大阪府公立高校のC問題入試のバカさ加減

大阪府では公立高校の入試が難易度別に3種類ある

大阪府公立高校入試では、国語・数学・英語の学力検査問題が難易度別に3種類作成されています。そのうち最も難しいとされるC問題は、全国の公立高校入試と比較しても非常に発展的な力を必要とされるとされています。

ここで問題なのは、最上位の高校だけがこの入試問題を選ぶのではなく、3番手くらいの「この高校から神戸大でも行けたらスゲェ」という高校までもが選ぶことです。だって、C問題を選ばないと進学校だとみなされなくなっているからです。

そこで高校進学塾は難問対策をする

ここで、この独特のC問題を対策するために、大阪の高校入試塾は色めき立つわけです。独特の大阪府だけの入試なので市販の問題集は充実していないから、対策を打てるのは自分たちだけだということです。

もちろん、そういうことでしょう。そのこと自体は正しい。

でも、問題は違うところにある

でもね、今や大阪でも私立中学の受験が盛んになって、優秀な生徒は公立高校では少なくなっているわけです。トップ校レベルでも下位では関関同立も行けないし、2番手では上位・3番手では最上位しか上位国立など行けない。

ということは、このC問題を受けて進んだ高校生の多くは高校の学習についていけない、チャート式なども理解できていない状況にあるということです。その状況で、高校受験止まりの中学の学習の難問対策に血道を上げて時間を取っているわけです。

その間、大学受験で帰ってくる私立進学中学は何をしてるんでしょう? 中学の学習など高校の学習の基礎になることが出来ていればそれでいいとさっさと終えて高校の学習に突入しているんです。まあ、その突入のやり方に問題はあり半数の生徒がついていけないのですが「働きアリの法則/進学校で7割の生徒はなぜ失敗するのか?」、上位の国立大学に進む優秀な生徒には公立校はかなり不利になります。

子供だけでなく親も見失っていること

高校受験や高校での学習など、大学受験のためにあります。大学受験を見据えての中学の学習と高校の学習がある。

でも多くの親も子供も目の前の高校受験が勝負になってこの一番大切なことが頭から吹っ飛び、高校受験の難問対策に邁進するんです。高校の学習に役に立たないそんな学習など時間の無駄です。だから私立の進学校はそんな学習せずにさっさと高校の学習に進みます。

そんな中学止まりの受験対策をして上位高校に進む時間があるのなら、高校のチャートや英文法の予習をしてワンランク下の高校で余裕を持って学習した方が大学入試には有益だと思う。

大阪府も、どうせ塾に通わせるのなら・・・

高校で役に立たない難問などを入試に出さずに、堂々と数Ⅰの二次関数でも出せばどうでしょう? 

英語でも高校卒業レベルの英検の2級取ってないとトップ校には実質受からないんでしょう? なら、どうせ塾に行かないと数学の難問も英語の2級も対策できないんでしょう? 貧乏な家庭切り捨てているんでしょ? じゃあ、高校入試の範囲、高校で役に立つ高校の数学出せばいいじゃないですか? その方が大学入試にはよほど役に立ち、進学実績も上がります。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。