進学校で浪人が多い理由

進学校の浪人数に驚く背景

中学・高校受験の間は目の前の受験に夢中の親御さんも、進学校に入ってから実際の進学実績を冷静に見ることにり、予想以上に浪人が多いことに気づいて、「せっかく頑張って高校受験・中学受験で入ったのに・・・」と、高校や中学に入った途端心配する方が結構多いです。

優秀な上位の生徒の進学実績の宣伝ばかりされてそれに目が眩んで、ひとつでも上位の学校に進学させて進学実績を上げたい塾の言葉を鵜呑みにして、おいしいイメージだけで進学したからです。実際に入学してよく考えてみたら、「そりゃあ上位の子供の進学実績はその通り素晴しいけれど、真ん中くらいの成績で入ったウチの子供は・・・エッ・・関関同立が精一杯?」となるわけです。入学して現実に気づいたら足元はグラグラだったってことです。

少子化の上に進学校や進学コースがやたらめったら作られて優秀な生徒が分散して、昔の進学実績をどの学校も維持できていないということでもあります。親は昔のイメージを裏切られ、入ってみると愕然とする。

それで、入学して実際の数字を冷静に考えた時に、「浪人せな、まともな大学行かれへんのとちゃうの?」「浪人多いやん・・・なんで?」ってなるんですよね~? 

進学校の生徒がなぜ浪人してしまうのか?

親が思っているほど、今の進学校はいい大学には進めないんです。上位の3番手の私立一貫校や神戸高校などの最上位の公立校でも上位2~3割ほどにいないと神戸大学に進めません。昔は、学区最上位の公立高校なら真ん中くらいにいれば浪人覚悟なら神戸大に進めた。でも、今は真ん中くらいの成績だと関関同立です。下位だと甲南も行けない。

親はイメージとかけ離れた実像に慌てふためきます。子供も同じです。尻を叩かれ、勉強を無理強いされ「あそこに入ると後は楽だから」「エリートだから」と言われて死にもの狂いでギリギリ滑り込んだ学校で、「お前らの順位じゃあ関学もヤバい。甲南ぐらい?」と現実を突き付けられた子供は、「中学受験で遙かに下だった生徒が、付属校で遊び惚け、それで苦労して受験し勉強してきた自分達と同じ大学なんてあり得ない!」と憤慨し、それで浪人するわけです。

・・・まあ、尻を叩いた親は恨まれますわな・・。

中学受験や高校受験で、必死になって上位の進学校に進んでも、何もいいことはないです。だって、学区2番手の公立高校でも上位1割くらいにいれば国公立は行けるし、上位2~3割にいれば関西学院に行ける。中堅の公立高校でも上位1割にいれば関西学院に行ける。最上位の公立校や上位私立の進学校に、必死でギリギリで落ちこぼれに行く理由はどこにあります?

関学に現役合格できる生徒は浪人してください

でも、残念ながら、それで浪人になったとしても、現役で関関同立に受かる子供なら、「必死で」頑張れば神戸大には届きます。言い換えれば、基礎学力は身に付いている生徒であれば、偏差値5~10くらいは上がりますが、それ以上の伸びはないです「浪人をしていい人、悪い人/前向きに浪人できる人」。

関関同立がもう一歩だった方は関関同立を目指して3教科の学習に専念してください。「浪人したからどうせなら神戸大学に」はありません。厳しい言い方ですが、能力的にも、頑張れる努力のリミットと言う点でも限りなく難しい。逆に余計な教科に手を出して、関関同立の入試に必要な3教科で学力不足になることが多いです。

このレベルの生徒とその上のレベルの生徒の差は能力面もありますが、それより努力できる力が圧倒的に違います。だから共通テストや多教科の受験には対応できません。

明らかに落ちこぼれた生徒は浪人しても無理だと思います

でも基礎学力がない生徒は、浪人してもムダです。だから甲南を無理だった生徒が神戸大学はありません。基礎学力がまず不足しているので、基礎学力を埋める間に1年過ぎてしまいます。だから入試問題がそれなりに難しい関関同立も難しい。

そして何より、努力のリミットが低いから、学習できる量も上のレベルとはまるっきり違うのです。だから、浪人して本人なりには頑張っているつもりでも、そんなものは上のレベルの頑張るの範疇に入らない。だから関関同立レベルには届かないと思ます。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。