「ミスです。」の言い訳の排除が必要/日本の水泳と柔道から学ぶ/千葉すず・やわらちゃん事件

ダメダメだった日本の水泳

私が子供の頃は、日本の水泳などダメダメでした。原因は「腕も足も長く、手のひらも足も大きい外国人に勝てるわけがない。」でした・・・今勝ってるじゃん。

日本人には負け犬根性が沁みついていたんです。テストで得点できないと「ミスです。」という生徒と同じです。実力不足を打破することなしに言い訳で逃げようとしていた。「「ミスです」という生徒の成績は伸びない/反省してないからです

じゃあ、上のブログに書いているように、日本の水泳連盟は心を入れ替えて改革したから好成績が取れるようになったのか? 違います。思いっきり痛い目に合ったからです。

日本の水泳が強くなったきっかけ

日本の水泳が強くなったきっかけは千葉すずという選手が巻き起こした事件からでした。

千葉すずは、日本人が特に苦手としていた自由形で、下のバルセロナオリンピックの動画でも分かるように、当時傑出した実力を持ち、ただ一人世界を相手に入賞できる選手でした。

バルセロナの後、千葉すずは、理論もなく根性主義の日本のコーチングと練習に疑問を抱き、アメリカを練習拠点に置くことを決意しました。今は当たり前のことですが、当時は「日本の連盟に反旗を翻した。」と大変な騒ぎになりました。

そして、アトランタオリンピックの選考大会で帰国した千葉すずは、ぶっちぎりで優勝しました。完全に顔に泥を塗られた水泳連盟は激怒し、「彼女がいるとチームの和が保てない。」と個人競技の水泳で難癖をつけて、千葉すずをオリンピック選手の選定から外しました。

日本の水泳全盛期のきっかけ

この事件は大きな問題となり、千葉すずはスポーツ仲裁裁判所に訴えましたが却下されました。

しかし、この事件に懲りた水泳連盟は、どんな理由があるにせよ選考大会で優勝した選手をオリンピックに出場させる方針に変えたのです。

この結果、コーチや連盟のお偉いさん型の好き嫌いによる選考はなくなり、また「練習はすごいが本番ではやらかしてしまう。でも実力派。」というコーチのエコヒイキの選考もなくなり、本番で最高の力を発揮できる選手のみが選ばれることになりました。

選手にしたら、協会のお偉いさん方のお気に入りが恣意的に選ばれるエコヒイキが打破できて、一発勝負の不安はあっても、公正でよい選考結果になったんじゃないですかね? この現実主義と公平主義が、北島や入江、それに荻野や瀬戸が生まれるきっかけになったのです。

ところが柔道では?

ところが、水泳でこんなことがあったにも関わらず、日本の柔道は「連盟が見込んだ選手」をオリンピックに出すことを続けていました。

北京オリンピックの選考大会で、優勝した全盛期の福見選手に負けた谷亮子選手が、選考委員会の裁定で選ばれたのです。年齢的にも谷選手はもうピークを過ぎていることは、素人にも明らかな状況でです。理由は「今までの実績。」という曖昧なものでした。人気も知名度も高かった谷選手を外すことはできなかったんでしょう。でも、「今と近い将来のオリンピック時点での実力。」で選手は選ばないといけないはずです。

その結果、北京オリンピックでは谷亮子選手は決勝戦にも残ることができませんでした。福見選手は次のオリンピックに出場しましたが、全盛期は過ぎていて、やはりメダルは取れませんでした・・・私的には福見選手、可哀そうでしたね。

お家芸の柔道で日本のメダルの数は減っていることもあり、この後に柔道連盟も選定方法を変えました。

生徒にも痛い思いをさせるしかないが・・・

以上のように、水泳連盟も柔道協会にも自浄作用などではなく、自分たちがしでかしたことでオリンピックという言い訳が効かない大舞台で酷い目に合って、世間から叩かれて外圧で初めて変わったんです。

「ミスです。」と言い訳で逃げる子供も、「反省して変って欲しい。」なんて言っていても、無理ですよ。言い訳が効く内輪の選考会のような定期テストごときの結果では自浄作用など期待できません。入試や就職と言った人生の一大事で思いっきり痛い目に合わないと無理です。

ところが、中学入試や高校入試で痛い目に合っても、それを糧にして大学入試で成功する生徒は、とても少ないです。やはり、いい加減でズボラな人間は、失敗した時に泣き叫んで悲しむだけだからです。プライドをかけて、6年なり、3年なり自己研鑽して自分を高めて、自己実現のために頑張れる子供は少数派です。

日頃から「ミスでも病気でも、1点点数が足らなかった入試は落ちる。言い訳はない。」といくら言い聞かせても、「ミスです。」で逃げようとする子供には響きません。

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