企業が日本人を雇わなくなる日/SDGsやポリコレと表裏一体の二極化

正直、雇えないと思います

私の塾に来る生徒はそれなりに優秀で、体験授業などでもある程度の努力はできることを確認してから入塾をお願いしています。しかしながら、塾を再開して以後、学習に手を抜き出して受験科目の学習でさえサボった関関同立志望の高校3年生の男の子を少し叱ると、あるいは先日も書いたようにテストでケアレスミスが多いもうすぐ中学3年生になろうという女の子に「ミスをなくすにはこうテストを受けてみよう。」というアドバイスをすると、「もうあんな塾には行きたくない。」と即座に辞められることが頻発しています。「無力感/大学を高望みしておきながら、少し厳しい学習を求めると退塾する生徒たち/塾で成績を上げても無駄」「訳が分からない退塾/90点以上テストで連発させても辞められる

こういう子供たちが、それを是とする親に育てられ、就職したら急に「ソレ、僕の責任です。何とかします。」と言って頑張るんでしょうか? いや、「こんなブラック企業辞めます。」と言うに違いありません。でも、これで関関同立志望者なんかの、上位3割ほどのそれなりにマシな子供たちなんです。残りの7割、お宅の会社は雇えますか? 私なら、まだ一生懸命働くことを知っている高齢者や子育て後のお母さんを雇いますよ。

こういう子供たちをはぐくむ社会

今やポリコレやSDGs大流行で、人の嫌がることは絶対に言ってはならず、キレイごとしか言えない世の中になっています。一方で、そのキレイごとは世に中の汚いものに蓋をしているようにしか思えないことがある。そして、「蓋をしてるじゃん。実際を見てきちんと議論しようよ。」と言うと「ポリティカルコレクトネス」と有無を言わさずに排除される。

例えば、アメリカの「不法移民を差別するな。」、ヨーロッパの「ガソリン車は悪。EVカーは最高。」などのSDGs的な流れは象徴的です。不法移民に職を奪われて失業してホームレスになっている同胞のアメリカ人は見ないようにして「人種差別だ!」とキレイごとを言って自分の気に食わないアカウントを全部排除していたツイッターの豊かなハイテク技術者など典型です。

EVカーなどバッテリー生産時のCO2排出量を考えればヨーロッパでは8万キロ以上乗らないとガソリン車より優位性はないそうです「EV車とガソリン車の環境への優位性の比較」。こんなことには目を向けず、「走りだせばクリーン」とキレイごとを言う。一方で、EV車になれば大量に失業する自動車会社の労働者のことなどは眼中にない。

こういう今のキレイごとの中で快適に過ごせれば、周囲や将来のことなど考えないSDGs的「持続可能性」の風潮が子供にも浸透しているのではないかと思うんですよ。

ところが、キレイごとはしょせんキレイごと

ところがです。そのキレイごとの総本山でキレイごとを率先していたハイテク企業では、少し景気が悪くなると夢いっぱいの将来のために雇用していた人員を容赦なく切り捨て始めた。ツイッターだけではなく、アマゾンもフェイスブックもアルファベットでもです「米アルファベットも人員削減 生命科学など新事業部門で: 日本経済新聞 (nikkei.com)」。

ドイツでも「二酸化炭素排出削減には我が国がロシアから安く輸入できる天然ガスはOK。まだ経済的に貧しい東欧諸国も主力の石炭はダメ。」と狂ったキレイごとを言っていましたが、ロシアへの制裁の仕返しで天然ガスの値段が上がると「やっぱ石炭OKで~す。」と手のひらを返した。ノルウェーも「我が国は水力発電でゼロエミッション。他の国もEV以外は認めるな。」と言っておきながら、そのEVの補助金や充電設備の拡張は北海油田の石油を他国に売った金で賄っている。アイツらのSDGsなんて、この程度です。

子供たちも、いくら親や学校や塾で「大丈夫よ~。あなたはあなたのやり方があるんだから。それを応援するわ。嫌なことを受け入れなくてもいいのよぉ~。」なんて言っていても、大学入試では1点足らないと不合格だし、就職では「ウチは学歴差別しません!」と宣伝してきた企業が平気で「そんな大学は採用しない。」と書類選考で落とす「学歴は問わない/ポリコレはSONYの都合の良い言葉だけを信じる」。

ひと昔の親なら「それはオマエがの将来を考えて先生は注意してくれてるんや! 当たり前やないか!」と言っていたところを「受験前の高校3年生に勉強しないとこのままでは合格しないと叱る塾なんかやめればいいのよ。」「何度も同じミスをしないようにこうしててテストを受けるんやで!なんて嫌なアドバイスをする塾に行って、ウチの子は泣いて帰ってきます。辞めます!」というような親に育てられ、それが当たり前のキレイごとだけの社会が実際に入試や就職で手のひらを返したとき、こういう子供たちはどうするんでしょう?

会社で手のひらを返している親がキレイごとを率先している

表ではキレイごとだけを言っておきながら採用や人事査定で手のひらを返している親が、子供にキレイごとだけを言っていてどうするんだと思うんですよ。

だって、「自分の子供への愛情と盲目」をはぎ取った他人の目線に立った時、あなたは自分のお子さんを雇いますか?

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