学校や塾で出来ないこと/トータル・マネージメント

トータル・マネージメント

子供の能力・資質・適性・嗜好・性格を汲み取って学習指導や進路指導を行うことが、今の学校や塾のシステムではできていません。だから、英語と数学が同じような成績・偏差値の子供では進路も学校や塾は判断できずに、結局は「どの学部・学科に行きたいの?」と親や子供に聞くしかありません。ところが、その親や子供も適性が分かっていないために、社会風潮や雰囲気だけで「情報系の学部に行きたい。」などと言うことが多いです。

ところが、数学の偏差値65とはいっても、「学習不足なだけで叩いた伸びるな。」とか、「真面目で基本問題を丸暗記で解けてるけど、上位大学の理系の難問は厳しい。」って、誰が判断しているんでしょう? 

教師や集団塾の先生、それに塾の教室長なんかは得点や偏差値を見ているだけで、どの問題でどのような状態なのかは見ていません。現場で直接見ているのは個別指導の学生だけです。ところが、この学生は未熟で判断力がないことが多いです。大昔、私の塾で生徒を多くとってアルバイトに分からない解き方だけ教えてもらっていたことがありますが、学生では「学習不足なだけで叩いたら伸びるな。」など分からないです。

偏差値の数字や「分からない」という生徒の短い言葉の裏に隠れた原因や資質というものは、毎日毎日2時間も3時間も大人が顔を突き合わせて初めてわかることが多いです。

だから、こういう進路指導になる

数年前に、この辺りの進学公立校で定期試験ではトップの成績を取り続けていた生徒がいました。ところが、模試になると順位は10数番にさがり、偏差値も合格判定も大阪大学〇、京都大学×と出ます。

私が日頃教えている感覚でも、努力型で基本問題は着実にこなす生徒でした。京都大学や国公立の医学部行く生徒は、努力型ではないサムシングの天才がないといけないんです。だから、私はこの生徒に「京大はムリ。良くて阪大。」と言い続けて、本人も努力型だと言うのが分かっていたのでそう考えていました。

ところが、3年生の担任が定期テストの学年順位だけをチラ見して「京大行けるんじゃない?わが校の1番は京大に行く。」と言ったんです。それで舞い上がった生徒は京大に志望校を変えて失敗しました。「教師の無責任な一言で失敗した優等生の大学受験

高校の教師など、自分の教科でも得点が分かっているだけで他の教科のことなどまるっきり分からないんです。成績表の紙きれだけを頼りにして、生徒のことをロクに見ていないのなら、無責任に進路指導などすべきではないです。

でも、そういうことも分かっていない方がこういうことを書いて騒ぎます。

当塾の基本的な考え」「読めない・書けない子供たち/それをビジネスにする悪人」で書いたような方々です。

「小学校時代に野放しにされて緩み切っていて、象形文字のような漢字やアルファベットを書いて平気な生徒では、厳しく躾け直す必要がある。」と私が書いて、ツィッターで「障害者を何と思っているんだ!」と炎上させられました。まだしつこく食い下がってくるのもいます。「当塾のグーグルマップに、このようなバカげた中傷が投稿されました/だらしない子供を肯定して低学力・低学歴・非正規に子供を追い込む悪人たち

こういう方々は、私が毎日子供と2時間も3時間も顔を突き合わせて、その上で、「コイツ、サボっているだけで、このまま放っておいたら大変なことになるから、今締め直さないといけない。」と親にも連絡を取ってやっていることが分かっていないんです。

だから、私の塾の最大の売り物はトータル・マネージメントです

この塾は、そういう学校や他の塾ではできないことを一番の売り物にしています。ここは集団方式の個別指導ですから、手取り足取りが希望なら一対一の個別に行った方が良いし、偏差値73以上で難問専門の解法解説を望むなら鉄緑会なんかに行った方が良いです。でも、芦屋高校から神戸高校まで、甲南大学から大阪大学くらいまでなら、学習指導から進路指導まですべてをカバーして面倒を見ます。

阪大の入試問題を分からないと言われればその場で解いて解説しながら、「この中学生、小学校の単位計算でつまずいてるわ。」と小学校のドリルを渡たすことができる塾、それで「キミは阪大の難問はできない。努力しても出来ない。だから共通テストで十分な成績を取って、二次では難問を捨てて基本問題だけ解く。それで届かない共通テストの得点であれば神戸大学にした方が良い。神戸大学の問題は簡単なので、努力すれば解ける。」、一方で「こんな象形文字みたいな漢字を書いて! キチンと部首を認識して書かんかい!漢字はスケッチと違うで!」なんて言える塾はそうないと思います。

私の塾は、ウソも言わない代わりおべんちゃらも言いません。時には「最後に決められるのはアナタ方ですが、親御さんのお子さんに対する認識は間違っている。そんなことを言っていれば、絶対に失敗する。」と保護者に言うこともあります。「そこまでこの子供を追い詰めても、良いことは何もない。」と熱心過ぎるお母さんに言うことも多いです。毎日塾に来さされて音を上げている子供にはビデオなんかを見せて親に内緒で休憩させることもあります。

もちろん、上位の高校に下位の成績で行かせて落ちこぼれさせるなどバカなことはしません。「進学校とはどういうところか?/優秀な生徒を搔き集め、チャート式も理解させられず多くは関関同立で精一杯、そういうところです」小規模な塾ですから、生徒集めのために進学実績を作り上げて宣伝をする必要はありません。というか、何より私の心情が許しません。

それは、20年以上、「コイツ高校に行けるのか?」という子供から「さすが甲陽のトップクラス。そら京大行くやろ。」という子供まで、500人以上の生徒を毎日毎日2時間以上直接あらゆる教科で教えてきたから言えることなんです。あるいは、子供の将来のために親御さんに言わないといけないと思うんです。ここはそういう塾です。

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芦屋で500人以上、個別指導20年のベテラン講師が、毎日・全教科、中学生と高校生を指導します。御影高校・神戸高校、関西学院・同志社・神戸大学・大阪大学を目指す特進個別塾です。