高校生のクラブ活動 新入生のみなさん入部前に考えよう
公立高校合格おめでとうございます! 新しい学校生活に胸を膨らませている生徒さんも多いでしょう。
ミドリゼミは中学のクラブ活動にはとやかく言うつもりはありません。学習内容が簡単ですので、クラブ活動と両立した学習も出来ます。しかし、学習内容が高度化する高校では、以下の内容を参考にされた方が良いと思います。
上位の高校に進んで中学の時と同じ感覚で、「高校に入っても運動部で頑張る!勉強も頑張る!充実した高校生活!!」など考えていては、大阪大学や神戸大学は無理だと思います。少なくともミドリゼミは「神戸大学に行きたいのなら、活動が盛んなクラブには入るな。」と言います。
大阪大学や神戸大学に行きたいみなさん、活動の盛んな運動部や吹奏楽部への入部は止めましょう
大阪大学は神戸大学を志望する生徒は優秀です。でも、京都大学に進む生徒のように「アレはちょっと違う。」という、学習をあまりしなくてもできる天才肌レベルではないはずです。少しだけ優秀な生徒が努力に努力を重ねて進む大学が神戸大学や大阪大学です。
だから、神戸高校に入って神戸大学なんかを志望する生徒は、高校入試でもそれ相応の努力と苦労をしてきたことだと思います。勉強しなくても楽勝ではなかったはずです。高校では中学より学習が一挙に難しくなり、あの苦労した高校入試よりさらに苦労することになることは忘れないでください。そんなことは学校から配られた分厚い数学のチャート式などを見たらすぐに分かるでしょう。
だったら、毎日クラブ活動漬けになる活動の盛んな運動部なんて入れる訳はありません。当塾では、現役生で大阪大学や神戸大学に進んだ高校生で、活動の盛んな運動部と学習を両立させた生徒はいません。
高校の先生の言葉に騙されるな!
クラブの顧問や学校の先生は「両立して大阪大学に進んだ生徒もいます!」と言うでしょうが、そういう生徒はそもそも「アレはちょっと違う」ほど勉強が得意な生徒です。公立高校や高校から私立に進む生徒では、そういう生徒はごく少数です。そもそも、そういう生徒のほとんどは中学受験で灘や神戸女学院に進んでいます。
こういうレベルの生徒と神戸高校で上位20~30番の生徒では学習への適性がまったく違います。灘などではいろいろなことに手を出しても偏差値75で東京大学楽勝という生徒はゴロゴロいます。ところが神戸高校あたりで少し成績が良いレベルでは、一生懸命頑張っても偏差値65神戸大学C判定のはずです。全く学習の適性が違うのです。
これは、灘や神戸女学院と言った超進学校の下のレベルの、大学進学で行ったら神戸高校などとほぼ同レベルの中高一貫校の話です「入塾説明会と体験授業で進学校の生徒に言ったこと 進学校の実態」よく読んでください。
「両立して大阪大学に進んだ生徒もいます!」というのは神戸高校あたりでは例外的な学習適性です。そんなことは高校の教師が一番知っています。それなのに、そういう例外的な生徒を例に挙げる教師は、努力して這い上がっていこうとする神戸大学や大阪大学志望の普通の生徒の敵であり、私に言わせると言語道断です。分かっていて生徒の足を引っ張っているのです。クラブ活動の成績など自分の欲望を生徒の人生より優先しているからです。恣意的に生徒の人生を潰そうとする人間の考えを私は分からない。
そして、文武両道などと言ってクラブ活動を推進するのには別の意図もあります。とある高校の進路指導の責任者が私に言った言葉です。「でも、クラブ活動も充実させないと、落ちこぼれた生徒は高校生活に満足しなくなる。」 文武両道などのきれいごとは、落ちこぼれた生徒への気休めの方便でもあるのです。
大坂大学や神戸大学に何とか行きたいレベルの生徒では、客観的に自分の目標と学習スケジュールをコントロールできないと、成功はできません。教師に委ねるのもいいですが、委ねられる教師かどうかの判断が必要です。
ミドリゼミが厳しい学習を進める理由
上位の国立大学に合格するには難しい問題を解けるだけでなく、厳しいスケジュールを守らないといけません。なぜなら、共通テストがあるからです。科目数が増える上に、独特の共通テストの問題・形式に慣れるために9月の下旬からは共通テスト中心の対策を打たなければ間に合いません。ということは3年生の夏休みには二次試験の問題をほぼ解けている必要があります。
クラブが終わった3年生の夏休みから復習をしようなんて言う考えで合格するわけがありません「上位国立大学に必要な学習・スケジュール」。こんなスケジュールで合格した生徒など私は知りません。そのためには、2年の後半には一通りの学習を終えて(予習も含めて)、二次の科目の入試問題に取り掛からなくてはならないのです。
この厳しいスケジュールを守るためには、毎日クラブ活動でクタクタになって帰って来て学校の宿題をやるのが精一杯になっては、絶対に無理です。数学や英語で予習をして先もって学習を進められる生徒のみが上位国立大学に進めます「春休みには数学の予習を半年分やる!/中途半端な学習をするくらいなら英国社に専念しよう」「新高校生の新学期の開始/数学の予習を!」「新高校1年生の英語学習」。
自分を知ろう!
書いてきたように、神戸大学や大阪大学を目指す生徒は、優秀ですが超がつくほど優秀ではありません。数学のチャート式など分からないところだらけです。でもその分からないところを教えれば理解できます。このレベルの生徒は一教えれば一を知ることができます。必要なことは、その一を積み上げていく努力を継続できる資質です。
ところがこの上のレベル=京都大学楽勝のレベルでは、一を教えれば自分で十を解決できる能力になってきます。学習への適性が全く違います。だからこのブログで紹介したようなメチャな学習もできます「中学受験でトップ校、小中高一貫校や公立校で早期学習、どちらが有利なのか?」「本当の早期教育を考えさせられる新入生 中学受験も無駄?」。でも、大阪大学や神戸大学に進む生徒では無理なのです。だから地道な努力を積み上げていかなければいけない。
そこで、ミドリゼミでは高校入試後、合格発表前の時期から新高校1年生を塾に来させて高校1年生の予習を始めています「公立高校入試の翌日から新高校1年生が塾で学習を始めました」
「オレはちょっち違う。一を聞けば十を知る。」という自負があれば、クラブ活動と両立してください。京都大学楽勝クラスだと、天性の学習適性があるので可能かもしれません。けどそんな生徒は神戸高校でもごく少数だと思いますよ。私が知っているこのレベルの生徒は、灘や甲陽、神戸女学院の真ん中より上のレベルです。公立高校では、今まで私は知りません。
関関同立の文系ならクラブ活動と学習は両立できます、理系では激しいクラブでは難しい
共通テストもない上に、入試問題もそれほど難しくありません。特に文科系であれば3年になって新しいことを学ぶこともありません。学校の進度で学習して、3年のから入試問題を解き始めればどうにかなります。だから、当塾では関関同立の文系でよいのであれば、クラブ活動に注文を付けることはありません。
ただ、関関同立でも理系では、公立高校で3年生まで数学などの授業が残る場合は、少し早めに学習を前倒しして、3年の前半には基礎学習を終えて夏休みからは入試問題に専念できる学習は必要です。あまりに活動が盛んなクラブだと弊害はあると思います。でも、中高一貫校で早い授業進度であれば両立できると思います。
ミドリゼミが言いたいこと
国立大学に進むということは、私立大学に進むということと全く別物です。やりたいことも我慢して目標に進める生徒でないと進めません。特に大阪大学や神戸大学のレベルでは、正直言って、特別に優秀でもなく、少しだけ優秀な生徒が志望する大学でもあるのです。超優秀な生徒のように自分の能力頼みで他人には勝てない。ライバルに勝つには他人より努力すること以外はありません。
好きなことをやりながら進める関関同立とは違います。それでも神戸大というのであれば、クラブなど真っ先に諦めて下さい。それが出来ないのであれば、おとなしく3教科だけソコソコ学習して関関同立に行きましょう。


