塾で成績中上位の子供の成績が上がりやすく、中下位の子供の成績が上がりにくい理由

塾ナビの面白い塾評価

塾ナビとは有料で登録している塾の紹介を行っているサイトです。ミドリゼミは登録していません。塾ナビにはグーグルマップや食べログと同じように塾の評価項目があります。匿名の評価なので、グーグルマップや食べログと同じ並みのデタラメさです。いわば、自分の子供をさておいて塾の悪口のオンパレード的なところもあるのです。でも共通している点が一点あります。

・中上位の成績の子供の成績は上がりやすい

・中下位の成績の子供の成績は上がらない、というものです。

塾関係者なら常識の理由

成績がいい子供ほど成績が上がりやすい理由は塾関係者・学校関係者なら誰でも分かっています。

理由はこういうことです。

・中上位の生徒は、漢字や重要事項をおぼえる躾や訓練がされている。あるいはもともとできている。だから、どんな塾であろうが、勉強時間さえ増やせば成績が上がるのです。 だから、進学コースを作ったり授業料を減免してでも塾はこういう生徒を取り合いする。生徒の資質を利用して手柄は塾が取れる。

・中下位の生徒では、そもそも漢字や重要事項をおぼえる躾がされていない、テストでも漢字全壊は当たり前。もちろん、何回教えても右から左に抜ける。 そこで熱心に教えるとサボリ癖のついた子供は嫌がり、親もそれに同調してすぐに塾を辞めさせる。 だから、こういう生徒は塾の下位クラスで飼い殺しにされて授業料だけ毟り取られ、成績上位の授業料減免分に充てられる。

しかし、成績が悪いからと転塾してもどこでも同じ扱いを受けるだけです。原因は塾側にはなく子供にあるので、どの塾も同じ対処しかしません。

この理由は「公立中学通知簿3と4の差」「公立中学の成績分布の恐ろしい実態/通知簿5は昔の4、通知簿3は昔の2」「公立中学の生徒の学習方法/通知簿3と4が簡単に見分けられる方法」などで散々書いてきました。

成績中下位の生徒の親が分かっていないこと

学習の前に、授業をキチンと聞き、漢字や基本問題の解法をおぼえること=「キチンとする」という躾に失敗していることです。最近ではそれが出来ていなくても親から叱られません。甘やかされて反抗期に入っているのですから、中学になって「大事だ。オマエがしっかりしろ!」と矯正しようとしても逃げるか反発するだけです。

こういう躾は反抗期の前の、子供が大人の言うことを聞く小学校時代に終えていなければなりません。ところが、当然こういう親ではそういう躾は小学校時代までにはされていないわけです。

成績中下位の生徒の親がメチャクチャなクチコミを書く理由

そこでキチンとまともにできないことが親の躾にあるという原点などを無視して「勉強方法さえ教えてもらえれば」と塾に丸投げする。塾はそれを見越して、キチンとまともにできない子供に嫌なことも言わずに接待して授業料をできるだけ長く取ろうとする。それで、「通っても成績上がれへんやんけ、ボケ~」っとブチ切れた見当はずれの親の評価が塾ナビなどに載る。

このような理由から中下位の生徒の親で、塾に入れても成績が上がらなかった場合、その親は腹いせでメチャクチャなクチコミを書くことがあります。まあ、この子にしてこの親あり。そういうことです。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。