一流大学の理系の授業料はアメリカ並みに高くなってきている/国公立大学しかもう行けない
大学が授業料をまた値上げするそうです
昨日にニュースです。「早慶など私大で学費値上げ続々、14万円アップも 物価高騰など理由」
このニュースによると、23年度には私立大学の5%、その中でも早稲田・慶応・関関同立といった総合学部の大規模大学は10%の大学でべアゲしました。来年度24年度には私立大学の10%以上、大規模大学では20%近くが値上げするようです。
その結果、早稲田の基幹理工学部では授業料は184万円になります。文系の政経学部で126万円です。入学金は施設利用料を合わせると、理系なら4年間で1000万円、大学院まで行くと1500万円コースです。
有名大学の理系はアメリカの有名大学並みになる
ハーバード大学の授業料は現在のレートでは700万円です。アメリカの平均収入は94000ドル、1300万円なので、日本の443万円のほぼ3倍にあたります。授業料も180万円と700万円では3.8倍ですから、アメリカの有名大学の授業料はバカ高いと笑っていられません。
アメリカ人が大学を卒業しても奨学金の借金返済で首が回らないと笑っていられません。
理系は国立大学に行くしかない
早稲田の理系で4年間過ごすと、授業料などを入れると800万円近くになる。理系では専門職の就職に必須な大学院まで行かれると1200万円。 もし下宿でもされたら、大学で1500万円、大学院まで行くと2000万円を超える。 もう上級国民しか無理です。
国公立大学の学費も値上げはしていますが、それでも年間50万円代です。50万円台なら月5万円、子供がアルバイト代で半分でも持てば何とかなります。
理系は国公立大学に行くしか、もう一般人には道はありません。理系で社会の勉強は負担だとか、共通一次の勉強まで手が回らないなどと言っていられないのです。地元の国公立大学を見直そう!