芦屋で20年教えていて素晴らしいと思う学校/小林聖心と武庫川付属/その正反対は?
阪神間で20年以上教えていて、素晴らしいと思う学校が2つあります。 小林聖心と武庫川付属。生徒は、まじめで、素直で、頑張ります。素晴らしい教育をされているのでしょう。 正反対が共学の有名大学の付属校です。特に男子はヤル気もなく、世の中を舐めて6年間過ごします。
武庫川は唯一偏差値を上げた女子大です
武庫川女子大の評価が最近非常に高くなってきたのも納得です。女子大が凋落する中で、唯一偏差値を上げた。 これは資格志向の大学運営が成功しただけではないと思います。教育方針が素晴らしく、出身者が活躍されているからでしょう。 因みに、小林聖心と武庫川からお金はもらっていません。
私が親なら
ほどほどの成績の女子の場合、武庫川に中学から入れます。中学受験で入るのはそれほど難しくないですが、大学から入るとなると武庫川女子大の偏差値は甲南大学に匹敵します。もう神戸女学院などのはるか上で、同等の女子大は京都女子大と同志社女子しかないです。これは、芦屋高校などの中堅公立高校では上位2~3割にいないと入れないことを意味します。
英語が得意そうなら小林聖心です。ここの英語教育は素晴らしく、指定校推薦の大学も関関同立では豊富に持っています。
ですが、関関同立の付属校に入れれるならそうします。けれど、それは上に書いたような子供になることと裏腹に将来を掴むことです。親としてはよほど子供をしっかりとグリップしなければいけませんが、学校で友達に感化され反抗期になった子供を抑え込むのは大変ですよ。「勉強もせず、そんな生意気なことを言うのなら、公立に転校させる!」と親が脅しても、「そんなことできるもんか。オレの将来を踏みにじれる覚悟はあるのか?」というのが、付属校の特に男子での定番の親子のやり取りですから。
私が企業の採用者なら
私が企業の採用者なら、有名私立大学の学生を採用するときには、大学名とともに高校・中学名を確認しますね。 付属校なら、特に男子の場合は、リスクが高いと心して選別します。 付属校では、特に男子が、本当に酷いです。教師は彼らの従者になっていますよ。
付属校出身者が増加してきている昨今、痛い思いをしている企業も多いのではないかと思います。企業の人事も、有名私立大学出身で舐めた新入社員の場合、出身の高校や中学の名前を調べるべきですね。中学受験で中学に入った途端エリートだと勘違いして社会を舐めだし、中学から大学まで10年間勘違いしてますから。
それに、有名大学の付属校の生徒も何人も教えましたが、阪神間で最高峰の有名私立大学の付属校の下位では、偏差値50の中堅公立高校なんか絶対に通らないレベルの学力です。もちろん、大学をまともに受験していたら進研模試でも偏差値50台の大学に行くことになると思います。進研模試でその大学を外部受験するのなら、偏差値70近くが必要です。
このあまりにもひどい状況をお分かりになってます?