塾に行くこと・塾を変えることだけで上位大学に合格しようとする愚かさ
この内容は大学受験に関するものです。高校受験ではクラブをしながら余裕を持って進める学校にした方が、良い大学進学結果になると思います。
クラブも、習い事も、成績もと言うバカさ加減
学習が上手く行っていない、志望校の学力に到達しないから塾に行って何とか解消しようとする生徒は多くいます。あるいは、塾を変えようとする生徒も多くいます。でも、そんなことをしても上手く行かない場合の方が圧倒的に多いです。
上手く行っていない生徒が目指すのは、塾に通ってそれまでも「頑張ってきた」生徒の学力と志望校なわけです。多くの場合、自分よりデキが良く頑張ってきた生徒に追いつき追い抜かないといけないことを意味します。それなのに、今までと同じようにクラブ活動や習い事を続けて、今までと同じ努力だけで、違うのは塾に行くということだけ・塾を変える他力本願だけで他人に勝とうとしているんです。
他人事なら分かりますよね。そんな性根で勝てるはずはありません! 愚かにもほどがある。
当塾ではこういう生徒に「覚悟」を聞きます
塾の説明会で「今まで通り好きなことをやり続けて塾に来るだけで、キミより頭がよくって、キミと同じかそれ以上に努力しているライバルに追いつき追い越せるんですか?」「何かを犠牲にしてもライバルを蹴落とすという覚悟もなく、今のような状況に追い込まれても尚好きなこともやり続けたい。その覚悟で自分よりデキのいい生徒をどうして追い抜けるの?」私は真顔で聞きます。
加えて、「国立大学に行きたいのなら、クラブを辞めて、すべての時間を学習に捧げてください。君の能力ではそうしないとムリです。突出した能力があるか、人並み以上の努力ができる人間が行くから価値ある大大学なんです。クラブやりながら、友達とも遊んで、並の人間が行けるのなら神戸大学や大阪大学の値打ちはない!」
すると半分は「理屈はその通りやけど、そんなことでけない。」と言い出します。高校生ともなると、真っ向から「なんでオマエにそんなこと言われやなアカンねん。失礼やろ! 塾に来て頑張る言うてるんやんけ!」と不愉快極まりないという顔をする生徒も多いです。
後者の子供の場合、親も「この塾アカンワ。ウチのこの合わへん。」と言い出します・・・いや、志望大学に合わへんのはあんたの子供の性根です。私、こういう親の頭って腐ってるのかと正直思いますし、それだけ舐めた考えで芦屋で豊かに住めてうらやましいです。
人より頑張らずに、人より我慢せずに、人以上の成果を得たいなどムリです。
なぜ、体験授業でこんな嫌われることを言うのか? それは、その生徒の覚悟をしっかりと聞き、親の本音を聞くためです。
「クラブも、友達も、スマホも、国立大学も~」なんて言うバカな認識と根性と覚悟しかない生徒の成績など上げられるはずもないからです。その上、こういう甘い生徒は「塾に行ってるのに成績が上がらないのは、塾が悪い。」などと言い出して短期間で辞めることがほとんどです。そうして「そうねぇ~、それなら塾が悪いわよねぇ~。他の塾に行けば成績もグゥ~ンっと上がって・・」などと同調するバカな親に来てもらわないためです。