個別指導塾に来ても成績が上がらない進学校の生徒の特長

塾で学校の宿題をする

成績が中~下位の場合、塾は学校の授業や宿題をして分からないところを理解するためにあります。加えて成績が上位の中学生の場合、学校では学習しない応用問題を学ぶためにあります。高校生なら、学校の勉強だけでは身につかない数学の考える力、古文や英語の文法の体系的な学力を身につけるために学校の勉強から独立したスケジュールで学習を続ける必要があります。

もちろん、私の塾では上のような学習を進めますが、生徒によっては学校の宿題を塾に持ち込む生徒がいます。もちろん、宿題が多い時や切羽詰まった時は構わないのですが、塾を宿題をする場、講師を宿題の手助けを頼む相手にしてしまう生徒が必ず出てきます。塾の学習の意味、入試までに積み上げなければいけない学習を説明しても、塾から帰って学校の宿題をするなどまっぴら御免なのです。塾は金を払って宿題の手助けをして、楽に学習するためにあると考えているのです。

当然、そんな生徒の学力など上がるはずはありません。

何度言っても無駄

塾に来て机の上に宿題を広げてやり始めると、それを叩き落すわけにも行かず、生徒のペースで学習が進みます。親にも報告をして、何度も改善を求めますが、そういう生徒では無駄です。入試に通用する学力は保証しないと私は宣言しますが、いったん自分のペースで楽な学習ができるとなるとお構いなしです。お構いがあるのは親で、塾に来ても成績が上がらないと「指導力がない」と辞めさせます。

でも、何度も何度も忠告して叱っても、理を諭しても聞かない生徒には手の打ちようはありません。だから、ミドリゼミはここに書いてることを入塾時には言って、塾の指導に従ってくれる生徒だけを取ることにしています。それでも、入塾後はどうしても宿題中心にする生徒は出てきます。そういう生徒に関しては、「もうすぐ辞めることになるな。」と考えて対処策を講ずるしかこちらも手の打ちようは無くなってきます。

塾に言ってまじめに勉強していると思っているお母さんへ

私が直接指導している塾でもどうしようもない時があるのですから、学生が教えているその辺の大手の個別指導塾なんかどういう状況かお分かりになりますよね。ああいう個別指導塾で成績の悪い子供の学力を上げようなどと考えることが、まず間違っているのです。

じゃあ、成績の良い子の成績は上がるか?中学生ならまだしも、高校生の成績が良い子供の質問に応えらる大学生が多いと思いますか?大学入試後1年間も遊び惚ければ、大学入試の学力なんか大半は失われてしまってましたよね、お父さん・お母さん。

だから、どのレベルの生徒が個別指導塾に言っても成績は上がらない?

付属校の内部進学者は別です

緑笑みでは宿題でも何でもしていただきます。それで楽に成績が維持できて付属の大学に進めれば良いのであれば、それに越したことはありません。しかしながら、「外部受験をしたい!」とかいう生徒にはこの限りではありません。このことも説明会で親子に明言します。

でも問題なのは、子供は付属校の甘い世界にどっぷり漬かって「楽勝で上の大学」程度の考えしかないのに、親が「中学受験のリベンジ!」とばかり上位の大学進学を願っている場合です。子供は親の執着に辟易として「そうだよね。」と言っているんですが、傍から見ている私でも分かるこの状況を自分の価値観に執着している親だけが分かっていないのです。

こういう場合は、お子様のご希望に沿って学校の宿題を手伝う程度の指導はできても、親御様のご希望通り「上位大学の進学に相応しい指導」は難しいです。「内部進学の皆さんへ

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。