公立中学は過半数、進学校でも半数近くは怠け者/成績が上がらない子供はテスト前でも通常運転

テスト前も通常運転

早い学校ではゴールデンウィーク直後、遅い学校でも5月の最後の週辺りから中間テストが始まります(二学期制の学校は別)。

テスト前2週間ぐらいからは通常の学習から切り替えてテスト対策をミドリゼミでは求めます。当然ですよね? 

ミドリゼミでは、中学生では普段は宿題もほとんど出しません。学習進度も遅く学習内容も簡単だから、塾にさえ来てくれていれば5教科満遍なく学習できます。でも、テスト前には、暗記に抜け落ちはないか、今まで学習して苦手だったところはできているかなど見直さないといけないところはあるわけで、せめてテスト前週間ぐらいからは学習量を増やしてほしいわけです。「中学生に予習と大量の宿題は不要/進学塾の都合だけです」「中学生は大量の塾の宿題をすべきか?/そんなに宿題をしないといけない学習を反省すべき

高校生になると教科数も学習量も増えるので、普段から満遍なく学習するのはムリです。普段は英語や数学の時間がかかる学習を地道に行い、マイペースで積み上げておいて、テスト前には他の教科:理科や社会などを詰め込みます。したがって、テスト前の高校生は大変で、睡眠不足と闘いながら学習することになります。高校生でテスト前に数学や英語の学習で「分からん」と言っているようでは、全教科壊滅です「新高校生の新学期の開始/数学の予習を!」「春休みには数学の予習を半年分やる!/中途半端な学習をするくらいなら英国社に専念しよう」。

いずれにせよ、テスト前には相応に踏ん張りが必要なわけです。

進学校でも「落ちこぼれる進学校の生徒の思考/中学・高校受験の塾の「宿題さえやっておけばいいだろう」から抜け出せない

成績の良くない生徒はテスト前でも通常運転

もちろん、ミドリゼミでは上にテスト前には「ギアを上げろ!」と叱咤激励はします。でも成績が上がらない生徒では、ボ~っとしていて切迫感もなく聞き流されます。それで、「アレも出来ていない,これも確認しないといけない、でもボケ~っとしてどうなってるねん!」とこちら側だけが焦っていて、本人はいたって吞気なものです。

でもね、テスト前になると「テストでいい点を取ろう。」と自ら踏ん張るような生徒じゃないと、成績なんか上げられないですよ。いくら学習方法だ、メソッドだと言っても、本人にまるっきりヤル気がないんですから。

当然、中学生の場合は学習の抜け、高校生の場合は壊滅的な出来になる教科が出てきます。高校生では、数学と英語さえまともに出来ていない状況でテスト前に突入する怠け者など、高校1年生の時点でFラン大学確定です。

この通常運転の大バカ野郎たちとは?/進学校でも多いです

阪神間では半数近い生徒が中学受験で抜けます。自ら中学受験に挑戦しようという上昇意欲が強い子供、そして親が中学受験でもさせてみるかと思える学力が高い子供の多くは公立中学には来ません「数回の授業で辞める生徒が増えている2/もう一つの大きな理由/公立中学や中堅高校の生徒の親が理解できていないこと」。

だから、公立中学では7割程度の子供が上に書いたような状態です。通知簿がオール4程度では、ほぼこんな状況です。テスト前に学校に提出する宿題さえやっておけばいいというレベルです。あるいは塾で言われた宿題をだけをやる。テスト前にその宿題で自分ができなかったこと分からなかったこと見直そうという子供は通知簿がオール4ということはないです。通知簿が5と4で埋っています。

ではその上昇意欲や学力が高い生徒が集まる中高一貫の私立校ではどうなっているのか?二番手三番手あての進学校であると、ほぼ半数が同じような状況です。学校の宿題さえやっておけばいいということで平均点あたりをとっても別に気にすることもありません。テスト前に見直さないといけないことは公立中学の子供と違って分かっていても、その努力まではしないのです。少子化と進学校の増加で、本来なら進学校に入れないような怠け者が入っているのです。3番手あたりの進学校など名前だけは進学校と言っても過言ではありません。

塾で「そんなことでは真ん中少し上の成績ではせいぜい関関同立だぞ、それでいいのか?」と繰り返し説教しても全く効果ありません。中学受験で親が張り付いて子供の尻を叩いて何とか下半分の成績で進学校に入れても無意味なのです「進学校に入学しても落ちこぼれる最大の原因」「進学校の中下位は、進学校に進学する意味がない/中下位の生徒に足を引っ張られる進学校」「進学校に入っても失敗するパターン2/神戸大学には絶対に行けない」「進学校に入っても失敗するパターン/神戸大学には絶対に行けない」。

机を隣り合わせて、別の世界にいる生徒たち/お互い理解できない

学校でも塾でも、こういう生徒たちと上昇意欲を持ってテスト前にふんばる生徒たちは机を並べて学習しています。でも、塾で見ていると、踏ん張りが効いてテストでそれなりの成果を残してくる生徒は、普段と同じ通常運転でダラダラと学習している子供など眼中にありません。

一方で、普段と同じ調子でダラダラと学習している生徒も、他の生徒が踏ん張っていることなど眼中にありません。進学校でも学校の進学状況を見れば彼らが一流の大学に進んでいるということなど分かりきったことなのに、彼らの努力を見て自分を正そうとなどと言う考えはありません。それでいていつまでも「神戸大学に行きたい!」と言い平均点あたりをうろうろしている。

コイツラは、甘い親の下で自分の価値観、自分の興味の中でしか生きていないことを許されて来たので、客観視ということが分からないのです「数回の授業で辞める生徒が増えている/父親が甘い場合が多い/会社もすぐに辞めるでしょう」。

できる生徒はだらしている生徒など眼中になく、できない生徒は他人がどれだけ頑張っているか測る客観的視野がない。完全に二極化している。昔のように「オレら、遊んできたから学歴とかは仕方がないねん。」という不良生徒はおらず、努力のない怠け者が努力をしている生徒の横で平気で酷い点数を取ってそれでも「神戸大」とほざく。

徹底的に甘ちゃんに育てた親は「どうにかしてください」と塾に丸投げして、「キミの甘い考えでどうにかなりと思うのか!まわりを見ろ!それでも分からんアホなら、勉強云々の前にムリ!そやからそんなアホな偏差値で神戸大なんか言ってるねん。せいぜい産近甲龍。」と事実を面と向かっていうと「ハラスメントだ」「そんな日度ことを言う塾は子供が行くのが嫌だと言っている!」ロ早々に退塾する。育て方の前に甘ちゃんの遺伝かとも思います。

何百人見てきても、未だに理解できない

そういう客観的視野がないから、自分の人生を大きく左右する入試というものが目の前にぶら下がっていながら、テスト前にギアも上げずにいられるんだと思うんですが、そのくせ、調査書だ指定校推薦だと騒ぐんですよ。この神経と思考回路が私には分からない。騒ぐくらいなら踏ん張っとけよと思うんですけどね。

で、こういう生徒は際限なく踏ん張らずに、際限なく同じ結果を繰り返してきます。正直でおバカな私は、「オマエさん、目の前のテストが調査書に大事なのは分かってないアホなんか?それとも、分かっていてもできない根っからの怠け者なんか?どっちやねん?」って、生徒さんに聞くことがあります。ホンマ、私にはこういう生徒の頭の中が分からないんです。

まあ、でもこういう生徒はテスト結果に文句は言っても、悔しいことはないみたいですな。ホンマに頑張って失敗した生徒は、塾で泣きますもん。男の子でもです。泣くほど悔しい子供は、次必ず取り返してきます。

多くの生徒を見てきましたが、悔しさに泣いたこともない80%くらいの生徒に対しては、「テスト1週間前くらい、眠い目を擦って必死になられへんのか?」とマジで思います。私が親なら、情けなくて泣きますな。

ギアが上げられない子供のテストの受け方

まともな準備をする心構えもないんだから、緊張もしません。それはいいことなんですが、一方で呆然とテストを受けるだけなので、時間配分や、問題の難易を判別して解く順序を考えて受けることもしません。漫然と1問目から問題を解き始め、途中から時間がないと焦って解きだし、できる問題で焦ってミスを連発して、難しい問題に時間を取ってもどうせ出来ないというような、アホなテストの受け方を繰り返します。勉強でもテストでも緊張感がないんですよ。

もちろん、私の塾ではテストの受け方も指導しますが、何度失敗を繰り返してもテスト前にしっかりと勉強しないような連中、テストを前に緊張で震えたこともないような連中が、テストで思い出してくれることはありません。

ホームページはコチラ

芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。