最新の英語で学ぶ日本の危機と愚かさ/Japan to lose Sakhalin-2 rights/産近甲龍志望者の制限時間3分

Japan to lose Sakhalin-2 rights if Kishida supports oil price cap, Medvedev warns

産近甲龍以上の大学志望者は、このくらい読みましょうねぇ。でないと受かりませんよ。最近の入試問題は、修飾が複雑で文章が難しい従来の小林秀雄的文章より、このような時事問題などを新聞や評論に近い文章で出されることも多いです。従来の問題集が読めても歯が立たなくなっています。こういう文章を読むには、英語力以外に社会的常識が必要になるからです。「私立大学の英語の難化傾向/文法力と社会知識の両輪が必要になってきた/学校・クラブ活動・塾を往復するだけの生徒は無理/子供の育て方そのものが問われている

Former Russian Prime Minister Dmitry Medvedev said Tuesday that Japan will be kicked out of the Sakhalin-2 oil and natural gas development project in the Russian Far East if a cap on the price of Russian oil is introduced as has been proposed by Prime Minister Fumio Kishida.

In a comment posted online, Medvedev also said Japan will become unable to source oil and gas from Russia.

His remarks came after Kishida revealed a plan during a stump speech in Tokyo on Sunday to set an upper limit on the international community’s purchase prices for Russian oil, at around half of its current level, in line with discussions with his Group of Seven counterparts.

Medvedev said such a measure would lead to significant declines in the amount of oil available in the market and would sharply push up the price.

The same day, Russian Security Council Secretary Nikolay Patrushev, one of the closest aides to Russian President Vladimir Putin, said Japan was strengthening its revanchist stance over four northwestern Pacific islands at the center of a long-standing territorial dispute between the two nations.

文法的に難しいところはないですね!2~3分で読めるはずです。でも、ほとんどの高校生は最初の段落の「 cap on the price of Russian oil 」でつまずくんじゃないのかなぁ・・でも後で「to set an upper limit on the international community’s purchase prices for Russian oil」って言い替えてます。単語が分からなかったら、読み進めて文章の意味を把握してから単語の意味を推測するのが、英語の読解ではとても大切です。

でも、ほとんどの高校生は、和訳はできても文章の内容まで考えて読む余裕がないので、それもできないんです。だから、システム英単語で出来るだけ語彙力を増やすしかないのかも知れません。

読めましたか?

先日のG7で決めたロシアの天然ガスの購入価格の上限設定を岸田総理が提案しているが、そんなことをすると日本を極東のサハリン2の天然ガス・油田開発から放り出すと前ロシア総理のメドベージェフが言った。

オンラインのこの投稿で、メドベージェフは、日本はロシアからガスも石油も買えないと言っている。

岸田総理は日曜の東京の街頭演説で、G7で議論されたラインである現行価格の半額の価格でのロシア産オイルの買取上限価格を設定すると言った。

メドベージェフは、そんなことをすると市場への供給が激減して、急激に市場価格は上昇すると言っている。

プーチンに最も近い側近の安全保障会議書記のパトルシェフは、日本は2国間で長年懸念となっている領土問題の回復への姿勢を強めたと述べている。

因みに、三井物産や三菱商事がサハリン2の権益を持っていますが、サハリン2を運営しているのは実質的な所有者であるガスプロムというエネルギー財閥です。その財閥のオーナーであり、プーチンの右腕がメドベージェフ元総理です。ロシアの資源ビジネスなど政府直轄の案件です。だから領土問題まで引っ張り出して恫喝するんです。こんなことになることは分かっていたから、ロイヤル・ダッチ・シェルは、ウクライナ侵攻が起こって欧米の制裁が始まると投資の損切をして、サハリン2からサッサと撤退しました。

うまく立ち回るだけでは、もう無理?

こうなるのを恐れて、インドや中国を始め、多くの国は今回のウクライナ侵攻の制裁は様子見なわけです。けれど日本はアメリカやヨーロッパにむやみに追随した。安全保障をアメリカに握られている日本は、中国の脅威の前にポチにならざるを得なかったんでしょうか? このサハリン2への日本全体の依存度はそれほど大きくはありませんが、広島ガスはほぼ全面的に依存しています。政府は広島ガスに何も対策を打っていません・・・呑気ですな。「サハリン2のLNGの「代替コスト」を独自試算、広島ガスらを“スポット地獄”が襲う | Diamond Premium News | ダイヤモンド・オンライン

ところで、もしこんなことになると、中国なんかロシア以上に黙ってませんよね。中国にビジネス網広げて、莫大な投資をして、社員を多数派遣している企業は、いざとなれば駐在員をサッサと帰国させて、工場数個分の投資分を潔く損切する覚悟はあるんでしょうか? 三井物産と三菱商事の二の舞を、中国でやらかすんではないか? 中国では、今回のような工場設備などの差し押さえだけでなく、合わせると何十万人もの社員とその家族が人質に取られることを意味します。尖閣を占領されたぐらいでは、日本は文句も言えないんです。

悲惨な日本の近況

中国は弾道・巡航ミサイルを2200発持っていて、日本全土とグァムをはじめとした西太平洋地域の米軍基地を瞬時に壊滅させられる状況にあります。ロシアなんか比べ物にならないくらい強力なんです。「重み増す太平洋の要石、沖縄 米軍の「中国封じ込め」最前線―新部隊構想も議論進まず・復帰50年:時事ドットコム (jiji.com)」日本の後ろ盾のアメリカに出来るのは、太平洋を分割して半分を中国の好きにさせるしかないとも言われています。

そのアメリカの目がウクライナに向いている今、中国は領海侵犯をして「ここは中国領土で、日本の漁船は逮捕する。」と言い始めています。「中国、日本漁船へ接近「法執行」 尖閣領海侵入を正当化:中日新聞Web (chunichi.co.jp)

もうね、終わっています。でも、ただ一つの救いは、ロシアと違い中国は、資源も食料も自給できないから、むやみに世界を敵に回せないことです。でも、中東や南米は中国と関係は切らないんじゃないですかねぇ。今のインドなんかのように。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。