同志社アメフト女性暴行事件と総合型選抜/大学の授業料値上げなしに総合選抜は維持できない

中・下位層の大学は総合選抜ばかりになる/いや、下位層は中国人留学生頼みになっているんだが?

「難関大以外は偏差値終わり」駿台予備校部長/とっくに終わってますよ」でこのような記事を紹介しました。難関大以外は偏差値終わり」石原賢一・駿台予備校部長: 日本経済新聞 (nikkei.com) 全国模試で偏差値55未満の中下位層大学では一般入試から総合型選抜(旧AO)に向かう。

もうそうなってますよね!少子化で学生が減って中下位層では子供の取り合いになっている。だから、願書を夏休みに送ればほぼ無試験で合格できる青田買いの場に総合選抜はなりつつあります。その青田買いさえできない下位大学では、中国人留学生が主体になり不法在留者の温床になっていますが、文科省の天下り先なので政府は何の手も打てない。

有名私立大学の場合も増えています! その理由

多くの有名・名門私立大学でさえも、半数は内部進学・指定校推薦・総合選抜などの生徒が半数を占めるようになっています。こちらは、生徒集めに苦労するわけでもないのにです。

私が考えるに、理由は「名門の看板死守」です。一般受験の人数が従来のままでは、少子化の影響で以前より質の悪い生徒が合格することになり偏差値は落ちてしまう。だからと言って大学の定員を減らすわけにもいかない。却って学部を増設して、少子化の中で学生数を増やしています。じゃあ、偏差値が関係ある一般受験の合格者数を減らすために、内部進学・指定校推薦・総合選抜の門戸を広げて外部受験の門戸を狭めるしかない。「神戸大と同志社は同レベルになった?/付属校と指定校推薦を乱造する理由/手の届く私立の名門化

その結果の事件かも知れません

今回「《同志社アメフト部4人暴行事件》容疑者の供述「女性と認識の違いがあった」は示談に持ち込もうとする“打算”なのか | 週刊女性PRIME (jprime.jp)」という事件がありました。プロレスラーのような男4人に乱暴された女性はどれほどの恐怖だったでしょう。それに、今までも泣き寝入りしている女子学生は多いかもしれません。

このクズのような犯行を犯した学生の出身校が早くも晒されています。この4人の犯人のうち、高校の偏差値と高校時代のアメフト部の経験から考えて一人は総合選抜=スポーツ推薦でしょう。一人は付属校で高校時代にアメフトをしています。もう一人も高校の偏差値から考えると総合選抜臭い。一般受験か指定校推薦でまともに入った可能性が高いのは一人だけです。

大学の名前を花形スポーツで上げるため、スポーツ推薦は昔からありました。だから、この事件は別に偏差値の低い学生が推薦入試等で名門大学に入って起こしたというのはこじつけかもしれません。

でも、私が見ている限り、付属校の生徒で特に男子は努力も知らずに世の中を舐めている子供が多いです。この犯人の「女性も同意していた。」という言い分、舐めてるでしょ? 指定校推薦でも、中学受験が盛んでなかった昔でも関関同立は4.0の評定が必要でした。中学受験が盛んになり、進学校でも公立のレベルが落ちていいる今、この評定が3.8などに下がっていることさえもあります。昔より、やはり質の悪い学生が多くいることになります。総合選抜の門戸が広がれば同じことが起こるはずです。

私が知る限り、付属校の生徒の中には、「こんなのを会社で採用したらえらいことになる。」というのがゴロゴロいます。問題は、勉強しないことより、勉強もせずに看板を得られるから世の中を舐めたのが多いということで、ロクなことにならないということです。「関関同立クラスの名門大学が壊滅する予感/付属校の生徒の学力などから

そこまでは酷くないでしょうが、やはり総合選抜や指定校推薦の合格者は一般受験の合格者より受験に揉まれずに甘い生徒が多いです。総合選抜の間口を広げて、こんな甘い考えの学生を増やしていいんでしょうか?

アメリカでは総合選抜だけじゃん!という方へ

大学入試で厳しい選択をする日本とは違い、アメリカでは厳しい授業や課題、テストで大学で選抜が行われるんです。半数近くの生徒が辞めていくことなど、名門大学なら当たり前です。だから、総合選抜のような緩い大学入試が許されるんです。

こんな選抜方式をほぼ全員卒業させる日本の名門大学で行ったらどうなると思います? 新卒一括採用を取る日本では、経験者やインターンでマジに働かせて評価の確定している人物を採用するアメリカのような雇用習慣もないんですよ。「週98時間労働、燃え尽き症候群…過酷な労働条件でもゴールドマン・サックスにはインターン希望の学生が殺到 | Business Insider Japan

この犯行の犯人のような学生を「〇〇大学出身なら大丈夫だろう。」で企業は取ることになるんです。とんでもないことになります。大学は自らの看板を自ら壊しているようなものです。あるいは、日本でも人物と経歴がはっきりと分かる中途採用が主流になるかです。

それに、授業料が高くなる

アメリカの大学の授業料が高い理由分かりますか? インフレで物価が違うからにしても酷すぎます。半分の学生を退学にするには、入学時には卒業生の倍の施設と教員を用意しておかなければいけないということになり、それを在校生が負担することになるからです。

だから、総合選抜の緩い大学入試を肯定して、卒業生の質を確保しようとするなら、日本でも半分退学させて、授業料を年間200万円近くにしないと大学のクオリティは維持できないわけです。

可能性のある人材を広く取って、現場で実際に見聞して淘汰すればいいというのは、大学から職場までアメリカの文化です。アメリカは大学でも企業でも、現場でテストをするコストを払って優秀な人材を取ります。言い換えれば、個人にも高額な授業料や退学、馘首のコストとリスクがかかるわけです。

日本社会はそのコストやリスクを払う代わりに、大学も企業も入る時に絞るんです。だから高校生も就活生も、それなりの成績や学歴を用意しなければいけない。金もリスクも払わずに、大学入試は緩い総合選抜で、後は大学卒業から就職、退職まで護送船団方式はあり得ない。

こんなことまで分かって、「偏差値偏重は悪」と言ってるんでしょうか?

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