バカげた英語長文読解の学習方法の流行で分かる「恐るべしZ世代!」、その他低学力用の問題集

某塾がお薦めしている英語長文問題集とはこんなタイプのものです

これ解説ではなく、問題なんですよ。解答が問題に書いてあるやん!そら勉強しやすいやろってか?

このSVOMを頭の中で構築しながら読んでいくのが長文読解なのです。そして、つまったら、人称や時制からじっくりと修飾関係などを確認してみる。その解答が書いてある文章をどれだけ学習しても学力など上がるはずはないでしょう? 特に、受験生を悩ませる不定詞や関係代名詞などの修飾句の答えがまるごと書いてあるのですから、1ミリも学習にならないと思う。上位の大学の入試問題では、こんな問題集をどれだけやったところで試験会場で独力で読めるようにはならない。

そして、この例に画像を載せている問題集、低学力用の問題集だと思うでしょ? 違います。この問題集は問題〇講シリーズで、中~上位向けの問題集です。ビックリですね! 私この問題集を見た時に「学力低下もここまで来たか・・・」と驚愕しました。こういう問題集が最近多く出回っています。そして自習型の某塾などが動画で「最新の問題集」と推薦している。

恐ろしいのは、この文型や修飾句の説明を書き込んだ文章を「音読する」と英語力が上がると宣伝している問題集が多いこと。自分で文法を頭から読みながら判断できるレベルでは音読しながら1回読めば理解できるし、それが出来てないレベルでは繰り返し大声で読んで何の効果があるの? 読むだけで、入試会場で解説もない文章を分かるようになるの?お経を棒読みして中に何が書いてあるのか分からないのと同じじゃない。

では、なぜこんなバカげた問題集や学習法が流行っているのか?ここまで解答を書き込んであり、サクサク読めむだけで学習が終わる問題集じゃないと下半分は学習さえしないからです。優秀な子供と普通以下の子供の学力差は昔より大きい。優秀な子供が上がって行ってるのではなく、下半分がますますダメになっている。この問題集を見ればよくお分かりいただけると思います。

ただただ安易に学習できるこういう問題集がサクサクと進められてコスパ・タイパ重視のZ世代には受け入れられないんでしょうか?恐るべしコスパな脳ミソのタイパ感覚!ChatGPTで人類はますますダメになりますね!

でも、Z世代でも優秀な層はそんなことは全くないですよ!だから、まともな人員を採用する競争は大変だぁ~=優秀な層だけ取り合い=人手不足、がよく分かりますね! こんな問題集使ってそれなりの大学に進んだのが企業で「マニュアル化されてないからできない」とか「教育が充実してないからできない」なんて言うんでしょうか? だから、「こんなヤツに教えていたら自分でやった方が早い」と就職氷河期で生き残った中間管理職が酷い目に合っていると・・・そして、定年延長でその上の世代も辞めさせられないと・・・

有益な問題集だが、こういう英語の学習と同じように利用すると大失敗するチャート式

数学でチャート式をを一生懸命学習して、成績が上がらない生徒は多いです。かくいう高校1年生の私がそうでした。エッヘン(´;ω;`)・・・

この手の数学の問題集は例題の下に解法が親切に書いてくれています。だから、自分で「こう考えるのか」「こう目をつけて解いていくのか」と理解して、地力で解法の下の練習問題を解くのです。しかし、多くの生徒は上の解法をになぞるように解いて理解した気になっている。で、テストで「これどう解くんやったか?やったはずやのに分かれへん」となり酷いことになる。これでは、上の英語長文の学習と同じではないですか!アホだった私と同じじゃないですか!!

そいう場合、チャートでは解かずに、学校から別に配られている4ステップやクリアーなどの解説がない問題集で解答をなるべく見ずに学習して下さい。分からなければ、チャートを辞書代わりに使って「なるほど」と理解して、そして学習ポイントを整理して、チャート式を閉じて独力で解きましょう!

私の場合、高校2年生から数研の入試問題集を解説を見ずに全問解き切るという無謀をやって、一気に数学の成績は国公立大学レベルまで上がりました。ここまで極端な学習は勧めませんが、独力で暗中模索して「こうすれば解ける」まで追い込むことが数学には必要です。チャート式はその手助けにはなるが、チャート式に頼っていてはいつまでも自立できません。

「そんな面倒なこと嫌だ!」「ウチの子が嫌だと言っておりますので、楽しくグ~ンと成績を伸ばす学習方法を教えて下さい!」という親子セットの皆さん、数学は諦めて私立文系にしましょう。それ以外のアドバイスはないです。でも、英語でも上のような問題集を使っているようなら、私立文系でもロクなことにならないとは思いますけどね。

その他の低学力用問題集「一問一答」

成績が上がらない生徒で人気の学習は、歴史や生物などの暗記科目で、教科書が難しすぎるから、教科書を読むのが面倒だから、一問一答という「~は○○です」式の問題集を丸暗記しようとするものです。ここでは社会について中心に書きます。

例えば歴史などでは、背景や流れ、その時の他国の状況と関係という歴史で一番大切なことを「面倒だ」と言って語句暗記だけしてお茶を濁そうとするような高校生が、まともな問題で答えられるはずがないやろ? 時代背景やそれを証明する資料が入試では出るに決まっています。有名大学で「~は○○です」っていう期末テストみたいな安直な問題が大学の入試で出るんか?そんなことも分かっていない時点でアウトです。

もちろん、一問一答は、教科書を読んで理解して、教科書の写真の資料もキチンと確認して、その後に抜けはないか確認するために使うのには有効だと思いますよ。その時には重要語句と一緒に「この資料、この時代背景とワンセット」で頭の中に走馬灯のように学習したことが浮き上がるはずです。そうでないと有名大学など合格するはずがない。

でも、産近甲龍どうかなというような高校生は、これだけで学習を済まそうとします。この手の問題集に赤シートを載せて暗記しようとしている生徒を見ると絶望しかない。

でも、こういう生徒に「教科書をまず読め!」といくら言っても面倒だからしないんですよ。学習能力云々の前に努力が出来ないんです。だから、その時点で私は諦めます。

確かに、社会の教科書は難しすぎて読みにくいことがあります。中にはその難解さを売り物にしている山川という教科書まである。この難解さが教師のプライドをくすぐり採用されることが多い・・・教師もアホなんか? でも、素晴らしい教師も最近は大勢いて、この山川以外の分かりやすい教科書を採用する高校も増えてきています。とてもいいことだと思います。

それでも教科書が難しい場合は一問一答などに走らずに、こういうていねいに優しく解説してくれる参考書を買ってください。ミドリゼミでは日本史を取る生徒には全員買わせます。これを読ませたうえで教科書を読ませます。教科書が山川で無理だったら、他の教科書をアマゾンで買いましょう。東京書籍などの分かりやすい教科書が売っています。もちろん世界史などでも同類の参考書は多くの教科でいっぱい出ているので、自分に合ったものを買ってください。

でも、理科はともかく社会では参考書などではなく、まず文科省検定の教科書を読みましょう。文科省検定の教科書からほとんどの入試問題は作られます。参考書や先生のプリントは内容に差異や偏りがあります。内容も資料も必要なことが検定されて一律に揃っていて、高校生全員が使っているのは教科書だけです。だから、教科書の内容から入試問題は作られます。まず教科書をキチンと読んでください。

もちろん、社会では教科書に載っていない難問奇問もあるでしょうが、教科書を読んだ上で、そこまでの対策が必要な志望大学なら「詳説山川日本史」でも読んでください。でもそこまでする必要がある大学は関西ではありません。京大も阪大も神戸大も二次テストに社会はない。共通テストにそんな難問奇問は出ない。私立も関関同立が上限で、教科書を読むのが精一杯な高校生ばかりで、そんな難問はみんなできないから合否に関係ありません。

理科は学校から配られるセミナーやαという問題集を教科書や参考書を読みながらやれば間違いないです。

尚、こういう解説を読んでも分からない=中学の社会レベルで分かっていない生徒の皆さんは、中学の教科書から学習し直してください。でないと高校の学習から始めても無理です。中学の学習が分かったという前提に高校の学習があるのですから。理科では学校の問題集をどうしても無理だというのでは私立文系にしてください。

それも面倒で嫌で「なんかエエ学習方法があるやろ。それを教えるのが塾やないか」という生徒及び親御様は、進研模試の合格判定相応の大学に推薦入学の希望を出してください。それ以外の学習指導も進路指導もない。定員不足の大学も多いですから、どこかで受かります。最良の学習指導と進路指導です。

結論

自分で考え納得することなしに他人から教えられることだけを期待する高校生など、関関同立以上の大学はかすりもしない。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。