いい人はいい塾講師なのか?/私の考えるいい人

最近のいい人の定義

この番組を見て、今の風潮を感じています。時代は「いい人」を求めている。それは私も感じます。

ここで言う「いい人」とは、他人の言うことに「そうだね」と常に理解を示し、「頑張って!」と励ます人のことです。企業でも、入社試験でグループ活動などをさせて、こういう人材にプラスして、グループを肯定的にまとめて行ける人材を探していると言います。

そして、これもよく聞くことですが、有名企業はこのような「いい人」が多くなり、さわやかに仕事ができる環境が整えられ、よりホワイトになっている。

いい人って迎合してるだけでしょ?

でも、「そのいい人」って、市場をある程度押さえている安定した大企業で、トラブルを起こさず、みんなと気分よく働き、そつなく当たり前の仕事をこなすことを求められているんじゃないんでしょうか? その結果が、下の表です。私には、最近流行りの「いい人」って茹でガエルにしか見えないんですよ。

その代表的な人物が岸田総理です。嫌なことは何も言わない代り、何もしない。今の日本を体現していると思います。いい人で揉め事を起こさず、とにかくトップに上り詰めることだけが目標で、それ以外にやりたいことはないんです。だから、「いい人」を完璧に演じきれる。自分のしたいことがあれば、国を動かそうとすれば、「いい人」だけではいられないはずです。

このいい人だけが溢れかえり、問題を先送りにし、日本はにっちもさっちもいかないところまで追い詰められたんですよ。「日本のレベルは1972年に落ちている/5年後は1960年代=開発途上国レベルに戻る?/円安こそ最悪の既得権益だ!」の通りです。

このビデオの問題点

この岡田斗司夫の話は、バックミラーで過去を見て現時点を解説している。私たちが考えないといけないのは、これから先のことです。

アメリカは30年前、今の日本の状態にあった。日本の猛追でアメリカの産業は壊滅的な状態にあった。そこから立ち直ったのは、同僚に嫌われても屁とも思わないスティーブ・ジョブズのような起業家、毎年社員を大量に首を切ってでも企業を再生させたジャック・ウェルチのような経営者がいたからです。いい人が今のアメリカを作ったわけではない。

ここまで堕ちた日本では、いい人を演じるだけでは、泥船の中で自分も沈んでいくだけです。

多くの塾の講師、学校の先生も「いい人」です

子供の話を聞いていると、学校の先生は進路指導でもこの「いい人」に徹します。余計なことも言わない代り、役に立つ情報も言わない。多くの場合役に立つ情報は、「キミの成績から考えると・・」や「キミの数学の学力では・・・」など否定的な要素を含んでいて、それがトラブルのもとになるからです。

でも「そういう学部志望なら、この大学にあるよ。」というような、パスナビでも検索すれば出てくる情報を言うだけなら、教師の値打ちもないと思うんですけど。

結局、岸田総理と同じで、「子供のために」など考えてはいない。つつがなく教職をこなす「いい人」でしかない。

親に気持ち良い情報を与え続けてビジネスにして、それに迎合して親に心地よい言葉だけを送り続けた結果「進学校や進学塾への誤解/何度も書いてきたことですが・・・」「働きアリの法則/進学校の生徒とその親のプライドがもたらす現状認識不足が原因」のようなことになってきた。

おいしい話に乗せられて、見栄とプライドを刺激されて、進学校に滑り込んで、数年後落ちこぼれて公立に行っていたより悲惨な状況になる例は頻発しているというか、進学校の1/3はそういう状況です。

結局は、受験に心地よい幻想を抱き続ける親世代の犠牲が子供世代であふれかえっている。それは、上の企業の浮き沈みと同じです。大企業でいい人を通して出世だけを目指す人間が溢れかえり、結局は企業の変革も出来ずにリストラしないといけないことになっている。

私が思ういい人とは?

嫌なことを言っても、子供や親が間違った情報から判断しないようにしてあげなければ学校や塾の値打ちはない。でないと日本の今のような状況に子供を優しく追い込むことになる。

けれども、その正しい情報から、妥当な判断を持って、どう結論を出すのかは家庭の裁量です。塾や学校がとやかく言うことではない。けれど、間違った情報から偏った判断をしているのであれば、それを知らせて上げなければ塾や学校の値打ちはない。

私は岸田総理のようないい人が、日本をこんな体たらくにしたと思っています。少なくとも、塾の生徒にはそういうことになって欲しくない。これが私の考える「いい人」です。

まあそれを煙たい、ウザいと思うのなら、今世間一般でいい人と言われる講師がいる塾に行けばいいと思います。

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