京都大学?それとも大阪大学か神戸大学?偏差値を見なくても簡単に分かる判別法

京都大学に合格する生徒とそれ以下はどう違うか

京都大学や国公立大学の医学部に合格する生徒は、大阪大学や神戸大学に合格する生徒と明らかに違います。簡単に言えばデキが違う。

大阪大学や神戸大学に進む生徒は一を教えれば一を理解することができます。公立の最上位校や2~3番手の中高一貫私立の上位の生徒です。青チャートなどをやっても分からないところだらけで、そのたびに講師に聞いて予習を進めていくことになります。そして、関関同立レベルの生徒とは違い、それをキチンと一つ一つモノにしていきます。

ところが京都大学に進むような生徒だと一教えると、その後は自分で解決してどんどん積み重ねていって自分で十を知ることができます。

だから、大阪大学や神戸大学に進む生徒は「理解力は悪くない。頑張ったら大阪大学や神戸大学だなぁ。」という感触を掴みながら教えていきます。一方で京都大学に行くような生徒は、教えた途端「アッ。これはデキが違う。京都大学や。」と感じることになります。これが公立の最上位校や2~3番手の中高一貫私立のトップ層です。

このトップ層に授業を合わせるトップレベルの進学校は、生徒頼みのいい加減な授業が出来るので、驚くことに実際そうなっている学校が結構多いです。でも、このトップレベルの進学校でも中位以下は一を教えて一しかできないわけですから、落ちこぼれることになります「進学校の実情/トンデモ授業、生徒任せの学力が多い」「進学校や進学塾に素晴らしい授業や進路指導があるという誤解」。進学校に下位で進むのは最悪手です。ワンランク下の学校でまともな授業を受けていれば進める大学にも進めなくなります。

だから、大阪大学や神戸大学に進む生徒には、「やりたいことも我慢して頑張れ!」と言います。

大阪大学や神戸大学に進む生徒はこの一を学んで努力して一ができるようになる学習を積み重ねて行かなければなりません。二次の科目数も文系では数学があり、理系でも私立より理科が1科目多く、その上共通テストもあるのですから、数学英語だけではなく、全教科で学習を積み上げなくてはなりません。一を学んで一ができるだけなのですからどれだけ努力しても時間が足らないということになります。3教科で良い私立とは必要な学習量がまったく違います。だからミドリゼミでは「活動の盛んなクラブはやめて学習に専念しろ」と言います「高校生のクラブ活動について/特に新入生のみなさんへ」「新中学・高校1年生 クラブ活動の選択」。

この一を学んで一ができるようになる努力を少しの科目しかできない生徒、楽しみを犠牲にして学習するというようなことはできない生徒は、一を学んで一を知る能力があっても、前回書いたように関関同立になります「神戸大? 関関同立? 産近甲龍南? 偏差値を見なくても分かる判別法」。

ところが京都大学レベルだと、一を学んで十を知るのですから、この努力がそれほど必要ない。だから、神戸大学などに努力を積み重ねて進む生徒より、甘っちょろいことを言いだします。だから、こういう人間の口車に乗ると神戸大学や大阪大学に進む生徒は失敗します。問題を解く能力は高いとしても、教師としては不適正だと思います。進学校の教師で変な授業をするのが多いのも、このタイプじゃないでしょうか?

ただし、「このクラブからは京都大学に行った生徒もいる」などと言って必死に頑張らないと大阪大学や神戸大学に進めない生徒にクラブを焚きつける公立高校の顧問の教師はただの極悪人です。なぜならここに書いたようなことは、高校生を長年教えたことのある一般レベルのピーポーなら誰しも分かっていることだからです。それを分かった上で勝ちたいから生徒の将来を犠牲にしているのですから。もし分からないないというのなら教師を辞めたほうが良いと思います。多くの生徒を潰すことになります。

この差をわからない高校生も受験に失敗します

子供の方も自分が一生懸命頑張っていると自分の限界というものに気がつきます。それは、大阪大学や神戸大学レベルの生徒が京都大学に行くような生徒との能力の差を知るということでもありますし、関関同立に進む生徒と神戸大学に進む生徒の努力の差を知るということでもあります。だから、そのレベルごとに自分が出来る相応の学習と努力を進めていけばいいわけです。

ところが中途半端にしか努力してないと、自分の限界というものが分からない場合があります。私の経験上、神戸大学や関関同立に進む生徒はそれ相応に頑張りますから自分の限界というものを理解して、それに応じた塾の指導にも納得して、満足して相応の大学に進んでくれます。

ところがこの下の産近甲龍レベルになってくると、きちんと努力をしたことがないために自分の能力の限界や努力の限界というものを把握できていない生徒がとても多くなってきます。だから偏差値50でもまだ神戸大学にと言ってみたりする生徒が多く出てきます。こういう生徒では、英語や古文の学習も満足にしてないにも関わらずいつまでも数学の学習をより中途半端にやって、結局は産近甲龍もダメになることがよく見られます。

でもね、こういう生徒に何を言っても聞く耳を持ちません。だって自分を分かっていないことが分かっていないんですから。だから「英語だけでもとにかく頑張れ。数学に手を出すな。国立大学は無理だから。」「せめて英語と古文だけは頑張って学年上位につけろよ。」というような親身になったアドバイスは恨みを買うことになることがあります。だから学校も塾もこういう生徒は放置して積極的な指導をせずに飼い殺しにするのです。熱心に指導しても心を入れ替えて学習するわけでもなく、逆に恨まれて塾を辞められでもしたら目も当てられないからです。

結局3年の夏休みに学習を始めて、その時になってどうしようもないことを自分で悟って、それ相応の大学に自己推薦をすることを考え出すします。

ミドリゼミが生徒を募集する原因

このように、ミドリゼミでは現実に即した身も蓋もない指導をするわけです。ところが、当初はこういう指導に納得していた生徒が、学校の教師や友達との話の中で緩いことを言われて不満を持つようになる。そこで他の塾の説明会などに行っておだて上げられて転塾するというのが多いパターンです。

クラブで勝ちたいがために「クラブを頑張っても京大に行ける!」という教師と同じ戦法を取られていることが、やはり分からない生徒は多いのです。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。