女性貧困の原因/年金分割と若年妊娠/こういう英語を高校で教えてほしいですな!
Divorce Rate Rising Among Japan’s Mature Couples
The report, released at the end of August 2022, showed that out of around 193,000 couples who divorced in 2020, 21.5% had lived together for 20 years or more. This is almost four times the percentage recorded in 1975.
なんと、2020年に離婚した夫婦のうち、21.5%は20年以上連れ添った熟年離婚だということなんです。まあ、20年以上と言っても子育て真っ最中の40歳くらいから年金生活の70歳と幅が広いですから何とも言えません。子育て中の女性の場合、金銭的な自立なしにはなかなか離婚できないから、年金が分割されるのを機にという年配の方の離婚が多いのかもしれません。
でも、夫婦で20万円の厚生年金なら何とか生活できても、片割れで10万以下では貧困に陥りますから、「老後は一人で清々と」とはならないんじゃないのかなぁ。
women aged 19 and under, 72% of their marriages end in divorce.
The data also showed that married men had the highest divorce rate when they were between the ages of 20-24, when almost 50% of their marriages end in divorce. The divorce rate was nearly as high for women in their early 20s, but it was highest among women aged 19 and under, when 72% of their marriages end in divorce.
20~24歳の若い夫婦では半数が離婚する。特に、19歳以下の女性では72%が離婚する。まあよく言われることですな。多くは安易に「お付き合い」してデキちゃった婚した場合です。結婚してから相手の本性を知ったのか、経済苦から離婚することになったのかどちらが多いかは知りません。
でも確実に言えることは、この72%の女性の多くは高卒で子供を抱え、まともな職にも就けずに貧困の中で一生を終える可能性が高いということです。こういう女性がまた安易にお付き合いし、あるいは経済苦から男性を頼り、ソイツもロクでもないヤツで、自分の子供ではないから虐待して、時には女性は虐待が分かっていても生活のために見て見ぬふりをして子供が殺されるニュースは連日目にします。また、便器やロッカーから新生児の遺体が発見されたニュースも珍しくないです。
私は基本的に、大阪大学や神戸大学に行ってソコソコの会社員になるのであれば、中学受験も経済格差も関係ないという立場を取ります。長い経験から、「経済格差は学力格差ではありません/噂と広告に乗せられる親たち」「経済格差は学力格差なのか」という立場を取ります。でも、この話の前提は、「私が親なら行う子育て/簡単で間違いがない/ゲーム・そろばん・公文・中学受験を利用」のように、小学校時代にキチンと躾けられていることが大前提です。
こういう状態に追い込まれたら、塾なんかに入れる経済的余裕もないし、かと言ってお母さんは働かなければいけないから自分で子供をキチンと躾けることも難しいでしょう。この場合、世間でよく言われるように「貧困の連鎖」ということに繋がると思います。若年妊娠で生まれた子供は、その結果学習や学歴に将来を見いだせずに目標を失って、やはり目標もない男と適当に「お付き合い」を楽しみデキちゃった婚を繰り返すことになるかもしれません。
沖縄で離婚率が高い一因
It was also found that Okinawa was the prefecture with the highest divorce rate, at 2.36 divorces per 1,000 people in the prefecture. This was followed by Miyazaki at 1.79 divorces per 1,000 people, Fukuoka at 1.77, Hokkaido at 1.75 and Osaka at 1.73.
都道府県別離婚率は沖縄が一位です。理由はこの英文では書かれていません。でも面白い記事を発見しました。「若年妊娠率全国平均2倍の沖縄が抱える根深い課題 | 10代の性と妊娠 (nippon-foundation.or.jp)」
沖縄の経済状況が日本で一番悪いことが原因なのか、あるいはおおらかな県民性を含めた地域特性からなのかは分かりません。経済だけを考えると、大阪や福岡が上位に来るのも納得できない話です。ただ、大阪などは平均の所得が高くても、経済格差や地域格差が狭い域内でも大きいからかもしれません。
大阪に生まれ育った私としては、大阪の狭い地域でも地域特性や格差は大きいことを知っています。大阪でも南部や東部と北部では、全く世界も雰囲気も違います。その南部などの中でも地域でまったく状況は違います。町の境を越えたら別世界で荒れているというのはよくあることですから。大阪の場合、この状況はただの地域差だけでなく、特定の原因にも起因します。
私の生まれ育った地域はただの郊外でしたが、私の中学は校区が広く5つの小学校が集まり1学年21クラスある日本で2番目に大きな巨大校でした。大阪のベッドタウン開発のど真ん中にあったんです。その中で、一番端の北部エリアの小学校区が問題ある地域で、そこから来るヤンキーには散々いやな目に会いました。
そして、そういう特性が嫌でそこから脱出できる人間はさっさと大学から外に出てしまい、難波まで20分の便利な土地でも帰ってきませんでした。私だって大学で神戸の街や阪神間の住環境を知った時から大阪の堺には戻る気はありませんでした。
もちろん、問題ある地域の子供たちは、中学時代から「お付き合い」を楽しんでおられて、早く子供を持ちます。私たちとは別人種でした。そういう方々は比較的地元に根付き連鎖を引き起こします。その結果が私の中学でもあったわけです。このデータの上位の府県でもこういうことが起きているのかもしれません。
私の結論
この英語を高校生の教科書に乗せて、安易な「お付き合い」は止めさせるべきかと思いますが、いかがでしょう?