本当の早期教育を考えさせられる新入生 中学受験も無駄?
1ヶ月ほど前に入学した小学校6年生、4月から新中学1年生
1ヶ月ほど前から小学校6年生の児童が入塾しました。緑ゼミは中学生と高校生しか入塾してもらっていませんが、この子どもの学習状況をお伺いして、 4月から中学1年生なのもあって、そこし早い目に入塾してもらったのです。
この小学校6年生が塾で何を学習しているのかというと、算数数学では、複素数から高次方程式。国語では古文です。
なぜこんな学習ができるのかというと、この子はこの能力がありながら、小学校から高校までの一貫校に通っていて、中学受験はしないからです。英検も準2級を持っています。中学受験に躍起になって、中学受験にしか通用しない鶴亀算などに夢中になっているお母さん、どう思われます?
本当に優秀な子供では中学受験も無駄
この生徒は、高校入学時には、高校の学習などとっくに終えていて、大学入試問題を3年間解き続けるはずです。このブログでは、高校2年生には高校の学習が終わる早期教育の中高一貫校には公立校の生徒は歯が立たないと散々書いてきましたが、その中高一貫校の生徒もこういう子供には歯が立たないでしょう
公立校では中学生で遅く無駄な学習に付き合っている間に中高一貫校の生徒はさっさと中学の学習範囲を終わらせて高校の学習を始めて、高校2年生までに高校の学習を終えて、残りの1年以上を受験対策に使います。だから、「国立大学の理系には公立高校から現役では難しい?/中学受験は必須」「経済格差は学力格差の理系/でも文系志望なら公立も私立も関係ない」「国立大理系は公立高校から現役ではもうムリ?/理系なら中学受験は必須」などと書いてきたのですが、その中高一貫校の生徒すら中学受験で中学受験にしか通用しない無駄な学習に時間を費やしている。
本当に優秀な子供は公文に行け!
この生徒が使っている教材は公文の教材です。それを私の塾に来ても学習しています。
この生徒に聞いてみると、数学は2年弱前から、古文も半年ほど前から始めたと言います。しかも1日に1時間少ししか学習していない。それでこのスピードで高校生の学習を制覇しようとしている。
中学受験塾で偏差値が5上がっただの、これなら一つ上の進学校に行けるだのに一喜一憂しているお母さん、どう思います? バカだと思いません?
公立校の生徒にもお薦めでいます!
小学校時代にも中学受験の過酷な学習があるだけではなく、私立の中高一貫の進学校に入ると、土曜日にも7時限目にも授業があり課題も多く、自己学習などできません。だから、この子供のような、マイペースの早期学習はできない。
一方、中学受験も無視し、「子供が自分で頑張るから高校などどこでも同じ」と腹をくくって高校受験の塾に通って「ひとつでも上」をしなければ、同じような早期教育は公立校では可能です。私は「高校受験塾に通って定期テストで5点でも上、高校でワンランクでも上を目指すのなら、余裕のある子供は高校の学習の先取りをして中高一貫校の生徒に負けない受験体制を取るべき」と言って来ました「高校受験の進学塾の最上位コースの中学3年生に感じた「哀れ」」。
この子供を見ていると、本当にそうすべきだと強く思います。
近い将来は中高一貫校ではなく、小中高一貫校が主流?
近い将来、小学校で中学の学習を終え、中学から高校の学習をはじめて、高校からは大学受験勉強に専念する小中高一貫校が主流になるのではないか?
進学校の生徒を見ていると、能力のある子供は、中学・高校受験という悪弊害がなくなり楽に効率的な学習が進められると思う。一方で、ものすごい落ちこぼれも出る。能力別にクラス分けして学習進度を設計した小中高一貫校があれば理想だと思う。


