スキルなどと言う精神年齢30歳には分からない、本当のスキルとは?/漢カワサキの女性新社長に学ぶ

漢カワサキの新社長

バイクメーカーでも硬派のイメージが昔は強かったカワサキの新社長に女性が就任しました。桐野英子さんです。カワサキは以前は川崎重工の一部門でしたが、赤字続きで切り離され、今は別会社になっています。オートバイ単体で黒字のメーカーはホンダだけと言う、厳しい世界で彼女は舵取りを任されました。

お写真からは、「族上がりを社長にするとは、さすがにカワサキ!」と思ってました・・・

彼女は、オートバイには学生時代に乗っていたそうですが、別にオートバイに関わり合いになりたくて川崎重工に入ったわけではありません。ペルシャ語を東京外国語大学で専攻していた彼女は、中東でプラント建設などの大きな事業に関わりたくて川崎重工に入社したんです。

ところが、彼女はオートバイ部門と言う希望とは全く正反対の部署に回され、それからフランスと言うペルシャ語の専門とはかけ離れた国に派遣されます。しかし、そこでヨーロッパでは不振だったカワサキの弱点を調べ、Z1000という日本のオートバイのデザインとはかけ離れた製品を提案し、ヨーロッパでヒットさせます。このZ1000は現在も現役で、最近の典型的なオートバイのスタイルの先駆けになった製品でもあります。

私としては、虫みたいなフェイスマスクは嫌いなんですが・・・。

そして、このバイクの次にはH2というスーパーチャージャーがついたバイクで、当時の大排気量・ビッグパワーのバイクブームを牽引しました。このH2は今も現役ですが、日本国内では売れずに今回で最終モデルになるようです。欧州では販売され続けられます。

バイクから学ぶ日本の凋落

理由は分かりますか? 値段が200万円を超えて高いからです。言い換えれば経済成長している欧州のバイク好きは買えるんですが、経済成長せずに所得も伸びていない日本ではこの値段のバイクを買える人は少なくなったんです。

それで、「みんな平等につつましやかに、江戸時代みたいになろう!」って言ってる若者が増えてきているんです。いや・・みんなで貧しくなって、開発途上国に落ちこぼれかけているんや。「今時の30歳半ばの精神年齢/成人年齢40歳くらいでいいんじゃないでしょうか?/お若い親に合わせる塾経営

彼女が成功した理由

彼女は豊かな欧州に派遣され、そこで高級バイクを売りまくったわけです。日本で川崎重工に残っていたなら、この成功はなかったと思うんです。キャリアやスキルなどと巷で言われている分かりやすい「技術」は自分で築けるのは30歳までのペーペーの現場仕事で、それ以上では環境と運とそれをモノにするホンモノの実力が必要です。

これがスキル、スキルと30歳がほざいているキャリアですか?

彼女は、自分が望んでいたスキルもキャリアも全く正反対の部署に会社から放り込まれ、そこで全力を出してきた尊敬すべき女性です。彼女自身がインタビューで、「私はスーパーレディでも何でもありません。そのときにやらなければいけないことを、逃げずに一生懸命やってきただけです。」と言っています。

もちろん謙遜ですが、「逃げずに一生懸命やって来た。」ということがスキルを上げたのです。今の30歳の「スキルアップに転職する。」などの軽い行動や考えなど、こういう人間を前にして通用すると思いますか? 私も偉そうに言えるわけではありませんが・・・、一発で性根の本質まで見透かされて「こんなヤツ、使い物になれへんわ。」と烙印を押されます。

こういう人間を納得させることがスキルな訳であり、「こんな技能がある」とか「こういう資格がある」というような30歳が語る低次元のスキルは、ペーペーの仕事である資料や書類整理以上のレベルの大人の世界では役に立たたないです。

塾でも同じですよ/子供じゃなくって親を納得させないといけないんです

カリキュラムやメソッドなんかで、子供を教えられると思います? 「コイツはどういう根性で、どこまで学力があって、どこまで伸ばせられるのか?」という判断をひとりひとりの生徒に出来ずに、偏差値だけを見て「ここの学校ですねぇ~」「そういう専門なら、この大学に学部がありますね。」などという進路指導で何かできると思います?

先日、体験授業に来たソコソコ優秀な生徒の場合、「この学科は、国立の工学部にしかなくて・・。学校の先生は地方の国立大学も視野に入れてと・・・」とお母さんが、「クラブは辞めたくない。」とお子さんが言うものですから、私は断言しましたよ。「その成績とヤル気では国立大学は無理。地方の国立大学など行くぐらいなら関関同立の方がマシ。下宿でもすれば同じだけ金がかかる。」

「キミ、芦屋育ちやろ? キミが望む仕事は工場にあるんや。工場って、大概は、ド田舎にあること分かってるか? コンビニに自動車で10分かかるところで生活すること分かって『専攻』って言ってるんか? 」「16歳、17歳で、大人から夢物語吹き込まれて憧れてるだけの選択と、22歳になってある程度社会が分かるようになってする選択は違う。安易な進路選択などするべきではない。」

それで、体験授業で不得意の英語を教えて、まったく甘々な英文法の学習を指摘して、「昔と違って大学院の受験が自由で入りやすくなった今、専攻だけを考えて地方大学を目指して全教科必要な国立対策などしては、結局3教科の関関同立にも行けない最悪が待ってるで!まずは関関同立でも行って、一生を賭ける専攻が分かれば、大学院から神戸大学に行けばいいんちゃうんか?」と助言しましたよ。

「 そのときにやらなければいけないことを、逃げずに一生懸命やる」生徒以外、上位の大学など受からない。もちろんこの女性社長の出身大学の東京外国語大学と言う難関もです。だから、学歴は就職で重要なんです。

結局、この生徒は家で話し合い、私の言うことに納得し入塾することになりました。これで、来年度の定員もすべて埋まりました。

40歳を超えた人間のスキルとは?

英語や数学を教えられる知識ではないです。塾の経験、社会経験を活かして全方面から生徒と保護者にぶつかって納得してもらう知恵の力がスキルです。30歳のキミに聞きたいですが、上に書いた説明会や体験授業でのオッサン=塾の経営に求められるスキルを親に言えますか?

この女性社長の場合、デザイン技能でも市場調査を統計的に処理する知識でもなく、バイクの工学的な専門技能でもなく、それらを総合して「こういうものならユーザーが納得する。」と提案できる力がこのオバちゃんのスキルだったんです。

まあ、私とカワサキの社長ではスッポンと月ですが、オッサンやオバちゃんになれば30歳の言うスキルとは全く別次元のスキルが求められるんです。それは「スキル」「スキル」とキャリアアップを考えているような若僧には手に入れられないものです。

この社長が企画に参加するようになって、カワサキのバイクは様変わりしましたよ

だって、昔は暴走族に好まれるような独特のイメージのバイクが多かったですからね。今でも旧車族と言われるアホなオッサンは当時のカワサキの中古車を高値で買って乗っています

でも、市場調査して真面目に解答したらそうなるわな・・・って言う普通のバイクを作る普通のメーカーになったカワサキは、バイクで圧倒的な市場を握るホンダに近づいて行って、どう対抗していくんでしょうかな?

イヤ、バイクを知らないオッサンが生意気言うんじゃねぇ?って、お叱りも頂けそうですが、けど、私結構詳しいんですよ・・・

そう言えば、高市早苗さんも・・・

バイクに乗ってましたな・・・まあ、バイクぐらい押さえ込める女でないと、男を押さえ込んで社会の中で泳げないんでしょうな!

そこで、私がこれから社会の荒波に立ち向かっていく女性に乗って欲しいカワサキはコイツです。排気量は630ccで重量も200kg弱で女性にも十分扱えるバイクです。それでいて13000rpmで120馬力を絞り出すじゃじゃ馬となっております。まず男を組み伏せる第一歩として、いかがでしょう?

まあ排気量も小さいですし、トルクが7N・mしかないので、120馬力と言ってもそれほど大した加速はしませんから、怖くはないですよ! 

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芦屋で500人以上の個別指導の実績を持つベテラン講師が、定額で、毎日何時間でも指導します。来塾時間も帰宅時間も制限はありません。クラブなどと両立してなるべく多くの時間を学習して下さい。