共通テストの準備とは?/まずは過去問題!

まず、多くの問題にトライすること

共通テストは独特の設問が各教科で年々多くなってきています。図表を使った面倒な英語や国語、意味もなく長ったらしいだけの文章題の数学です。そして、従来通り英語や国語の問題量は膨大で、精読していたのでは到底間に合いません。

だから、特徴ある出題方式に慣れることと、量が多い問題をどう裁いていくかを、問題数をこなして慣れて自分なりの解決策を身につけていくしかありません。もちろんミドリゼミでは、一般的な解決方法、例えば国語や英語の長文の読み飛ばし方や選択肢の対応の仕方も教えますが、個人個人の悩みや弱点を相談して解決していきます。

しかし、いずれにしても問題数を多く解いて慣れるしか解決策はありません。いくらアドバイスしても、それを体感してテストの中で役立てていくには経験の中でトライして行かないことには身に着かないからです。

過去問にトライすること

その際、最近は予備校などが出している対策問題集をやっていくことが主流になっています。アマゾンでもそういう問題集が上位に並びますし、問題集のおすすめサイトでもそうなっています。その多くは、過去の腰痛テスト模試などをまとめたものです。しかし、その前に本物の共通テストの過去問題をやるべきだと思います。

この対策問題集が主体の傾向は、センター入試から傾向が変わった共通テストの歴史が4年ほどしかないからで、本試だけでは十分な過去問題が蓄積されていないからです。でも、追試などを含めると、ほとんどの受験生にはやり切れないほどの回数が過去問題にあります。だから、過去問題を放置して対策問題集をする必要はありません。

対策問題より過去問題を重視する理由

そして、ミドリゼミが対策問題より過去問題を重視する理由はもう一つあります。

予備校が出している問題集は、共通テストの対策問題集に関わらず、ほとんどの問題集でクセが強かったり、傾向に偏りがあるからです。それは監修している予備校の講師の好みや得意分野が大きく影響しているとも考えられます。一般の問題集でも、予備校が出す問題集は旺文社などが出す問題集より明らかに問題の傾向や解説にクセが合ったり、ある方向に傾向が強かったりします。

だから、ミドリゼミはどの問題集も予備校が出す問題集を進めません。共通テスト対策でも、予備校などの模試をまとめたものより、本物の過去問題をまずすべきだと考えます。その上で、来年度の傾向を見るために予備校が考える出題傾向を参考にするのはいいと思います。

もちろん副教科の基礎学力不足も並行して対策しましょう

もちろん、文科系なら理科、理系なら社会でまだ準備不足の教科もあるでしょう。その対策も並行して学習していきましょう。

でも、共通テスト過去問題に60~90分、答え合わせして考えるのに2時間、そして理解不足があればその問題の分野のおさらい・・などをしていけば共通テスト1教科の対策だけで丸1日、下手をすれば2~3日かかります。その上、まだ十分学習できていない副教科などでは、教科書の暗記や共通テスト用の問題集もしなけければいけません。

もちろん、共通テスト対策に並行して二次の主要科目の対策もしていかなければなりません。もう完璧だという生徒などいないはずです。だとすれば、1週間で1年分の全科目など回せないのでです。今から共通テストまで4カ月弱、16週間です。これでやっと7~8年分しか回せません。共通テストの癖のある問題への対策、時間配分などを克服するには1教科7回くらいの過去問題や対策問題をやらないと慣れないし対策も考えられないと思います。3~4年では無理です。これは、過去ミドリゼミで多くの受験生を見てきた経験でもあります「共通テストの準備を始める時期です/できない生徒は関関同立も失敗する」「共通テストの準備を3年の9月から始めるとはどういうことか?/1年生から綿密な学習計画が必要」。

だから、今から対策を打てない受験生は上位の国立大学など無理なのです。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。