「ミスです」という生徒の成績は伸びない/反省してないからです

「ミスです。本当は分かってます。」と答える生徒

テストで酷い点数を取ってきて「ミスです。分かってたんです。」と答える生徒は実に多いです。そして、そういう生徒は次もまた酷い点数を取ってきます。

ミスなしにキチンと得点ができることとできないことの格差の大きさを身に染みていないからです。ミスでも60点は60点、不合格は不合格だと実感していないからです。サッカーでゴールポストを外してばかりのサッカー選手のせいでファンのチームが負けて、その選手が「まあ、ミスっすよ。大した問題じゃないっす。」って連日応えていたら、こういう子供はどう思うんでしょうねぇ?

問題を読んで題意を把握して「ここでひっかけようとしている。」、「こんな計算になるということはどこかでミスをしている。」、「冠詞や人称を間違いなくコントロールできる。」ことが本番で分かっていてできるのと、間違いを指摘されて「ああ、そうか。そんなことぐらいわかっていたのに。」というのでは、天と地ほど実力が違うことが、こういう人間は分かっていません。確実に得点できるイタリアの選手と、ゴールポストを外してばかりの日本選手の実力差はよく分かってるのにね!

だから、その重みも知らずに、次回も同じような学習を続けて、同じように注意不足でテストを受けて、同じようなことをしてきます。

ミスとは言わずに自己反省する子供

それを自分の失敗として反省する生徒は、必ず普段の学習からその反省を反映させます。普段から設問の意図や解答の仕方に気を使い、「これでええやろか。」と考えながら学習します。成績優秀な生徒は、ミスの失点の結果に男子でも塾で悔し泣きしますもん。プライドを傷つけられ、反省を骨身に染みさせられるんです。

とろが、「ミスです。」と逃げを打つ子供では、得点を前に悲しみますが、反省などなく、悲しみは2,3回笑うと消えてしまいます。また元の学習に戻り、暗記したことや練習したことを書き散らかして、〇×をつけるだけの学習を継続します。

この両者は根本的に違います。教えて直るようなものではありません。生れ落ちた時から根本的に闘争心や向上心が違うんです。「ミスです。」系統の子供にいくら諭しても理解することはないです。

この岡田斗司夫のビデオの通りです。こんな生徒がこんな若者になって、塾でも職場でも同じことを言うんです。挙句の果ては、このビデオの通り「キチンと教育できない塾や会社が悪い。」と言い始めますよ。こういう生徒は着実に増えています。

こんな子供や若者が育つ原因

また、50点の答案を前に「ウチの子と合わないみたいです。塾を変えるか。」というバカ親がこういう子供が言い訳をするのを助長します。どの塾に行ったところで、50点を取るようには教えません。塾の相性など関係なく、徹頭徹尾問題はだらしない子供にある。

だから、昔の親は「オマエがシャキッっとしてないからじゃ~!」と怒りました。子供はそういわれるのが分かっていたんで「あの塾は分かりにくいから。」などと酷い点数でふざけた言い訳などしなかったんです。だって、勉強不足とふざけた言い訳で倍怒られることになるからです。

真に受けた親が学校や塾に怒りを向けたとしても、学校や塾の大人は「アンタの子供がだらしないからだ。」などとは、今日言える環境にありません。だから、子供は自分の言い訳が通っていると勘違いし、親も先生も大人なんてチョロいと思うんです。

だから、職場の上司や先輩にこのビデオのようなことを言い始める。

改善は難しいですよ

だって、大学卒業して、まだこんなこと言ってるんでしょ? 生まれつきですよ。それに、親が拍車をかけて20年間育ててきたんでしょ?矯正はもはや難しいですよ。会社で見放されて初めて思い知るかもしれませんが、もう時すでに遅しです。

今の子供は昔より幼いです。私は、今の中学生を見ていると小学校高学年、高校生を見ていると中学生程度の精神年齢しかもっていないのではないか、とよく思います。

大学卒業して勤めても高校生並みの知能と精神年齢しか持ち合わせていない。ということは、社会の厳しさを前に身を引き締めるなんか無理です。親や教師に言って通用していたことと、社会で通用することは違うことさえも分かっていないんです。

今の厳しい競争社会でこんな若者に成長の猶予を与えて正社員で飼うなんてできないから、こんなのは全員非正規か派遣以外就職はないです。

親がすべきこと

失敗しても「ミスです。」「分かったから、怒ることないでしょ。」「原因はキチンと教えてないそっちにある。」なんてことを中学生で言ったら、「オマエ、舐めてるんか?」と激怒することです。だって、少し厳しくしかると親からクレームが来てお客様扱いする学校や塾で「オマエ、舐めてるんか?」っていうようなこと言われるわけないじゃないですか。

舐めきった若者が出来上がり、企業で最初で(多分)最後の「オマエ、舐めてるんか?」が言い渡される最後通牒の前に、親が言い渡して躾けないと、子供は大きなツケを将来払うことになります。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。