その日に学校でどこを学習したのかおぼえていない

ミドリゼミはは中学生の学習範囲を学習している生徒には予習はさせません。学校のペースに従って復習していきます。学習ペースが遅い中学の学習では予習する意味などないし、進学塾のように学校と同じような授業で予習をしても、学校の授業で同じような授業を再度受けてできないことはできないままだからです。中学生で「塾の予習で分からないことがあるから自己解決を！」などできるわけがありません。

そこで、ミドリセミでは、その日にどの科目のどこを学習したか聞き取り、その生徒の学力レベルに合わせて復習していきます。成績の良い生徒では「この科目のここを学習しました。」「じゃあ、この重要ポイントは分かっているな？」「ハイ」「それじゃあこういう理解の方法や、こういう内容までは教えてもらったかな？」「いや、それは知らないです。」というようなコミュニケーションが取れます。その上でその日の学習を個別に組み立てていきます。

ところが、公立中学で通知簿が３と４が並んでいる生徒では「どの科目のどこを学習したの？」と聞いても、「エエっと、英語・・・いや英語はなかったから、数学・・・数学は確かこの辺りを・・・」「じゃあ、こういうことは教わった？」「確か教わったような気が・・・」ということになり、当日何を学習したのかさえおぼえていません。

お分かりになりますね？　能力の差より性根の差です

問題は、このレベルの生徒では、難しくて分からないので「ここを教わったけど分からなかった」のではなく、まともに授業を聞いていいないから何を学習したのかさえ分かっていないことです。

学校でボケ～っと座って、ボケ～っと聞き流しているだけなのです。塾でまた最初から説明し直しても、当然ボケ～っと聞き流すだけなので、どうしようもありません。当然、テストでは酷い結果を取ってきます。

そこで学習姿勢を注意することになるのですが、何回注意しても、何回痛い目に会っても改善はしません。

性根が根っこから緩いから酷い結果をテストで取ってきても反省もしないからです。そもそも、授業もまともに聞かずに今日何を学習したのかも分かっていない状況を叱責されても、その状況がどれほど酷いのか分かっていないからです。

その性根の差は躾の差

こういう状況は親も分かっていてミドリゼミという変わった塾に「厳しくしてくれ！」と駆け込んでくるのですが、業を煮やして少しきつく叱ろうものなら「あの塾イヤヤぁ～」と子供に泣きつかれ塾を辞めていきます。

代表的なクレームは、「塾の中でみんなお前で叱ったんですか！そんなことしたあの子のプライドが・・」です。際限なくだらしないことを繰り返す子供を、そのたびに別室に呼んで説教しろとでも？　そんな酷い点数を取ってきて親に泣きつく中学生のプライドなど、親が率先して踏みにじって、正しいプライドを持たせろよ！

また、「酷いことを言われて、子供が傷ついて塾に行けなくなった。」というのもあります。最低限の公式や漢字もおぼえてない中学生に「舐めてるのか！ぼけっつするな！」と言って「傷ついて塾に来れない」のなら、どう躾けるんですか？　下手に出て改心するようなタマですか？

子供の言いなりになって、躾もまともに出来ていない親だから、こんな子供に育っているだけです。

だから、ミドリゼミの入塾条件は、公立中学では通知簿４以上にしているのです。それより下の子供では、いくら教えても聞き流して一向に成績は上げられません。塾で躾けようにも、最近では少し厳しく指導すると、躾も出来ない甘々の親がクレームを入れたり辞めたりするのでムリです「数回の授業で辞める生徒が増えている／父親が甘い場合が多い／会社もすぐに辞めるでしょう」「この数年に崩壊していること／子供の学力＜親の力／特に父親が甘い場合は、子供は矯正不能」。

躾の差である証明：三角形の面積

2年ほど前の文科省の学力テストではこの問題の小学校6年生の正答率は55%です。阪神間では半分近い生徒が中学受験で私立に逃げます。ということは、中学受験塾にも通わずに公立中学に通い、「今日の授業はっきりおぼえていない」と言っている通知簿３と４の生徒は、今の通知簿では公立中学で真ん中少し上程度のはずです。ということは、全体では下位半分以下です。この三角形の面積さえ出来ていなかったということです。「公立中学の通知簿３は、教えるのが無理になってきている」。

この問題、頭が良くないと解けないような問題ですか？そんなことないことは誰にでも分かるでしょう。授業をしっかりと聞く習慣がなく、家庭で宿題をまともにする気もなく適当な答えを書いて出してしまうようなことを続けてきたからです。

なぜこんな惨憺たる状況になっているのか？　半数以上の子供が中学受験塾に通って小学校では学ぶことなどない状態となり、塾で真剣に学習する彼らの休憩場になっているからです。一方で学習障害などを持った子供も普通学級で叱ってはダメだという指導の下で、小学校は学級崩壊を防ぐような運営しかできなくなっているのです。中学受験塾に通っていない子供では、この休憩場がデフォルトの状態となって、キチンと学習することが躾けられなくなっているからです。

そこに、「叱ってはダメ」とかに染められた親が子供に好き放題やらせて、自ら上昇意欲を持たない子供では壊滅的なことになっています。

この５５％は日本の大学進学率と同じ／甲南大学に進めるライン

日本の大学進学率は５割少しです。もちろん阪神間のような都市部ではもっと高いでしょう。でも、大雑把に言えば、小学校６年生で三角形の面積が求められる子供は大学に進学できることになります。

私の計算では、この大学進学志望者の中で上位５割にいれば産近甲龍には進めることになります「「産近甲龍は大学希望者の上位5割にいれば入れる／休日に2時間も自己学習する必要はない」。ということは、公立中学では上位に近い生徒しか進めないというこそです。今の絶対評価では公立中学では上位２５％に通知簿５、その次の２５％で４がつきます。ということは、授業をしっかり聞いて、自分で分からないところを学習する意欲があって通知簿が少なくとも４以上で埋っている状態の生徒が、今後もまじめに学習し続けないと産近甲龍には進めないということです。

通知簿が３で埋っている状態では、中学の時点でほぼ無理です。高校で頑張ればいいじゃない、って？　今の時点で落ちこぼれて基礎学力がないし、頑張る性根も躾けてこなかったじゃないですか？ダラケ切った高校生が自己改善して、今までの分も埋めるべく頑張ると思いますか？私は今までの経験でとても難しいと思います「産近甲龍は大学希望者の上位5割にいれば入れる／休日に2時間も自己学習する必要はない」。

もちろん例外はありますが。そういう生徒は高校受験の自己反省をして、高校入学直後から姿勢を改めます。でも少数です。「中学の学習と不連続な高校の学習／この中間テストで躍進した高校1年生の例から考える」。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。

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