これから給料が下がる・上がる職業から考える学歴不要論/昭和に返る学歴と塾

給料が下がる・上がる職業

まずは「これから給料が「下がる仕事」「上がる仕事」全210職種を公開(週刊現代) | マネー現代 | 講談社 | 【イメージギャラリー】 (ismedia.jp)」をご覧ください。駒澤大学経済学部准教授の井上智洋氏の推測だそうです。どこまであてになるかは、少し疑問です。

まあ、推測根拠は明確で、AI化・ロボット化で代替え可能な専門職の給料が下がると言うものです。これらの職業の多くは、コンピュータ関係のソフトエンジニアなどのAIで置き換わるもの、歯科医師や専門技師などのロボット化などで診断や処置がある程度代替えされていくものが含まれます。これらの多くは専門スキルを身に着けるために比較的高学歴や費用の掛かる資格取得が今は必要とされています。

一方で、給料が上がる職業は、介護関係や倉庫作業などの単純作業、今嫌われている3Kの仕事が多く含まれれています。ひとつひとつの作業は経験も必要なく簡単ではあるが、多くの作業は複数の判断や作業を同時にしなければならず、時には不安定な方々との人間関係の構築も求められます。画一化されたプログラムでは対処不能なのはこういうサービス産業ということです。こちらは、現在は比較的低学歴で非正規雇用の人たちが安い給料で使い潰いされている業種です。

もし、これが実現化したら、私たちの仕事への価値観・能力への価値観も180度転換するかもしれません。

塾のような仕事をしていてなんですが・・・今の雇用って身分制になっていておかしい

偏差値60ない高校生は、アメリカでトラックドライバーになれ!」にも書きましたが、今の給与形態って、コンピューターでも代替え可能な大したこともないホワイトカラーの間接業務に高学歴と高い給料があてがわれ、現場で実際に手を動かし苦労している方々が低賃金で非正規で使い潰されると言う非合理的なことが行われています。実際には役には立っていない間接業務などリストラで間引いても多くの場合企業は存続できますが、現場の非正規雇用の方々の3割でも「アホらしい」と言って仕事を投げ出せば、その企業は存続できないのにです。これは、能力給や職能給ではなく、正社員と言う身分制が社会に定着しているからです。

もうひとつの身分制は、流通を抑えているだけで特殊な技術もない大企業の利益が、世界でオンリーワンの技術でその大企業を支えている中小企業の利益から搾取されて成り立っているという身分制です。でも、ネットフリックスのような本当に優秀な人間を超高級で雇うグローバル企業が、役にも立たない間接部門がダラダラと会議をして稟議している日本のテレビ局を駆逐し出している例からも分かるように、この身分制は崩壊し出しています。

なぜなら、ネットフリックスやユーチューブに食われ始めたテレビ局は高給の間接部門の社員をリストラし出し、一方で優秀なアニメーターや下請け制作企業は、テレビ局とは比べ物にならない良い条件でネットフレックスなどと契約できるようになったからです。これからはアニメーターや制作会社は「赤字が出るような金しか払わない日本のテレビ局なんかとは働かない」と言い出すかもしれません。

ネットで放送免許の価値が下がった今、その特権だけで偉そうに見下してくるテレビなどの殿様など、本当に番組制作して手を動かしている下賤のものから下克上を食らいはじめています。

近い将来、下請け会社に大企業が縋り付き、3Kの労働者がエリート社員より大切にされる時代が来るかもしれません。テレビ局だけでなく、もっと身近な介護も保育士も、現場が動かないことには社会が機能しないからです。

日本の身分制の崩壊と下克上

この身分制度の崩壊と下克上が世の中で周知されだしたら、言い換えれば「苦労している現場が時給1000円で老人の下の世話などしてられない。役に立たない本社の年収1000万円の奴らクビにして、私たちに分配しないことには働かない。」「手のかかる子供の相手をしている保育士の給料15万円で、何で役所でふんぞり返っている役人の給料が1000万円で年金も天下りもあるねん。」とストでもしだしたらどうなるのか?

中国やインドのなどの人口の多い国々の発展で、これからは資源も食料も奪い合いになり高騰します。それに加え、日本は無策を続け収入は減り為替は下がっています。これで、牛丼1000円、菓子パン500円、電気代毎月2万円という世界になって現場で一生懸命に働いている非正規などの方々が生活できなくなれば、本当にストが起こるんじゃないですか?

ストなどは私が子供の時代は鉄道などで当たり前に行われていました。行われなくなったのはバブル景気に突入していく直前からで、みんな所得が上がって「一総中流」など言われ出したころからです。現在は歯車が逆回転して、日本の経済的な地位は1970年代前半でストが多発していたころと変わりません。

そろそろ一揆がおきてもおかしくないのではないかと思います。我々の生活は崩壊して、政治家は落選するので、本格的な行政改革をせざるを得なくなる。

ウクライナの難民支援に積極的な謎/移民で身分保持は不可能?

でも多くの方は、「じゃあ移民を入れればいいじゃない。」と考え、日本も移民法を改正しました。でもね、もう日本に移民は来てくれないかもしれないんです。だって、韓国や台湾、それに中国なんかより給料が低くなったんですから。「外国人労働者に見放された「貧乏国」になった日本のヤバイ現実 | FRIDAYデジタル (kodansha.co.jp)」まあ、今のところ話半分ですけれど、今の調子で日本が下降していけば、確実な将来でしょう。だから、今の身分制度が移民受け入れで維持できないかもしれないんです。

今回ウクライナの難民を「避難民」として一時的に受け入れようとしているのも、ヨーロッパからのプレッシャー、中国がいざ攻めてきたときのために国際協調を取っておくと言うのもあるんでしょうけれど、宗教や民族対立を起こしにくい国の方々を試験的に受け入れているというのもあるかも知れません。彼らの避難先も、一カ所に「避難所」なんかを作って集めずに、地方にバラ撒いているのも、集団化して共闘されないような配慮もあるのかなと思ったりしています。

私的には、国教会の人って、天皇制を取る共和国の日本の社会に入り込みやすいんじゃないのかなと思ったりもします。

その時、塾も私学もすべて崩壊する

いま現場で低賃金で使い潰されている40%の非正規の方々が一揆を敢行してそれなりの生活を求めると言うことは、仕事とは言えない仕事をしている間接部門などの大卒年収800万円、1000万円の多くの正規社員の給料からその分剥ぎ取られるということを意味します。身分制から、実力主義・職能給にその時本当に変わるんでしょう。とすれば、「偏差値60ない高校生は、アメリカでトラックドライバーになれ!」のように、本当に必要な業務をしている高卒のトラック・ドライバーの年収が1000万円になり、カネも儲けられない本社の大卒の給料が500万円に入れ替わっても何の不思議でもありません。

これは昭和では当たり前だったことです。当時は大手企業のサラリーマンを辞めて高給のトラックドライバーになる人が多くいました。トラックドライバーの稼ぎが良かったから、トラックを飾り立てて、自慢げに仕事ができ、そしてこういう映画も撮られたのです。

そうなった時、一握りの幹部社員として採用される最上位の大学以外、学歴などの意味はなくなるはずです。学歴も昭和と同じに戻るんです。もちろん、当時と同じように、必要なのは灘や甲陽などの最上位の私立とそれ用の塾以外は必要なくなります。しょうもない大卒など価値がなくなれば、多くの私立や塾は潰れます。

それ以前に、今の調子で日本が貧困化して牛丼1000円の時代になれば、塾や私立に行かせる金はなくなり、昭和の前半と同じように、みんな鼻水を啜りながら公立校に通う世界になるかもしれません。その時に「トラック野郎の復活」「現場仕事は高賃金」となるかもしれません。

今日の結論

23:30からの夏目雅子は、やっぱり飛びっきりだった。

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