夏休が半分終わりました。計画通り学習は進んでいますか?/親も確認してください!
惰性で学習してませんか? 進捗を確認しましょう!
当初立てた学習計画通り、学習は進んでいますか? 進んでいなかったら、反省して、後半は計画のペースで学習するのではなく、遅れを取り戻して当初の計画が達成できるようにしましょう。
受験が目前に控えている3年生はもちろんですが、1年生と2年生もそうしてください。出ないと、計画倒れが当たり前になって、これから同じような学習を続けます。
進捗を管理できず、その日その日の気分でできることしかしない生徒とは
でも、公立中学で通知簿3や4、高校生で進研模試で偏差値60以下なら計画倒れ学習が常態化していると思います。だからそんな成績なのです。
因みに、公立中学では上位50%までの生徒に5と4がつきます。その下の真ん中から30%で3がつきます。もちろん、優秀な多くの生徒が中学受験で私立に進んだ残りの生徒でです。だから、半数が私立に進む阪神間で、公立中学の通知簿が3や4で埋まっているということは、下位30%と言っても過言ではありません「公立中学の成績分布の恐ろしい実態/通知簿5は昔の4、通知簿3は昔の2」。
そして、上位の私立中高では進研模試など受けません。駿台などの上位の模試を受けます。だから進研模試は公立校と中堅私立校が主体の模試です。そんな模試で偏差値60など、全体で見れば偏差値50の真ん中です。こんな受験方式だから、進研模試では関関同立が偏差値70、産近甲龍で偏差値60などと狂った結果になっているのです。
関西圏の1学年の人口は17万人ほど。大学進学率は半数の9万人。国立・関関同立以上には1学年4万5千人ほど学生がいる。下宿生の比率から考えると3万人ほどが関西圏の学生。関関同立など 全体で見ても偏差値は56、関西圏の受験生と合格者から見れば偏差値54です。これは親世代の偏差値の感覚と合うはずです「夏休みの心構え/関関同立に入るには?/大学進学希望者の上位4割にいればいいという大雑把な話」。
産近甲龍も入れない学習をしている生徒は、まともに塾にさえ来ない
正直、普通の頭に産んでもらって、産近甲龍も入れないようでは問題は「学習能力」ではなく、「一生懸命頑張る」ことにあるとしか思えません。学習方法や教え方の問題ではなく性根の問題です。このことをはき違えている親が多すぎます。
あなた方が甘やかして育てた結果がこの有様なのです。だから、上位2割の生徒しか小6でこんな問題も解けないんでしょ?いくら塾に行かせても、親が甘やかしてるのならどうしようもないですよ。「全国学力テストで分かる、勉強していない小学生が8割の事実/中学受験塾など無駄・公立に行っても大差ない」
現に、当塾でも関関同立が確実、国公立でも行けそうという生徒は毎日塾に来て、計画通りの学習を進めています。けれども、公立中学で通知簿が3主体、産近甲龍が精一杯な高校生は、こちらと約束した通り塾にも来ず、家庭でも学習していることはなく、ズルズルと計画倒れになっています。
問題はね、この状況を親が「しっかりしなさい!怠けて志望校に行けないようなら、進学させない!」と家庭で躾けているのではなく、「今日はぁ~、家族で出かけるので、塾お休みしまぁ~す。」と親子で楽しく過ごすことしか考えていないことです。だから、こんな子供に育っているのです。
「学習が送れています。家庭でも言い聞かせてください。」と塾で行っても、「でもぉ~、家族でぇ~」と言う親が、テストで予想通りの酷い結果を子供が取ると「どうしてですか!教え方に問題があるんじゃありませんか!」と塾にやってきます。
そうしない親を当塾では選んでいますし、入塾の際にキッチリと、時には書面で約束してもらいますが、やっぱり産近甲龍にも行けない子供の親はこんなもんです。