関関同立への数学/教科書と黄チャートができていれば合格できる

チャートの基本問題ができていれば十分です!

理由は簡単です。合格点と出題内容から分かります。

このレベルの大学の理系の合格点は大体60点少しです。入試問題は大問が5つ出て、大問1は簡単な5つほどの小問、大問2~5は①②③という小問から成ります。大問1の5問と2~5の①②は教科書、黄チャートの基本問題レベルです。応用問題は大問2~5の③のみです。

教科書やチャートレベルの大問1と2~5の①と②を解ければ60点代後半以上の合格点が取れる。③など捨てればいいんです。何か特別な学習や対策など必要でしょうか?

できもしない数学の難問対策をする暇があれば、英語と理科で確実に60点代後半を取る勉強をしておきましょうね!(注意:関関同立の③難問は、国公立の標準レベルの入試問題で、本当の意味での難問ではありません。)

なぜ関関同立は難関校なのか? 理由①

まず、教科書や黄チャートと言った中堅校でも学校から配られ、宿題にされる教材をキチンと学習しないからです。キチンと勉強もしない生徒が関学や同志社だというからブランドになるんです。

もちろん高校の数学になると適不適がでてきます。誰にでもできることはありません。だからできない生徒は英語や古文を捨てて一生けんめい勉強すればいい。

あるいはそれも出来ない、嫌だというなら、大学進学だけが道ではありません。自分に適した分野の道に進めばいいんです。日本料理がある程度できて、英語が話せれば「日本人の日本調理人」と言うプレミアで、海外では結構な高給で雇ってもらえます「勉強が苦手な生徒さんへ/機会平等・結果不平等を受け入れるな!or ?」「勉強の嫌いな皆さん! 看護師資格を取ってオーストラリアに行こう!/時給5,000円以上で月40万円貯金できる!!」。

でもこういう生徒の多くは、「頑張ること」が嫌いでできないので、どの道を選択しても難しいと思います。

なぜ関関同立は難関校なのか? 理由②

まじめに勉強して、チャートなら解けるのに模試はおろか、学校のテストでも解けないという生徒は多いものです。

多くは勉強方法が間違っています。例題の解法を見ながら問題を解いてできた気になっているからです。だから、解法のポイントや目の付け所が把握できていないのです。

だから、いろいろな種類の問題がごっちゃに出される学校のテストができない。学習してから少し期間がある模試では丸写しした解法を全く忘れていて解けないということになります。

でもね、こういう生徒に解法のポイントを教えても、それを丸暗記してすぐに忘れるので、いくら教えても意味はないんですよ。自分で考えることができて「そうか!これか!!」と言う生徒ではないと数学は無理なんです。

だから、このタイプの生徒に「解答を見ずに自力で解け!どこに目をつけてら良いのか考えて解け!」「キミが考えてから、どこがポイントか聞く。それから教える。」と言うような学習を指導すると、大抵は音を上げて終了です。

なぜ関関同立は難関校なのか? 理由③

でも、教科書やチャートをキチンと勉強していても模試で失敗する生徒がいます。こういう生徒は自信を失い勉強を放棄するので、早い目に手を打つ必要があります。

こういう生徒は経験から学ぶことがないため、目の前の問題に必死になります。大問①②③の難しい③まで必死で考えて解き、どっちみちできない。それで、大問4,5くらいになってくると時間が足らなくなってきて、焦って基本問題①②を解いて計算間違いする。あるいは、焦って頭が真っ白になって、何度も学習した①②が頭から飛んで解けなくなる。

どの学校でも受ける進研模試のレベルはだいたい関関同立の入試と同レベルです。大問1と大問2~5の①②が解けていれば得点は60点台後半に乗り偏差値は70近くなります。これで関関同立にB判定以上はつきます。

期末テストでも、模試でも、散々同じようなことをしでかしてきているはずが、模試を受けても自己k反省をして見返すことがないので、毎回③に手を出して自爆しているのです。ところが、模試の答案を見てそれを指導する塾や予備校がないのです。

模試の結果でも「この分野が苦手です」と言う評価は出ても、「キミは③は解けないのだから、①②を確実に解いて偏差値60後半、関学を目指しなさい。それ以上は難しいです。」という評価は出ない。私みたいなことを言うと「どうしてですか!、ウチの子の可能性を否定するんですか!!」という親の怒りを買うからです。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。