中学生への厳し~い指導/ウソも方便の当塾の方針
公立中学の通知簿3って分かってるんやろな!
と、ダラケている中学生に聞くことが良くあります。すると、大抵の生徒は「真ん中ぐらい。」と答えるんです。こうなると、思う壺ですわ。
ここから恫喝が始まります。
「あのなあ、小学校の時マシな成績の友達が、ほとんど中学受験で私立に行ったのを忘れたんか? 阪神間では半数の子供が中学受験する。ということは、極端に言うと下半分が公立中学に来てるって言うことやないか。」
こんなことでは済ませません
「ところで、通知簿3ってどのくらいの生徒に付くか知ってるか?」と私が言うと、大抵の中学生は「真ん中くらいの成績の生徒。」と答えます。もうね、思う壺ですわ。
「相対評価では上位から7割くらいの生徒に3がつく。絶対評価では平均して8割の生徒に3がつくと言われている。ということは、下半分の8割で3がつくんや。全体から言うたら、どんビリの1割以外の生徒で公立中学で3がつくんや。」
もっと責めます。
「高校の入試ってなもんは、この下半分の生徒が競争しているだけで、まったく大したことはない。せやから、漢字おぼえられへん、単語おぼえられへんって塾で怒鳴りつけられてる生徒が公立高校に受かってくる。
そこで楽に合格して『入試なんて楽勝!』って、高校で遊び惚けるんや。せやけどな、このアホどもが忘れてることがあるんや。何か分かるか?」
生徒「分かりません。」
「楽勝の高校入試と違って、大学入試では上半分の中学受験組が帰ってくるんや。相手は小学校4年生から必死で頑張っているや。下位1割少し上の通知簿3が勝負になるんか?」
これ、ウソではありません。「高2生3割が勉強時間ゼロ 希望進路で差、文科省調査」の通りでございます。
誇張はありますが、基本ラインは間違ったこと言ってません。
もちろん、家庭の事情で、親の方針で、あるいは中学受験で紙一重で失敗して、優秀な生徒も公立中学にも来ていますし、公立高校にも進みます。でも、中学受験が盛んになって、優秀な生徒の人数は公立校では減っています。
それに応じて公立高校の大学進学実績も、親世代の半分に落ちています。学年で真ん中くらいの成績なら神戸大学に進んでいた神戸高校や長田高校でも、今や上位2~3割程度にいないといけません。
だから、こう脅すのが当塾の方針となっております。