ダメな成績から脱却できない生徒/なんだかんだ言いながら満足してるんです
同じような成績を取り続けて改善しない生徒
同じような失敗を繰り返す生徒。毎回テスト前に出来ないことがあふれ出す生徒。そして、毎回同じような酷い結果を取って来る生徒。彼らには、いくら改善策をアドバイスしても、いくらスケジュールを守るように管理しても、決して行いません。
頑張って成績を上げようとするより、安楽に過ごすことに頑張り、誤魔化し、ウソをつき、目を背け続けます。そして、毎回酷い点数を取り続ける。
「そこまで頑張ったんなら、仕方ないやないか。」と言える生徒など皆無で、「あれほど言ったやろ。何回痛い目にあったら気が済むねん。」とこちらが呆れないといけない生徒ばかりです。
頑張ることに頑張らないで、頑張らないことに頑張る子供たちを見ていると、現状に満足していて変わることを拒否しているようにしか思えません。それか、反省のないアホかです。
満足してるか、向上心がないんですから、塾に行かせてもムダです
塾に行かせ、叱りつけ、成績が上がる生徒はどのくらいいるでしょう? 非常に少ないと私は思います。
塾に行って成績が上がる生徒は、入塾を機会に心を入れ替えて頑張ろうそいう生徒で、それを実践する生徒以外はありません。塾など、所詮他人の手助けであって、それに頼ろうとする時点で間違っているんです。塾を頼るのではなく、塾を利用して成績を上げようという気構えがないことにはまず無理です。
今の酷い成績に満足してのほほんとしているか、今の酷い成績が将来何を招くのか中学生にもなって分からない脳みそなんですから、塾に行かせて勉強だけできるようにするというのは無理です。
そこで私が教える改善策
今ののほほんとした生活に満足しているんですから、その満足を土台から壊せばいいんです。「次同じような成績を取ったらクラブを辞めさせて、スマホを解約する。」「私立に行かせてる値打ちはないから、公立に変わらせる。」とマジで言って、本当に実践することです。
将来が分からないようなアホなら、分かるように目の前に差し出してあげればいいんです。「甲南大学も行けないボンクラに学歴など不要。高卒で働け。甲南大学より下の大学なら、受験料金も入学金も授業料も出さん。」と言い渡せばいいだけです。
とてもシンプルで簡単です。
ただ、子供は親の本気を見透かしますので、本気で突き放すことです。「真剣な学習ができない子供たち/大人の通過儀礼が必要なのか?」の通りです。