英検準1級を取りましょう/英検2級から分かる関関同立のレベル
英検準1級の学力とは/英検2級の学力とは
英検準1級の学力とは、関関同立なら余裕で受かる英語力を言います。進研ゼミの学習到達ゾーンではA1~Sがつきます。だから、共通テストなら9割以上はとれます。神戸大学でも大丈夫です。関関同立に受かる生徒は、文系なら、英検2級は取ります。進研ゼミではA2~3は取れます。だから進研ゼミの関関同立の判定ではCが出るはずです。
判定Cとは合否半々で5学部受けたら、2学部合格、1学部補欠、2学部不合格というような感じで、Cなら計画的に受験すれば合格します。
だから、関関同立では推薦入試では英検2級を受験要件にするところが多いのです。この英検2級の学力とは高校の基本文法がほぼ理解できていて、高校2年生レベルの学校の教科書なら初見で読めるレベルです。だから、まともに勉強している高校生は英検の2級は取れます。
ということで、英語が得意な中学生で、私学で少し進んだ学習をしている学校の生徒なら英検の2級は中学3年生で取れます。
ということで、関関同立のレベルとは
ということで、関関同立のレベルとはこの英検2級と準1級の間にあります。まじめに学習していれば到達するレベルで、難関などというものではありません。
私の感覚では、基本文法が身についていてNEXT STAGEなどの英文法問題集ができなくても、解説に何が書いてあるか理解できる状態。長文読解では、英文基礎問題精講を語句注釈を読みながら進められるレベルです。だから、この状態では関関同立には合格できません。
言い換えれば、英語が受験の主体である文系で英検2級も取れないようなら、その生徒はまともに高校で学習していないということで、落第させてもよいと思います。
英検準1級を取ると、関関同立は圧倒的に有利になる。
一方で準1級は、この2つの問題集が完成で来ているレベルで、文句なしに関関同立に受かる英語力です。、立命館の共通テスト利用では英語が満点をくれます。
ということは、共通テスト3教科利用で合格ラインが77%程度の法・経営・産業社会学部などでも英語が満点であれば共通テストの国社は65%で済みます。ということで、準1級を取っていると立命館は国語や社会に少し難があっても格段に入りやすくなります。
ここで間違えた学習をするな
じゃあ、英検を取るために英検の問題集だけを一生懸命やる生徒が出て来るわけです。それは本末転倒です。他教科も出来ていないと立命館の共通テスト利用でも受かりません。普段の学習をしっかりとやって結果的に準1級を取れれば立命館の共通テスト利用で漢文も少しやってみるかがいいと思います。立命館を押さえられると思えば、受験は気分的に一挙に楽になります。
英検2級でも他教科もその英語並みにしっかりと2級レベルの学習をしていれば、秋から追い込んで行けば大丈夫です。