ミドリゼミの学習方針と親が家庭ですべきこと

現在の学校の教育環境とは

ミドリゼミでは、今の教育現場では多くの問題点があると考えています。多くの子供を置き去りにしている進学校、キチンとした学習を指導できない公立校、通り一辺倒の学習を強いて課題ばかり出す塾・予備校などです。

進学校では宣伝になる上位の生徒の進学実績だけを考え、速く難しすぎる学習に多くの生徒が理解不足になっています。ところが多すぎる課題と速い授業ペースのため、理解不足を復習する余裕はありません。せっかく進学校に入って努力しても半分以上の生徒では中堅校や公立校の上位の生徒と大差ない学習理解と大学進学になります。

一方で、公立校では学力低下の問題が山積みです。阪神間の成績上位者の多くは中学受験をするため、中学受験生の休憩場所となった小学校で十分な学習指導がされずに、公立中学で1年生で単位計算もできない生徒が半数近くを占めています。この生徒たちが進む公立高校のレベルも下がっています。最上位の公立高校でも真ん中では関関同立、下位では産近甲龍にも行けません。中堅公立高校に至っては、上位2割にいないと産近甲龍には進めません。

塾や予備校の教育環境とは

この状況を補佐するはずの予備校や集団塾では科目別に担当教師・講師が学校と同じように教えるだけです。塾と学校で2回同じようなことを学習するだけでは理解不足を解消することはできません。理解不足を埋め丸暗記学習のために膨大な宿題を出され、子供は学習量の割に成績は伸び悩みます。

一方で、補習塾となっている個別指導ではアルバイトの学生が教えるだけで、学習指導しても基礎学力もやる気もなく効果が薄い生徒を塾に来させるためにお兄さんお姉さんとのお話の場になっています。

半数の子供が陥っている状況

だから学習方法やスケジュールは日々誰からも見守らてれいません。学校も塾も面談は1学期で20分程度で、おざなりの事なかれ的な話しかされません。そして、落ちこぼれている現状を認識せずに問題意識のない学習を続ける進学校の生徒、中高一貫私立の成績上位者が大学受験では帰ってくることを分からずに甘い学習を続ける公立校の生徒、そのような勘違いした生徒が激増しています。

親が家庭ですべきこと

この状況が学校からも塾からも指導されずに、子供だけではなく親御様までもが正しい判断ができていないことがとても多いのが現状です。その結果、進学校で課題に追われて一生懸命学習がしていても身の丈に合った学習ができずに関関同立にも進めない生徒、あるいは公立校で漫然と学習していて気が付いた時には手遅れになる生徒がとても多いのです。

まずは親御さんが子供の状況をよく判断して、問題がどこにあるのかはっきりと認識しなくてはいけません。公立中学の下半分の生徒のようにテスト範囲の漢字をおぼえる気もない子供を塾に放り込んでも、そんな子供を教えても成績が上がることはないことを熟知している塾では下のクラスで子供を放置して授業料を毟る取るだけです。こんな子供なら、テストの答案を見れば漢字や英単語、あるいは基礎的な計算問題を壊滅しているのですから、細かいことは分からない親でもすぐに判断できるはずです。親がすべきことは、こういう子供を塾に放り込んで放置することではなく、「こんなことしてしょうもない大学に行くのだったら、家から出て働け!」と子供をどやしつけることです。「しっかりしないとタイヘンよ!」くらいで聞く耳を持つ相手ではありません。

御影高校レベルを受験する中学生や、そういう中学生が行きつく進研模試で偏差値60程度の高校生では、ヤル気があっても、どこでその子供がつまずいているかも分からずに画一的な授業をする集団塾や、どこでつまずいているかさえも把握できないアルバイト大学生が教える個別指導塾に行っても何の解決策にもなりません。この場合は親には問題点が判断できないでしょう。テストの答案などを持ち込んで、その答案からしっかりとした返答を聞き出せる塾や予備校に入れるべきです。偏差値はそういう子供の結果ですので、その数値で大概は判断できますがそれだけでは対処しきれないこともあります。

例えば、英語のリスニングの得点が悪くても、それは聞き取れていないからなのか、そもそも図表などが読み取れないために日本語で聞かれても分からないなのかは実際に問題と間違えた個所を見比べて、経験から判断するしかありません。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。