キリストの博愛/クリスマスに手術を受ける私に神のご加護を
でも、局所麻酔の手術ですから、塾は休みません
手のケガの後遺症からか、左手親指に不都合があって日帰り手術を受けてきます。タイピングできないので、ブログは更新できません。
神の御心のままに アーメン・・ということで、お誕生日の主を紹介しますぅ~
イエス・キリストは、今のイスラエルに住んでいたアラブ系のユダヤ人です。中世のビザンティン様式の教会では、そのキリストの風貌が、まだ忠実に再現されています。当時、イタリアやギリシャ、それにトルコ、イスラエルの中東を統治していたのは東ローマ帝国=ビザンティン帝国でしたから。キリストは、ラテン系ともアラブ系とも見えるような雰囲気です。
シチリア、パレルモ郊外のモンレアーレにあるビザンティン様式の大聖堂、パレルモ市内にも大聖堂は2カ所ありますが、どれも壮麗です。しかし負けず劣らず素晴らしいのは、イエズス会のジェズ教会です。一番下に写真を載せておきます。
近世へ/見事、都合よく改変
完璧にゲルマン系やないか~い。エルサレムをオスマンに取られ、アラブ系は敵国になってしまったからでしょうか。そしてキリスト教はゲルマンにも普及していたからでしょうか? こうして、キリスト教は白人の白人による白人のための宗教になったのでございます。
教祖様の聖地を異教徒で有色人種に奪われた白人たちは、怒り心頭だったでしょうな。こんなそんなで、聖地奪還を目論んで十字軍を出して、さらに酷い目に合うわけです。キリスト教徒の「異教徒になら何をしてもいい」というのは、こうして始まったんじゃないかと思うんですよ、私は。
現代/科学って残酷ですな
いや・・・そら、白人の皆さん、ブチ切れるでしょうな・・白人の皆さんが後生大事に信じているキリスト教は、今やイスラム教徒となって、最近では移民政策の失敗で色々とトラブルの種になっている中東の異教徒が作ったものなんですから。
まあ、移民問題も、自分たちが「何をしてもいい」と植民地政策でまいた種なんですから、自業自得ですわな。
秀吉を激怒させたイエズス会の教会 パレルモで一番美しい
イエズス会は、戦国時代に日本で布教活動を開始しました。当時、キリシタン大名たちは、イエズス会の宣教師を先導役としてやって来た商人との貿易で、銀などはもちろんですが、奴隷でも支払いました。
秀吉は九州で大規模に行われていた奴隷売買にブチ切れて、イエズス会に手紙を書いて日本人の奴隷売買を中止するよう命じました。異教徒になら何をしても良いというキリスト教の慈悲が、信仰を先導役として多くの奴隷売買を生みました。秀吉が発布したバテレン追放令には、「奴隷売買の禁止」が明記されています。キリシタン大名なんて響きの良い名前に騙されてはいけません。
この美しい教会は、白人によって奴隷にされたアジア人や南米のインディオ、黄色人種の恨みの結晶なんです。尚、この教会の地下にはカタコンベがあります。こんなことをしでかしてきた坊主たちは大事に葬るんですな。
因みに、「バテレン追放令」は名前は過激ですが、内容は「信心は本人次第である。大名が強制してはならない。人身売買はするな。普通の貿易は続けて良い。」という、すごくまともなものです。
博愛がキリスト教の教え? それは白人の中だけで通じる話です。
これがキリスト教の本質で、白人の意識の根底にあるものだと思い知りましたよ。だから、二次世界大戦の日本に対する戦争犯罪、大都市部の絨毯爆撃や原爆投下での無差別殺人も平気だったのだと思わずにいられません。
と言うことで、かように信心深い私に試練が・・・
私の左手にも、神様のご加護を!
じゃあね~、皆さん良いお年を!