共通テスト 数ⅠA講評
だいたい解いてみました。私なりの感触について説明します。
第1問(1)集合
難しいのではなく内容が直感的に分かりにくいように作っています。特に(2)の補集合は(1)との関連を把握せずに解くと誤解して間違いやすくなっています。
時間制限がある中で、どうアプローチすればわからずなり焦って、ここから自爆が始まる受験生も多いかと思います。こういう問題に対して過去問題で慣れておく必要があると思います。まさに共通テストといった問題です。
第1問(2) 三角関数
特に難しい問題はありません。チャート式が出来ていれば解けます。
第2問【1】 二次関数
前半部分は難しくありませんが(2)の(ⅱ)が面倒です。問題の内容を把握するのに時間がかかり、勘違いも多い。(3)も同様ですが(2)の(ⅱ)よりマシでしょう。
レベル的にはチャート式の二次関数で範囲が動く問題、あるいは範囲が決まっていて軸が動くこういう問題さえできていれば解ける程度のものですが、わざと把握しずらく書いてある問題を読み解くことに時間制限があるテストでは焦ってミスをしてしまいます。

第2問【2】 データの分析
難しくはありません。長ったらしく票が多いように見えても第1問の集合や第2問の後半より内容は把握しずらくはありません。共分散や四分位数の公式さえおぼえておけば解かるでしょう。
第3問 図形
内接円、方べきの定理、メラニウスの定理などを順に使って行けばそれほど問題なく解けると思います。
第4問 確率
面倒な図表がついていますが、あまり図表にとらわれずに普通に解いていけば大丈夫でしょう。却って図表にとらわれると混乱してしまう危険があります。
総評
問題の内容も技と勘違いさせるような意地悪なものも多いですが、その意地悪な内容を70分で解かないといけないことが最大の問題でしょう。時間があれば難しいテストではありません。
これが文科省の考える「探求・思考」だとすれば、こういう系統のまどろっこしい問題を時間制限のある中でどう裁いていくのか、端緒がつかめない問題はどうスパッと諦めるて最終的にはなるべく良い点数を取るのかに慣れるのかが必要です。
また、そのまどろっこしさも文章などで混乱させようとする独特のもので、慣れないと翻弄されると思います。数学の問題としての面倒さというものはなく、問題文のまどろっこしさで受験生を翻弄して、それを「探求・思考」だということに特徴があります。 数学というより、簡単な契約をわざと面倒に長文で書き連ねて、訳を分からなくしているサギ契約書の読み方と言った方が適切だと思います。
こういう契約書や会計報告書も必要なのは頭脳より慣れです。独特の形式なのですから、いくら頭が良くても鳴れていないと対処できないと思います。数学の点数が普段の普通のテストで良いからと、こんな独得のテストに慣れもしないで受けると酷い目にあいます。全く普段のテストとは別物だと考える方が良いでしょう。
だから、多くの過去問題等を解いておきましょう!「共通テストの過去問や対策問題は何年分くらいするのか?」「共通テストの準備とは?/まずは過去問題!」「共通テストの準備を3年の9月から始めるとはどういうことか?/1年生から綿密な学習計画が必要」


