公立中学3年生は中学最後のテスト、副教科も頑張ってください。
泣いても笑ってもこれが最後のテスト
中学の調査書は3年生の1,2学期で決まります「公立中学の調査書とは? 実際の兵庫県教育委員会の資料で説明します/兵庫県知事選と同じでネットが闇を照らした」。
今回が中学で真剣に受ける最後のテストです。3学期の冬休みの宿題テストはもう関係ありません。学年末テストも入試前になって、そんなものどうでもいい状況になっています。
特に公立や調査書の比重が高い私立の志望者は5教科だけではなく副教科のテストを頑張ってください。
テストが終われば3者面談で志望校が決まります
テストが終われば、調査書が決まり、親と一緒の面談で志望校が決まります。
冬休みには私立の過去問題に挑戦して合格点まであと何点か確認したり、まだ習っていない円周角などの数学の範囲を予習しておこうなどの完全な受験モードに突入します。
志望校のお薦め
基本的に、ギリギリの高校は狙わずに、上位で進める高校を選ぶことです。上位校の下位より下位校の上位の方が遥かに良い高校に進めますし、上位校の上位と下位校の上位とでも、上位校でとびっきり上位で京大や国公立のの医学部でない限りは、どうせ大阪大学や神戸大学で同じです。大差ありません「大学入試で逆転する学校間格差・逆転は難しい校内格差/上位校に下位で進んではいけない理由/哀れさえ感じます」「働きアリの法則/進学校で7割の生徒はなぜ失敗するのか?」。
また、中堅校を志望する皆さんへのお薦めは、中堅の公立校などにホドホドの成績では進まずに、滑り止めにするレベルの私立の下位コースに最上位で進むことです。その方が上位大学に進める可能性は高い。中堅でソコソコの成績では有名大学など無理です。でも、公立より指定校推薦を多く持っている私立では可能性があります。
私立では一般的に指定校推薦は、上位コースの特進科などにはあてがわれません。成績上位の生徒は公立と同じく自力で行けということになります。だから中堅私立の特進かなどの進学コースにホドホドの成績で進んでは公立と同じです。指定校推薦は一般的に下位コースにあてがわれます。自力で進む上位コースの上位の成績の生徒と合わせればより多くの進学実績が期待できるからです。
ということで、私立の中堅高校の下位コースの最上位にいれば、少し上のレベルの公立校で真ん中少し上にいるより遥かに良い大学に進めます。公立校とは違い、ワンランク下の私立の下位コースなのですから、周囲の学力は低く、簡単に上位をキープできるはずです。楽に上位の大学に中堅高校から進めるお薦めの進路です。
親に言いたいこと
3年生は、今回のテストが調査書につく最終のテストで、中学で真剣に受ける最後のテストです。特に調査書が大きな比重を占める私立、そして当然公立志望者は、徹夜してでも何でも、全力を出してください。
ところが、最近はこういう大切なテスト前でも、「食事時間で親から連絡がきた。」と塾から早く帰宅する生徒が増えています。昔はいなかった。最近の親を見ていると、家族団らん=親の満足を大切にする方が増加しています。年に数回の大切なテストより、毎日のメシの時間が大切なのか?
テスト前くらい「先生がそう言ってるのなら、塾の時間をオーバーしても教えてもらってこい!」と言わなくてどうするんだと思います。当たり前でしょ?
肝心な時に踏ん張ることを親が教えないでどうする!