入塾説明会・体験授業をご希望の皆様へのお願い

ミドリゼミの説明会を子供の矯正に使わないで下さい

説明会をご希望される方で、子供の学力が上がらずに、と言うより学習以前の学習姿勢や生活姿勢を家庭で矯正できずに、塾で何とかできないかとお考えの方がいます。

入塾の説明会で子供の学習意欲や現実的ではない子供の高望みをした進路希望などを聞き、当然、「そんな考えで、その志望校って、いったい何を考えてるの？　その志望校だったら、いつまでにこれとこれとこれをしないといけない。キミの学習態度でそんなことできるの？　せめて、クラブも辞めて死ぬ気で努力するというのなら分かるが、それもなしに今までと同じ調子で『頑張る』って言っても無理やで。」などと言うハメになります。

そして、親の方はそれを「ウン、ウン」と頷いているのです。どうも、ミドリゼミのブログを読んで「ここなら厳しく言ってくれるだろう」と考えた親が、自分が厳しいことを子供に言うのは嫌だ、あるいは言っても効果がないから塾に言わせるために説明会に来ているのです。こういう親が必ず言うことは「学校でもほかの塾でも言ってくれない」です。

親がまず言えよ！

ミドリゼミは説教部屋ではありません

こういう子供をお預かりしても、集団個別指導のミドリゼミでは他の生徒を教えながら制御などできません。相手はこちらを出し抜いて楽をしようと立ち向かってきます。他の生徒を教えながらそれを制御するのはとてもエネルギーも時間も要ります。そんな子供にかまって他の真面目に努力している生徒にしわ寄せが行くようなことはあっては絶対にならないのです。

だから、ミドリゼミでは教えきれません。

でも、そんなことも分かった上で、「どうせこの子共は塾など行かないから、せめて説教だけでも」と考えて説明会を受けにくる親御さんが最近増えてきました。

学校名と成績順位を聞いてお断りすることが多くあります

私もそういう親御さんの気持ちを汲んで、何とかできるものなら考えようかと、できるだけ子供に会ってから預かるかどうか決めようと思うことも多いです。もちろん預かれないとは分かりつつも、役に立つのなら説教部屋扱いのボランティアでもいいかとも考えてもいました。だから、正直、「これは酷いな・・」と思う場合でも、「ブログを読んで是非に・・」とか言われると説明会や体験授業を開くこともあります。

でも、もうやめにしました。この1ヶ月でそういう子供に確率100%で「やっぱり体験授業などすべきでなかった・・・」と言う目に立て続けにあったからです。今まで長くやってきましたが、こんなことは初めての経験です。

このブログでも書いてきましたが、最近の真ん中より下の子供は、明らかにだらしなくいい加減になってきています。それだけではなく、親にもきつく言われたことがなく、学校や塾ではお客様扱いされてきた結果、「酷いことを言われた」と塾に嫌がらせ半分のことをする子共さえいます。会社でまともに仕事もせず、上司や先輩の当たり前の叱責に「ブラックだ！」とXに投稿するようなヤツになるのでしょう。

到底ボランティアとしては接する限度を超えるような子供が増えているような気がしています。昔はそういう子供を塾や学校が躾をしていましたが、今や親は甘々で子供の嫌がることは言いたくないし、そういう親の子供を叱れば親からとんでもない仕打ちを食らう塾や学校は傍観者になり、子供は野放しになって好き放題になっています。だから、少しの我慢も出来ず、時にはこのような攻撃性を制御できない子供も出来上がる。

だから、学校名と成績順位を聞いてお断りすることにします。もちろん、事情は子供によって違いますし、私のボランティアで立ち直るような子供がいるかもしれません。しかしながら私の許容をもう越えてます。進学校や成績上位の生徒では、こういうことはまず起こりません。

今後は、親にいくら頼まれても確実にお断りします

ミドリゼミでは説明会１時間と体験授業１時間をセットで、通常は2時間の説明会・体験授業コースを組みます。ところが、こういう問題ある子供では、学校から急いで帰って塾に親と来ないといけないことを嫌がって「そんな早くは行けない」とゴネて、「説明会と体験授業を2日に分けてほしい」と親が連絡してくることが多いです。塾側としては手間がかかります。

そして、説明会では説教半分になり、「こんな厳しく嫌味な塾だけど来る気ある？体験授業をどうする？」と子供に聞きます。すると、子供は「ムカつくからもういい」と言うのではなく「受ける」と言うのです。

それで、体験授業当日平気でバックレます。大抵は連絡もなく来ないだけなのですが、中には説明会で酷いことを言われた仕返しとしか考えられないことまでしでかす子供までいます。

特に酷い例では、体験授業の約束の時間を過ぎてから「体調が悪かった。コロナかもしれないので検査に行く」とバックレるのではなくわざわざメールしてきた高校生がいました。コロナとなると、少しは下火になったとはいえ、塾の運営や講師の検査など多くの問題が生じます。私は「昨日あれだけ元気やったのにアホな嫌がらせをするな！」と思って親にメールをすると、親からは「体調も悪くない。申し訳ない。」とだけ返信が来ました。

この生徒は成績は悪いが頭の回転も速く自己主張も激しい子供でした。説明会でも親が「親の言うことは反発して聞かない。もっと言ってやってください」と言っていました。だから私に真っ向から意にならないことを言われたことに対する悪意を持った仕返しだと確信していました。「ウルサイ！こんな塾来るか！」と言う普通の反発ではなく、明らかにこちらの実害を狙って仕返ししてきたのです。こんな子供の相手などもうしたくありません。

ただ単にバックレる場合でも「約束の時間を過ぎてこない」と親にメールすると、「行く気がないのなら自分から断るように言っていたんですが、ご迷惑をかけました」と親から返信が来るだけのことが多いです。いや・・無責人やろ。説明会開かせて、体験授業にも来ると言っておいて、「子供が連絡してないんすか？」で済ますの？こんな親の相手などしたくありません。自分の子供のことには必死なのはわかりますが、説明会を開かせて、体験授業まで用意させて、自分の子供がバックレているのに、「塾の説教も無駄だったか、しょうがねえな」と一言のメールだけですます親だからこんな子供になってるんですよ！

だから、こちらが善意を持って「親がそこまで熱心なんだから、会ってみるか」と言うのはもう止めます。

どういうお子さんかはわかりませんし、どういう事情かも分かりませんが、学校名と成績で線を引きます。やはり、成績上位の子供や親ではそういうことはありません。