ボンゴレ・ビアンコの似合う音楽
ベタ過ぎる選択/でも指揮者はひと含みあり
オケのヨレた下手さ加減が、シチリアの農村を舞台にしたこの曲にピッタリとマッチしています。元来は、パイプオルガンも加わり、もっと壮麗な音楽になりますが、こっちの方が味があっていいですな。
このオペラは、兵役に取られている間に恋人が他の男と結婚してしまい、兵役から帰って他の女と結婚した男が、人妻になった元恋人と逢瀬を重ねるようになり、それが妻と元恋人の夫にバレて、その夫に殺されるという・・・まあ、裏切り、三角関係、不倫、殺人とオペラの要素を満たしたよくある作品です。大人の娯楽であるオペラなんて昼ドラと設定は同じですから。
アッ、そうか・・・兵役の間に恋人が他の男に取られるって、韓国で一番悩ましいお話ですよね・・・それで、心情をよく知るチョン・ミョンフンを指揮者に選んだのか・・・奥が深い。
ということで、この遺跡から見る山の神、エトナは美しいです。気まぐれに噴煙を上げる女神に男は騙されるんですな!
映像の最後に、当時のトランプ大統領が映っています。G7サミットのレセプションですな。
この遺跡がある街
美しい海なら日本にはいくらでもあるが、美しい海沿いの街は日本には皆無です。
因みに、ここの名物はウニのパスタです。あんまり美味くないです。ウニ丼に軍配が上がります。 昨日のレシピのボンゴレは、ここと目と鼻の先にある島国です。