げして、それで子供が嫌だと少しゴネたら、文句を言って来る。正直申し上げましょう。アホです。いや、カエルの子はカエルと言ってもいいし、は凛子知恵と言うマンガの名言「遺伝って怖い病気なんや・・・」でもいいでしょう。
だから、こういうことを言う親ではお断りすることにしています。