高校生のクラブ活動について/特に新入生のみなさんへ

昨日、入塾希望者に話した内容です。新しい学校生活に胸を膨らませている生徒さんも多いでしょう。今から氷水をぶっかけます!

中学のクラブ活動にとやかく言うつもりはありません。学習内容が簡単ですので、クラブ活動と両立した学習も出来ます。しかし、学習内容が高度化する高校では、以下の内容を参考にされた方が良いと思います。

大阪大学や神戸大学に行きたい生徒は、活動の盛んな運動部や吹奏楽部への入部は止めましょう

大阪大学は神戸大学を志望する生徒は優秀です。でも、京都大学に進む生徒のように「アレはちょっと違う。」という、学習をあまりしなくてもできる天才肌レベルではないはずです。少しだけ優秀な生徒が努力に努力を重ねて進む大学が神戸大学や大阪大学なのです。

だから、神戸高校に入って神戸大学なんかを志望する生徒は、高校入試もそれ相応の努力と苦労をしてきたことだと思います。勉強しなくても楽勝ではなかったはずです。高校では中学より学習が一挙に難しくなり、あの苦労した高校入試よりさらに苦労することになることは忘れないでください。そんなことは学校から配られた分厚い数学のチャート式などを見たらすぐに分かるでしょう。

だったら、毎日クラブ活動漬けになる活動の盛んな運動部なんて入れる訳はありません。当塾では。現役生で大阪大学や神戸大学に進んだ高校生で、活動の盛んな運動部と学習を両立させた生徒はいません。

クラブの顧問や学校の先生は「両立して大阪大学に進んだ生徒もいます!」と言うでしょうが、そういう生徒はそもそも「アレはちょっと違う」ほど勉強が得意な生徒なんです。だから、そういう生徒を例に挙げる教師は、努力して這い上がっていこうとする神戸大学や大阪大学志望者の敵であり、私に言わせると言語道断です。

上位の国立大学に合格するには難しい問題を解けるだけでなく、厳しいスケジュールを守らないといけないんです。なぜなら、共通テストがあるからです。科目数が増える上に、独特の共通テストの問題・形式に慣れるために9月の下旬からは共通テスト中心の対策を打たなければ間に合いません。ということは3年生の夏休みには二次試験の問題をほぼ解けている必要があります。

クラブが終わった3年生の夏休みから復習をしようなんて言う考えで合格するわけがありません「上位国立大学に必要な学習・スケジュール」。こんなスケジュールで合格した生徒など私は知りません。そのためには、2年の後半には一通りの学習を終えて(予習も含めて)、二次の科目の入試問題に取り掛からなくてはならないのです。

この厳しいスケジュールを守るためには、毎日クラブ活動でクタクタになって帰って来て学校の宿題をやるのが精一杯になっては、絶対に無理です。数学や英語で予習をして先もって学習を進められる生徒のみが上位国立大学に進めます「春休みには数学の予習を半年分やる!/中途半端な学習をするくらいなら英国社に専念しよう」「新高校生の新学期の開始/数学の予習を!」「新高校1年生の英語学習」。

「オレはちょっち違う。」という自負があれば、クラブ活動と両立してください。けどそんな生徒は神戸高校でも少数だと思いますよ。

関関同立ならクラブ活動と学習は両立できます

共通テストもない上に、入試問題もそれほど難しくありません。特に文科系であれば3年になって新しいことを学ぶこともありません。学校の進度で学習して、3年の夏休みから入試問題を解き始めればどうにかなります。だから、当塾では関関同立でよいのであれば、クラブ活動に注文を付けることはありません。

ミドリゼミが言いたいこと

国立大学に進むということは、私立大学に進むということと全く別物です。やりたいことも我慢して目標に進める生徒でないと進めません。好きなことをやりながら進める関関同立とは違います。それでも神戸大というのであれば、クラブなど真っ先に諦めて下さい。それが出来ないのであれば、おとなしく3教科だけソコソコ学習して関学に行きましょう。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。