他の個別指導との違い
集団方式に対して1対2あるいは1対1の個別指導
当塾は塾長が自ら10~14人程度の生徒を教える集団式の個別指導塾です。勉強方法や解き方の解説をして、生徒本人に解いてもらいます。その間に他の生徒を教えます。このローテーションが可能な定員で講師ひとりが複数の生徒を教えています。一方、大手の個別指導は生徒一人か二人に講師がひとりついて、いつでも横で教えられる態勢を整えています。
しかし、いくら講師が横についていても、教えられたことを実践して、自分で苦労しておぼえて問題を解くしか学力を上げる方法はありません。これは学習に限らず、仕事から家事、スポーツにいたるまで同じです。
講師がつきっきりということに意味はないと考えています。
なぜ、大学生講師の個別指導が一般的なのか、そのメリットとデメリット
もちろん最大の理由は人件費です。一般的な個別指導の授業料ではアルバイトの学生しか雇えないのです。それは指導力がないのと裏腹の選択です。
しかし、学生を雇うことにはメリットもあります。子どもたちはカッコいいお兄さんやお姉さんと会うために、積極的に塾に行くからです。もちろん、それで成績が上がればなにも問題ありません。
一方で、成績が上がらなくても塾に行きたい子供を親は止められないことがこのタイプの塾の戦略でもあります。ですから、運営方針はカッコいいお兄さんやお姉さんを使って「子供を取り込むこと」にあります。
その結果、多くの個別指導塾は勉強しているはずの教室でおしゃべりが横行しています。それが個別指導塾の生徒確保の手段だからです。
また、駅前の多くの個別指導の塾では、入試レベルの問題には対応できていません。学生アルバイトなど、受験した後には多くの受験勉強の内容は忘れています。だから、学生アルバイトは中学生は教えられても、高校生、特に数Ⅲなどは教えきれません。家庭教師の経験がある保護者の方ならお分かりいただけると思います。
特進個別塾ミドリゼミ芦屋校のメリットとデメリット
個別指導歴20年、500人以上を個別指導してきたベテラン講師が、毎日数時間、子供と共に過ごします。その中で、毎日学習指導や進路指導をしていくことが最大の違いです。1学期に20分ほど、年3回、毎日の学習の実際もその生徒の実像も知らない担任教師や教室長が面談し、あとは書き教科の教師や講師、アルバイトの個別指導の学生にまかせっきりの学校や塾とは違います。生徒をトータルで見れる大人のベテラン講師が子供と毎日接していることが、ミドリゼミの最大のメリットです
学校や集団塾では科目別に担当教師・講師が教えるだけ、個別指導ではアルバイトの学生が教えるだけで、学力から性格・進路までを考え、大人がそれぞれの子供に向き合って全面的に支える場所がないことは大きな問題です。 ベテラン塾長がほぼ全教科教える当塾の長所はその問題の克服にあります。学習指導だけでなく、お預けいただいて面倒を見ると言う言い方がふさわしいと思います。
学校の担任より、場合によっては保護者の方より長い時間過ごします。偏差値や成績などのデータだけでなく、子供の性格、志向、潜在能力など、保護者の方も気づかない子供の側面を講師が知っていることもあります。子供がどこでつまずいているのか、どう教えればこの子供には分かってもらえるのか、どこまで教えればよいのか・・等々、については集団授業しかしたことがない塾の講師、あるいは自分の受験体験しかないアルバイトの講師とは全く違う自負しています。
また、進路指導の相談に関しても個別指導の教室長やアルバイト講師などとはまるで違うものになると思います。その理由は、小規模な塾で多数の生徒を取る必要がないため塾の実績を上げて生徒を呼び込む必要がないので、上位校への無理な進路指導をして高校で落ちこぼれて大学進学に禍根を残すようなことはしないこと。もう一つは、塾長の経歴からくるものです。より社会の実情に即した進路指導をご提案できると思っています。塾長の経歴は 「学習方針」のページでご紹介している塾長の経歴を御覧ください。
時には、保護者の方の意向とは違う希望を生徒が持っていて悩んでいることもあります。毎日生徒と接して長い時間を共有する塾では、そんな時にも生徒の良き話し相手として、保護者の方への橋渡し役としても十分お役に立てると思います。この地域で20年以上のキャリアを誇り、阪神間の教育情報にも精通し、さらに社会経験もあるベテラン講師の進路指導は、社会の実情に疎い学校の先生や偏差値で進学先を照会するだけの塾の管理職とはまったく違います。生徒の確保や揉め事を起こさないようにするために事なかれ主義は取りませんので、生徒とも保護者の方とも真摯に向き合わせていただきます。
以上が当塾のメリットです。
デメリットとしては、やはり年齢の近い大学生講師ほど生徒から親近感を持たれにくいということがあります。特に中学2・3年生の女子生徒の場合、中年男性である私としては扱いに困る場合もあります。