大学入試には2年の夏休みが最重要/国立大学に進むには
高校2年生の夏休みをのんびり楽しもうとおもっているアナタ、いいとこ関関同立です。上位国立大学は絶対に無理。
高校2年生の夏休みで基本学習を終えれない生徒に国立大学は不可能
3年の夏休みには国立大学では2次レベルの問題を解けるように仕上げないといけないんですよ。理系なら数Ⅲの予習を終わらせないといけません。3年に入ってら基本復習するような生徒は間に合いませんよ「大学入試は高校2年生の夏休みで決まる」。
だって、3年生の遅くても10月には共通テスト対策しないといけないんですよ。あの癖のある入試には予想問題をして、特に英語や国語の膨大な問題数の時間配分を工夫するにはセンター入試も含めて過去問8年分近くやって慣れてコツをつかむ必要があるんです。共通テスト後は1カ月で国立大学の入試です。各校の特色に合わせた対策程度しかできない。
ということは遅くても2年の2学期からは入試レベルの問題、英語ならネクストステージや英文基礎問題精講、数学では数研の入試問題集などを始めて、3年の夏休みには標準的な二次試験の問題=神戸大学レベルの問題を解けるようになっていないと話にならない。
そのためには、2年の夏休みには2年後半の英数の予習を終えて、夏休み後半からでも入試問題に取り掛かりえ3年の1学期にはほぼほぼ入試に基礎はできておかなければいけない。
だから2年の夏休みには基礎学習を終える必要がある
だから神戸大学以上の国立大学に進みたければ、何が何でも2年生の夏休みには英語と数学の基本学習は終えておく必要があるのです。
だから、数学で言うならチャート式は2年の夏休みに完成させてください。
3年生から入試問題を解くなんて言う生徒は関関同立が精一杯
上のスケジュールを考えると、3年まで基本学習を続けて、3年の夏休みに入試問題を始めるというような少しマシな程度の受験生では関関同立が精一杯です。だって、そのペースでは入試直前まで入試レベルの学力に上げる学習を進めなければいけない。当然共通テストの準備などできないからです。
ここで下手に、共通テストの学習に手を出して文系が数学や理科に手を出すと、英国社で関関同立に必要な学力まで上がりません。理系でも理科をもう1教科、それと社会をする余裕などなく、数Ⅲあたりに必死でしょう。
共通テストをうけるにしても
共通テスト併用の私立入試も多いですから、後者では私立の受験科目の共通テスト受験に絞るべきです。それでも、英語や国語の共通テストの問題に慣れるためにそれ用の学習は必要です。
だから、秋口になって、「C判定や~、ギリギリや~」と言っているような場合、大学の独自試験というか普通の一般入試に絞って学力の底上げを図るべきです。
関関同立クラスなど、特に対策を打たなければいけないような特別な問題は出ません。もちろん日本史では明治以前と以後で出題形式が違うなどの一般的な傾向はありますが、京大や阪大の数学のように「特別な学習」が必要なものは一切ありません。
だから過去問で問題に慣れる必要はありますが特別な学習は必要ありません。共通テスト対策などわき目も降らずギリギリまで学力を上げることに専念すべきです。