ツール・ド・フランスに見る「学校でもしょうもないことをしていただろう」というヤツ

そろそろ祭りのシーズンですな/祭りにはバカがつきものです

ツール・ド・フランス、スペインのサンフェルミン祭、そして祇園祭が始まります。残念ながら後2者はコロナで中止・縮小です。

そのツール・ド・フランスで後先考えられないバカが引き起こしたハプニングです。こんな結末も分からないバカですから、今までも彼方此方でやらかしてきたと思います。私は絶対関わり合いになりたくないです。まあ、逮捕されたそうですがね。

こっちでもやらせればいい/ここでなら後先考えてコースに飛び出ると思うんですよ

メーターはマイル表示です。1.6をかけるとキロメーターになります

イングランドとアイルランドの間に浮かぶマン島で、毎年5月末に開催されます。オリンピックやツール・ド・フランスをやって、この世界最高の公道レースが中止って、どういうことやねん? 許さん!!

因みに、マン島はイギリス領ではなく、元植民地のオーストラリアなどのようにイギリス連邦の加盟国でさえありません。元来、イングランドからもアイルランドからも独立した領主に統治されてきたからです。従って、その領主の主であったイギリス王室の属領と言う扱いになって、イギリスの統治機構は及ばない名目になっています。

この他ジャージー島も同等の扱いです。その独立性を利用してこういう島はタックスヘイブンの地として生き延びてきましたが、最近は脱税取り締まりの各国の圧力で機能しなくなっています。

本田宗一郎、魂の地

半世紀以上前、ホンダは性能のアピールと海外市場を獲得のため、当時もっとも著名なレースだったマン島のTTカップにチャレンジしました。そして数年越しの挑戦で優勝しました。

極東の荒れ果てた敗戦国で安いバイクを作っていた弱小メーカーの緻密で高回転型のレーシング・エンジンに世界は驚愕し、ホンダの名前と技術は世界中に轟き渡りました。紅茶とスコーンが似合うイングランド様式の美しい田園風景の中で繰り広げられる狂気。ここは本田宗一郎、魂の地です。

残念ながら、この狂気に耐えうる豊かな田園風景は日本にはありません。日本の田舎では、ただの不良バイクの珍走に成り下がります。F1のモナコ・グランプリもそうですが、野蛮な公道レースが成立するには豊かな風景が必要なのです。

詳しくは、ホンダの公式ホームページでどうぞ。https://www.honda.co.jp/50years-history/limitlessdreams/manttrace/

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。